Mac で音声入力キーワード語句およびメニューを使用する
拡張音声入力をオンにすると、音声入力キーワード語句を有効にすることで、テキストを音声入力していないときでも音声入力を開始したり、音声入力コマンド(音声認識コマンドとも呼ばれます)を使用したりできます。
音声入力キーワード語句を使用することで、語句の後に音声入力コマンドが読み上げられることが認識されます。たとえば、語句が「コンピュータ、」の場合は、「コンピュータ、音声入力を開始」と読み上げることができます(音声入力キーボードショートカットを押す代わりに)。高度な音声入力コマンドを有効にした場合は、「コンピュータ、Finder に切り替える」や「コンピュータ、番号を表示」といったコマンドを読み上げることができます。
注記:音声入力コマンドを使用するには、「音声入力」をオンにする必要があります。
音声入力キーワード語句を有効にする
Mac で、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「アクセシビリティ」をクリックし、「音声入力」をクリックします。
「次のキーワードで音声入力を有効にする」をクリックします。
「コンピュータ」以外のキーワード語句を使用するには、新しいキーワードを入力します。最適な結果を得るために、3 音節から成る単語または語句か、2 つ〜 5 つの単語を使ってください。
「音声入力」メニュー がメニューバーに表示されます。メニューをクリックして、使用できる音声入力コマンドのリストを表示したり隠したり、Mac がコマンドを聞き取る方法を変更したりできます。
Mac が音声入力コマンドを聞き取る方法を変更する
キーワード語句を使ってコマンドを聞き取る:メニューバーの「音声入力」メニュー をクリックして、「キーワードを使って聞き取り」を選択します。これはデフォルト設定です(メニューの「聞き取りキーワード:“キーワード”」)。
この設定では、Mac はキーワード語句を聞き取ることで音声入力コマンドを識別します。たとえば、コマンド「下に移動」を使用するには、「コンピュータ、下に移動」のように、まずキーワード語句を読み上げる必要があります。「下に移動」と読み上げるだけでは、コマンドは実行されません。
キーワードなしでコマンドを聞き取る:メニューバーの「音声入力」メニュー をクリックして、「キーワードなしで聞き取り」を選択します。
この設定では、キーワード語句を読み上げる必要はありません。Mac は常にコマンドを聞き取っています。たとえば、「下に移動」と読み上げるだけでコマンドが実行されます。キーワード語句が必要ないときは、Mac は聞き取ったコマンドをすべて実行しようとします。つまり、友人と話しているときに「下に移動」を聞き取ると、このコマンドを実行しようとします。
注記:ログアウトまたはシステム終了した場合は、次にログインまたはコンピュータを再起動したときにオプションはデフォルト(キーワード語句を使用)にリセットされます。キーワード語句なしで音声入力するには、もう一度「音声入力」メニューから「キーワードなしで聞き取り」を選択します。