Logic ProでのMackie Controlのディスプレイの概要
Mackie Controlの最上部には複数のディスプレイがあります。それぞれに異なる情報が表示されます。
ディスプレイ
メインの液晶ディスプレイ(LCD): メインLCDは8列に分かれていて、それぞれに2行のテキストが表示されます。各列には、その真下にあるチャンネルストリップコントロールの情報が表示されます。表示される情報は、各種のパラメータを編集するときや、ミキサービューまたはチャンネルビューがアクティブになったときに変わります。通常、各列の上の行にはトラック名(またはチャンネル名)の略号が、下の行にはパラメータ名の略号とその値が表示されます。
モードによっては、対応するコントロールを動かしているときに、長いパラメータ名(またはその他のテキスト)がLCDに短時間だけ表示されます。ディスプレイと長いパラメータ名の表示時間は、「コントロールサーフェス」設定で設定できます。編集設定について詳しくは、「Logic Proユーザガイド」を参照してください。
注記: LCDでは、丸い引用符やウムラウトなどの8ビットASCII文字は、最も近い7ビットASCII文字に置き換えられます。
「ASSIGNMENT」ディスプレイ: メインLCDの右にある「ASSIGNMENT」ディスプレイ(モードディスプレイとも呼ばれます)には、現在のアサイン状態を示す2文字の略号が表示されます。チャンネルビューがアクティブな場合、ディスプレイの右下隅にピリオド(.)が表示されます。
タイムディスプレイ: 「ASSIGNMENT」ディスプレイの右にあるタイムディスプレイには、現在の再生ヘッド位置が、音楽的な時間区分(BEATS)またはSMPTEタイムコード形式(SMPTE)で表示されます。このディスプレイの左にある小さなLEDは、現在の表示形式を示します。
形式が「BEATS」に設定されている場合、タイムディスプレイの4つのセグメントには、現在の再生ヘッド位置が小節、拍、拍のサブディビジョン、およびティックで表示されます。
形式が「SMPTE」に設定されている場合、タイムディスプレイの4つのセグメントには、現在の再生ヘッド位置が時、分、秒、およびフレームで表示されます。
形式を切り替えるには、「SMPTE/BEATS」ボタンを押します。「コントロールサーフェス設定」ウインドウにある「クロックディスプレイ」パラメータで、デフォルト形式を設定することもできます。「Logic Proユーザガイド」を参照してください。
ソロLED: ソロLED(Mackie Controlでは「RUDE SOLO」)は、チャンネルストリップがソロに設定されているか、ソロモードがオンのときに点灯します。チャンネルストリップをソロにしたあと、フェーダーバンクを切り替えたために、そのチャンネルストリップのソロLEDがコントロールサーフェス上で非表示にされているときには、このLEDが役立ちます。