Logic ProでMackie C4のビューを使う
C4にはいくつかのビューが用意されており、ビューによってV-Pot/V-SELボタンに表示されるパラメータが変わります。
パン/サラウンドミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 18(ラベル: Surrnd Mixer)を押します。
パン/サラウンドミキサービューでのアサインは以下のようになります:
1列目で、パン/サラウンドパラメータ1を調節します。
2列目で、パン/サラウンドパラメータ2を調節します。
3列目で、パン/サラウンドパラメータ3を調節します。
4列目で、パン/サラウンドパラメータ4を調節します。(上から順にパン/アングル、ダイバシティ、LFE、スプレッド、X、Y)
「SINGLE」の左右のボタンを押すと、1列目で編集できるパラメータが変わり、それに応じて2~4列目で編集できるパラメータも変わります。
パン/サラウンドチャンネルビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 26(ラベル: Surrnd)を押します。
パン/サラウンドチャンネルビューでは、1列目でサラウンドチャンネルの8個のサラウンドパラメータすべてを編集します。ステレオまたはモノラルチャンネルが選択されている場合は、V-Pot 1でパンまたはバランスパラメータを編集します。
チャンネルストリップミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 17を押します。
4列目で編集できるパラメータを切り替えるときは、「BANK」の左右のボタンまたは「SINGLE」の左右のボタンを押します。
それに応じて1~3列目で編集できるパラメータも変わります。
チャンネルストリップミキサービューでは列の順番が逆になり、一番下の列でパラメータ1を調節します。
4列目(一番下の列)のV-Potで、現在選択されているチャンネルパラメータを調節します。3列目でチャンネルパラメータ2、2列目でチャンネルパラメータ3、1列目(一番上の列)でチャンネルパラメータ4を調節します。
V-Potで編集できるチャンネルパラメータの順序は次のようになります: 音量、パン/アングル、入力フォーマット、入力アサイン、出力アサイン、オートメーションモード、グループ、表示されるオートメーションパラメータ。
EQミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 19(ラベル: EQ Mixer)を押します。
EQミキサービューの場合:
1列目で、選択したEQバンドのバイパス状態を設定します。
2列目で、選択したEQバンドの周波数を調節します。
3列目で、選択したEQバンドのゲイン/スロープを調節します。
4列目で、選択したEQバンドのQ値を調節します。
「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンで、EQバンドを選択します(選択したチャンネルストリップにChannel EQまたはLinear Phase EQが挿入されている場合)。
EQチャンネルビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 27(ラベル: EQ)を押します。
EQチャンネルビューでのアサインは以下のようになります:
1列目で、8個すべてのバンドの周波数を調節します。
2列目で、8個すべてのバンドのゲイン/スロープを調節します。
3列目で、8個すべてのバンドのQ値を調節します。
4列目で、8個すべてのバンドのバイパス状態を設定します。
選択したチャンネルにChannel EQまたはLinear Phase EQが挿入されていない場合は、EQチャンネルビューに切り替えると、Channel EQが自動的に挿入されます。「TRACK L」/「TRACK R」ボタンで、前または次のチャンネルに切り替えることができます。Channel EQまたはLinear Phase EQが挿入されていないチャンネルに切り替えると、C4のディスプレイに「–」と表示され、そのV-Potは機能しなくなります。
センドミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 20(ラベル: Sends Mixer)を押します。
センドミキサービューでのアサインは以下のようになります:
1列目で、選択したチャンネルの選択したセンドスロットのセンド先を設定します。
2列目で、センドのレベルを調節します。
3列目で、センドの位置(プリ/ポストフェーダー)を調節します。
4列目で、センドのミュート/ミュート解除を切り替えます。
「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンで、センドスロットを選択します。
「TRACK L」/「TRACK R」ボタンで、コントロールサーフェスグループに含まれるチャンネルストリップ数単位で左または右のフェーダーバンクに切り替えます。
センドチャンネルビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 28(ラベル: Sends)を押します。
センドチャンネルビューでのアサインは以下のようになります:
1列目で、選択したチャンネルストリップのセンド1~8のセンド先を設定します。
2列目で、センド1~8のレベルを調節します。
3列目で、センド1~8の位置(プリ/ポストフェーダー)を調節します。
4列目で、センド1~8のミュート/ミュート解除を切り替えます。
「TRACK L」/「TRACK R」ボタンで、前または次のチャンネルに切り替えます。
エフェクトアサインミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 21(ラベル: PlugIn Mixer)を押します。
エフェクトアサインミキサービューでは、選択した8個のチャンネルの最初の4個のインサートスロットがC4のディスプレイに表示されます。
V-Potを回して、エフェクトを切り替えます。この操作では、Logic Proのミキサーチャンネルでエフェクトメニューに表示されるエフェクトが同じ順序で表示されます。
V-SELを押して、選択したエフェクトを挿入します。この操作を行うと、エフェクト編集ビューに切り替わり、エフェクトのパラメータを調節できます。
「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンで、インサートスロットを切り替えます。
「TRACK L」/「TRACK R」ボタンで、コントロールサーフェスグループに含まれるチャンネルストリップ数単位でフェーダーバンクを切り替えます。
「SHIFT」を押しながらV-SELを押して、各インサートスロットのバイパス状態を切り替えます。エフェクトがバイパスされているときは、エフェクト名の先頭にアスタリスク(*)が表示されます。
エフェクト編集ビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 21(ラベル: PlugIn Mixer)を押します。
エフェクトを挿入または選択します。C4が自動的にエフェクト編集ビューに切り替わります。
エフェクト編集ビューでのアサインは以下のようになります:
V-Pot 1~32に、32個のパラメータのグループがアサインされます。グループは分割(スプリット)できます(Logic ProでのMackie C4のファンクションボタンを参照してください)。
「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンで、インサートスロットを選択します。
「BANK」の左右ボタンで、編集対象のパラメータをページ単位で切り替えます。
スプリットモードでは、「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンまたは「BANK」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット上段に適用されます。
「SHIFT」を押しながら「SLOT UP」/「SLOT DOWN」ボタンまたは「BANK」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット下段に適用されます。
「SINGLE」の左右ボタンで、編集対象のパラメータを1つずつ切り替えます。
スプリットモードでは、「SINGLE」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット上段に適用されます。
「SHIFT」を押しながら「SINGLE」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット下段に適用されます。
音源アサインミキサービューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 22(ラベル: Instru Mixer)を押します。
音源アサインミキサービューでは、選択した音源チャンネルの音源スロットがC4のディスプレイに表示されます。
V-Potを回して、音源を選択します。この操作では、Logic Proの音源チャンネルで音源プラグインメニューに表示されるソフトウェア音源が同じ順序で表示されます。
V-SELを押して、選択した音源を挿入します。この操作を行うと、音源編集ビューに切り替わり、音源パラメータを調節できます。
「TRACK L」/「TRACK R」ボタンで、コントロールサーフェスグループに含まれるチャンネルストリップ数単位でフェーダーバンクを切り替えます。
「SHIFT」を押しながらV-SELを押して、各音源スロットのバイパス状態を切り替えます。音源がバイパスされているときは、音源名の先頭にアスタリスク(*)が表示されます。
音源編集ビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押したままにします。
C4のディスプレイにチャンネルストリップのオーバーレイラベルが表示されます。
V-SEL 22(ラベル: Instru Mixer)を押します。
音源を挿入または選択します。C4が自動的に音源編集ビューに切り替わります。
音源編集ビューでのアサインは以下のようになります:
V-Pot 1~32に、32個のパラメータのグループがアサインされます。グループは分割(スプリット)できます(Logic ProでのMackie C4のファンクションボタンを参照してください)。
「BANK」の左右ボタンで、編集対象のパラメータをページ単位で切り替えます。
スプリットモードでは、「BANK」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット上段に適用されます。
「SHIFT」を押しながら「BANK」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット下段に適用されます。
「SINGLE」の左右ボタンで、編集対象のパラメータを1つずつ切り替えます。
スプリットモードでは、「SINGLE」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット上段に適用されます。
「SHIFT」を押しながら「SINGLE」の左右ボタンを押すと、操作がスプリット下段に適用されます。
サイクルビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押しながら、V-SEL 31を押します。
サイクルビューでのアサインは以下のようになります:
V-Pot/V-SEL 1(ラベル: Cycle)で、現在のサイクルモードの状態(オン/オフ)を表示および切り替えます。
V-SEL 2(ラベル: BySet)で、トラックウインドウでの選択範囲(選択されたオーディオまたはMIDIリージョン)をサイクル範囲に設定します。
V-Pot 3(ラベル: Move)で、現在のサイクル範囲をつまみ1目盛につき1小節単位で移動します。
V-Pot 4で、現在のサイクル範囲をつまみ1目盛につき1拍単位で移動します。
V-Pot 5と7のディスプレイに、左右のロケータが表示されます。
V-SEL 5を押して、左ロケータを現在の再生ヘッド位置に設定します。
V-Pot 5を回して、左ロケータの位置を1小節単位で移動します。
V-Pot 6を回して、左ロケータの位置を1拍(拍子記号の分母が示す音価)単位で移動します。
V-SEL 7を押して、右ロケータを現在の再生ヘッド位置に設定します。
V-Pot 7を回して、右ロケータの位置を1小節単位で移動します。
V-Pot 8を回して、右ロケータの位置を1拍(拍子記号の分母が示す音価)単位で移動します。
パンチビューを使用する
Logic ProでMackie C4を使用するには:
「CHAN STRIP」ボタンを押しながら、V-SEL 32を押します。
パンチビューでのアサインは以下のようになります:
V-Pot/V-SEL 1で、現在のオートパンチの状態(オン/オフ)を表示および切り替えます。
V-Pot 3(ラベル: Move)で、現在のパンチインロケータをつまみ1目盛につき1小節単位で移動します。
V-Pot 4で、現在のパンチインロケータをつまみ1目盛につき1拍単位で移動します。
V-Pot 5と7のディスプレイに、パンチインロケータとパンチアウトロケータが表示されます。
V-SEL 5を押して、パンチインロケータを現在の再生ヘッド位置に設定します。
V-Pot 5を回して、パンチインロケータの位置を1小節単位で移動します。
V-Pot 6を回して、パンチインロケータの位置を1拍(拍子記号の分母が示す音価)単位で移動します。
V-SEL 7を押して、パンチアウトロケータを現在の再生ヘッド位置に設定します。
V-Pot 7を回して、パンチアウトロケータの位置を1小節単位で移動します。
V-Pot 8を回して、パンチアウトロケータの位置を1拍(拍子記号の分母が示す音価)単位で移動します。
注記: C4でパンチロケータの位置を変更すると、オートパンチモードが自動的に有効になります。