数式および関数ヘルプ
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SEARCH
SEARCH関数は、指定した文字列値が別の指定した文字列値の何文字目から始まるかを返します。大文字小文字は区別されず、ワイルドカードを使用できます。
SEARCH(検索文字列, 対象文字列, 開始位置)
検索文字列: 検索する文字列値。
対象文字列: 検索場所となる文字列値。
開始位置: 指定した文字列内のどの位置からアクションを開始するかを指定する数値(オプション)。 「開始位置」は、1以上で、「対象文字列」の文字数以下にする必要があります。
参考
「検索文字列」にはワイルドカードを使用できます。「検索文字列」で、「対象文字列」内の複数の文字を表すには*(アスタリスク)を使用し、任意の1文字を表すには?(疑問符)を使用します。~(ティルダ)を使用して、後続の文字がワイルドカードとしてではなく、その文字自体として一致すべきであることを指定することもできます。
「開始位置」を指定すると、「対象文字列」の先頭からではなく、指定した開始位置から「検索文字列」を検索できます。これは、「対象文字列」に複数の「検索文字列」が含まれており、最初の検索文字列よりあとの位置から検索を開始する場合に特に便利です。省略した場合、「開始位置」は1になります。
大文字小文字を区別して検索するには、FIND関数を使用してください。
例 |
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「=SEARCH("ra", "abracadabra")」は3を返します。最初の「ra」文字列は、「abracadabra」の3文字目から始まります。 「=SEARCH("ra","abracadabra", 5)」は10を返します。5文字目から検索を始めたときに文字列「ra」が最初に現れる場所です。 「=SEARCH("*lock", "capslock")」は1を返します。検索文字列の先頭のアスタリスクは「lock」の前のすべての文字と一致するとみなされます。 「=SEARCH("*lok", "capslock")」はエラーを返します。「capslock」に「lok」という文字列は存在しないためです。 「=SEARCH("?lock", "capslock")」は4を返します。疑問符は「lock」の直前の1文字と一致するとみなされます。 「=SEARCH("l*k", "capslock")」は5を返します。アスタリスクは「l」と「k」の間のすべての文字を表します。 「=SEARCH("~?", "Capslock on? No.")」は12を返します。ティルダはワイルドカードではなく、次の文字自体(疑問符)を表すとみなされます。疑問符は12番目の文字です。 「=SEARCH(REGEX("([A-Z0-9a-z._%+-]+)@([A-Za-z0-9.-]+\.[A-Za-z]{2,4})"), "Where does marina@example.com start?")」は、ソース文字列の中で最初のメールアドレスの開始位置である12を返します。 |