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ACCRINT
ACCRINT関数は、定期的に利息が支払われる債券の経過利息を返します。返される金額は発行日から決済日までの利息の総額であり、最後の利払日からの決済日までの利息の金額ではありません。
ACCRINT(発行日, 最初の利払日, 購入日, 表面利率, 額面価額, 年利払回数, 基準日数)
最初の利払日: 最初の利息支払日を表す日付/時刻値または日付文字列。 「最初の利払日」は、「発行日」に指定した日付よりあとでなければなりません。
購入日: 取引の決済日を表す日付/時刻値または日付文字列。通常、取引日の1日以上あとになります。 「購入日」は、「発行日」に指定した日付よりあとでなければなりません。
表面利率: 定期的な利息の支払いの決定に使用される、年間クーポンレートまたは債券の額面に対して毎年受け取れる利息の割合を表す数値。 「表面利率」は0より大きくなければならず、小数(例: 0.08)またはパーセント記号付き(例: 8%)で入力します。
額面価額: 債券の額面価額または満期額を表す数値。 「額面価額」は、通常、100、1,000、1,000,000のような数です。「額面価額」は多くの場合、通貨としてフォーマットされます。「額面価額」を省略すると(カンマのみで値なし)、「額面価額」は1000と仮定されます。
参考
この関数の結果で表示される通貨は、「言語と地域」設定(macOS 12以前の「システム環境設定」、macOS 13以降の「システム設定」、またはiOSおよびiPadOSの「設定」)に依存します。
例1 |
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ある債券の購入を検討しているとします。この債券は、2008年12月14日(「発行日」)に発行され、最初の利払日は2009年7月1日(「最初の利払日」)で、2009年5月1日(「購入日」)に決済され、利息は半年ごと(「年利払回数」)に表面利率10%(「表面利率」)で支払われ、額面価額は ¥1000 (「額面価額」)で、利息は30/360(「基準日数」)に基づいて計算されます。この例では、決済日は最初の利払日より前です。 「=ACCRINT ("2008/12/14", "2009/07/01", "2009/05/01", 0.10, 1000, 2, 0)」は約38.0555555555556を返します。これは、発行日から決済日までに生じる利息を表します。 |
例2 |
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例1で説明した債券と同じ債券で、決済日が最初の利払日よりあとの2009年9月15日である債券の購入を検討しているとします。 「=ACCRINT ("2008/12/14", "2009/07/01", "2009/09/15", 0.10, 1000, 2, 0)」は約75.2777777777778を返します。これは、発行日から決済日までに生じる利息を表します。 |