TTEST

TTEST関数は、t分布関数に基づいて、スチューデントのt検定に関連する確率を返します。

TTEST(サンプル1の値, サンプル2の値, 裾, テストタイプ)

サンプル1の値: サンプル数値の第1の集合を含む集合。

サンプル2の値: サンプル数値の第2の集合を含む集合。

裾: 返す裾の数を指定するモード値。

片側（1）: 片側検定の分布の値を返します。

両側（2）: 両側検定の分布の値を返します。

テストタイプ: 実行するt検定のタイプを指定するモード値。

登録済み（1）: 一対の検定を実行します。

等分散の2標本を対象とするt検定（2）: 等分散の2標本を対象とする（等分散的）検定を実行します。

非等分散の2標本を対象とするt検定（3）: 非等分散の2標本を対象とする（異分散）検定を実行します。

例
B2〜G2セルにそれぞれ57、75、66、98、92、80の値が入力されていて、これが「サンプル1の値」であるとします。B3〜G3セルにはそれぞれ87、65、45、95、88、79の値が入力されていて、これが「サンプル2の値」であるとします。この2つのサンプルのさまざまなTTEST値は以下の数式で求められます: 「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 1)」は0.418946725989974を返します。これは片側の一対の検定の場合です。「=TTEST(B2:G2 ,B3:G3, 2, 1)」は0.837893451979947を返します。これは両側の一対の検定の場合です。「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 2)」は0.440983897602811を返します。これは片側の等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 2, 2)」は0.881967795205622を返します。これは両側の等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 3)」は0.441031763311189を返します。これは片側の非等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。

例

B2〜G2セルにそれぞれ57、75、66、98、92、80の値が入力されていて、これが「サンプル1の値」であるとします。B3〜G3セルにはそれぞれ87、65、45、95、88、79の値が入力されていて、これが「サンプル2の値」であるとします。この2つのサンプルのさまざまなTTEST値は以下の数式で求められます:

「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 1)」は0.418946725989974を返します。これは片側の一対の検定の場合です。

「=TTEST(B2:G2 ,B3:G3, 2, 1)」は0.837893451979947を返します。これは両側の一対の検定の場合です。

「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 2)」は0.440983897602811を返します。これは片側の等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。

「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 2, 2)」は0.881967795205622を返します。これは両側の等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。

「=TTEST(B2:G2, B3:G3, 1, 3)」は0.441031763311189を返します。これは片側の非等分散の2標本を対象とするt検定の場合です。

関連項目TDIST TINV

役に立ちましたか？

数式および関数ヘルプ

TTEST