Mac用Final Cut ProのAutoFilterの「Filter」コントロール
AutoFilterエフェクトの「Filter」コントロールでは、音質が正確に調整されます。
オン/オフボタン: 「Filter」コントロールのオン/オフを切り替えます。
「Cutoff」ノブ/フィールド: フィルタのカットオフ周波数を設定します。高い周波数は減衰されますが、低い周波数はローパスフィルタを通過できます。ハイパスフィルタではこの逆になります。「State Variable」フィルタがバンドパス(BP)モードの場合、通過できる周波数帯の中心周波数はフィルタカットオフによって決まります。
「Resonance」ノブ/フィールド: カットオフ周波数に近い周波数帯の信号をブーストまたはカットします。「Resonance」の値を非常に高くすると、カットオフ周波数でフィルタが発振し始めます。レゾナンスの値が最大になる前に、この自励発振が生じます。
「State Variable」ボタン: ハイパス(HP)、バンドパス(BP)、ローパス(LP)、またはピーク(PK)モードにフィルタを切り替えます。
「4-Pole Lowpass」ボタン: ローパスフィルタのスロープを1オクターブにつき6、12、18、または24 dBのいずれかに設定します。
注記: いずれかのボタンをクリックすると、有効な「State Variable Filter」ボタンが無効になり、自動的にローパス(LP)フィルタおよびスロープが選択されます。
「Fatness」スライダ/フィールド: 低周波成分のレベルをブーストします。「Fatness」を最大値に設定した場合、「Resonance」を調節してもカットオフ周波数未満の範囲には効果がありません。このパラメータを使うと、ローパスフィルタモードの場合に、高いレゾナンス値によって弱く(もろく)なったサウンドを補正できます。
「Spread」スライダ/フィールド: ステレオスプレッド幅を設定します。
「Envelope」スライダ/フィールド: カットオフ周波数へのエンベロープのかかり具合を設定します。
「LFO」スライダ/フィールド: カットオフ周波数へのLFOのかかり具合を設定します。