1人1台導入イベントを計画する
1人1台導入に着手するときは、保護者説明会などのキックオフイベントを開催することが適切な導入に不可欠です。これは、保護者と生徒の期待を高め、デバイスを円滑に配布して、学校が始まる前に生徒が使用できるようにするいい機会となります。
以下は、イベントを成功させるためのガイドラインです:
最初に小規模のテストイベントを開催する: 導入の規模にかかわらず、まずは小さなグループで導入イベントをテストすることにより、プロセスを確認して最適化できます。各手順を完了するのにかかる時間を確認でき、これに基づいて計画することができます。
イベントの時間を適切に調整する: デバイスは、学習に必要となる前に配布する必要があります。生徒が学校の初日にデバイスを使い始めたいと考えている場合、導入イベントを夏休みの間にスケジュールすることが重要になります。そのためには、前年度末までにイベントを告知する必要があるかもしれません。
保護者と生徒を巻き込む: 年少の生徒(K-12)向けの導入では、できる限り多くの生徒と保護者を巻き込むようにします(特に、生徒がデバイスを使用するのに保護者の同意が必要な場合)。保護者と参加した生徒にはデバイスを自宅に持ち帰ることを許可するなど、参加を促す動機付けも検討してください。教育機関が教員や職員にデバイスを導入する場合は、教員や職員もイベントに招待します。
イベントでデバイスを配布する: これにより、すべてのユーザに初期設定手順を体験してもらうことができ、ユーザがスムーズに使用できるようになります。こうすることで、教育機関は必要なすべての手順が完了していることを確認でき、MDMソリューションはユーザのデバイスにコンテンツを導入できます。