導入範囲の定義について
教育機関でのiPadやMacの導入規模は、クラス単位で共用デバイスを導入する小規模なものから、学区全体で1人1台導入する大規模なものまでさまざまです。
フェーズ1では、導入の範囲を定義し、各マイルストーンのスケジュールを設定し、導入から全面運用に至るまでのプロジェクトの成功を測定します。
この表をチェックリストとして使用すると、導入プロジェクトの範囲を明確にすることができます。
範囲の領域 | 範囲の内容 |
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主要関係者を識別する |
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学習目標を確立する |
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ニーズに優先順位を付け、適切な導入シナリオを選択する |
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コミュニケーション計画を策定する |
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Appleは、教育分野の研究者やApple Distinguished Schoolsの協力を得て、導入プロジェクトの成功要件を調べました。この調査結果をまとめたApple Leadershipシリーズのブックでは、類似した導入プロジェクトの知見と結果に学ぶことができます。導入担当者や教育機関の経営陣としてテクノロジー導入のビジョンを定めるときにお役立てください。 例を示します:
「Innovation in Schools」では、革新の意欲にあふれた先駆的な教育機関の事例を通じて、テクノロジーを学習や教育、学校環境の発展に活用する方法を学ぶことができます。学校が新しいテクノロジーを導入および統合し、それによって新たな道を切り拓くときのイノベーションの過程が、段階を追って説明されています。
「Elements of Leadership」では、学習や教育の質、そして学校の環境全般を向上させることを目指した戦略の立案について説明しています。ビジョン、組織文化、キャパシティ、チーム、コミュニティ、財務、効果測定に関する戦略の立て方を知ることができます。