iBooks Author の新機能
iBooks Author の新機能について説明します。
iBooks Author 2.4 の新機能
ePub テンプレートがポップオーバーウィジェットをサポートするようになりました。
ePub テンプレートが使いやすくなりました。
iBooks Author 2.3 の新機能
iPhone 用 iBooks で、iBooks Author で作成されたブックがサポートされるようになりました。
新しい ePub テンプレートを使って、マルチタッチブックを作成できます。
iBooks Author 2.2 の新機能
ePub や InDesign の既存のコンテンツを一層簡単に iBooks Author に移動できるようになりました。
ePub ファイルから新しいマルチタッチブックを作成し、選択したテンプレートにテキストを自動的に流し込むことができます。
Adobe InDesign ファイルを読み込むと、InDesign で設定したレイアウトとスタイルが iBooks Author でも維持されます。
ブックのデザインを徹底的にパーソナライズできる新しい空のテンプレート
ブックの見た目や操作感を最初から最後まで完ぺきにコントロールできます。
ハイパーリンクのさらなるオプション
ブックのどこからでもリンクで特定のチャプタ、セクション、またはページに移動できます。
画像をリンクにすることができます。
iBooks Author の外部でも、どこからでも、ブックの指定した部分にリンクで移動できます。
iBooks Author のリンクについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。
ウィジェットを設定してページ上で直接再生する
メディア、Keynote、HTML のウィジェットが、ブックのページ上でそのまま再生されるようになりました。
ウィジェットは、読者がブック内のそのページまで読み進んだときに、ページ上で自動再生されるように設定することもできます。
Apple がデザインした追加のテンプレート
iBooks Author には、「横方向 (縦見開き)」と「縦方向のみ」の 2 つの新しいテンプレートがあります。
iBooks Author 2.0 の新機能
美しい縦方向のみの新しいブックの作成
レイアウトを完全に制御できる、縦方向のみのブックを iBooks Author で作成できるようになりました。
「縦方向のみ」のテンプレートから始めると、縦方向に固定したブックを作成でき、向きを変換する UI が iBooks Author で無効になります。
デバイスを縦方向にして横方向のブックでテキストフローフォーマットを使用するのとは異なり、縦方向のみのブックは、デバイスを横方向にして横方向のブックで使用するのと同じナビゲーション、目次、インタラクションが可能です。
カスタムフォントをブックに埋め込んでテキストの表示を完全に制御
TrueType (.ttf) および OpenType (.otf) フォントに対応しています。
フォントファイルは、公開または書き出す iBooks ファイルに書き込まれるときに難読化 (保護) されます。
作成者または出版者は、使用したフォントの権利 (画像、テキスト、およびメディアの使用権と同様の権限で) を保護する必要があります。
iBooks Author でのカスタムフォントの使い方については、こちらの記事を参照してください。
新しいスクロールサイドバーとポップオーバーウィジェットで、より多くのインタラクティビティを追加
今回のリリースでは、スクロールサイドバーとポップオーバーという新しいマルチタッチウィジェットが追加されました。
スクロールサイドバーでは、最初に設定した領域を超える文字列や画像を埋め込んだ、縦向きスクロールのできる領域を追加できます。読者はこの領域をスクロールして、埋め込まれたコンテンツを読むことができます。
ポップオーバーウィジェットでは、スクロールサイドバーがスクロール領域を表示するのと同様の動作のトリガとなるカスタム画像を表示できます。ポップオーバーにはテキストとグラフィックスを使うことができます。
数式のサポート
LaTeX と MathML 表記を使用して、高度な数式を埋め込むことができます。
数式は直接 iBooks Author に美しくレンダリングされます。
無効な LaTeX と MathML の数式にはフラグが付きます。
さらに、両方向編集に対応する数式用外部エディタとして MathType 6.7d 以降を使うこともできます。
iBooks Author での LaTeX と MathML の使い方については、こちらの記事を参照してください。
iPad 向けのメディアを自動的に最適化
QuickTime でサポートされているすべてのメディアフォーマットを、iBooks Author でサポートできるようになりました。
iPad での表示に必要なビデオとオーディオの要件に対応するために、メディアファイルは自動的に最適化されます。
メディアファイルまたはメディアファイルの入った Keynote ファイルが追加されると、最適化が行われます。
メディアファイルの最適化は、一度に 1 つずつ行われます。複数のファイルを追加する場合、最適化を待つファイルはキューに入ります。 最適化が進行中の間もブックの編集を続けることができます。
クオリティを維持したまま、ファイルサイズを縮小できます。
ムービーは .m4v のコンテナに、オーディオファイルは .m4p のコンテナに格納されます。
iBooks Author でメディアファイルを使う方法については、こちらの記事を参照してください。
カスタムの再生画像を含む埋め込みオーディオのサポートの向上
QuickTime でサポートされているすべてのオーディオフォーマットを、iBooks Author でサポートできるようになりました。
オーディオファイルの再生は、以下の 3 種類のインタラクションで行えます。
iBooks Author のスクラバー・バー。
iBooks Author の再生/一時停止ボタン。
作成者による独自の再生/一時停止画像を指定。再生と一時停止には異なる画像を使用するのではなく、1 つの画像を使用します。
出版ワークフローの向上
iBooks Author では、作成者がブックを発行するプロセスを一連の画面で導いていきます。
iTunes Producer に書き出す前に iBooks Author でブックのエラーが検証されます。
選択されたチャプタに基づいてサンプルのブックを自動的に作成できるオプションが表示されます。
ブックのバージョン番号付け
iBooks Store に発行済みのブックをアップデートして公開する場合は、必ずバージョン番号を付ける必要があります。
作成者は、ブックを書き出す際にバージョン番号を入力する必要があります。
ブックをサンプルとして書き出すときは、バージョン番号は必要ありません。
バージョン番号について:
iBooks Author によるデフォルトのバージョン番号は 1.0 です。
バージョン番号は、iBooks Store でブックに表示されます。
バージョン番号のフォーマットについて:
ドット区切りの整数を使用します。使用できるドットは 2 個までで 3 つの部分に分かれ、各部分に 4 つの整数を使います。例:1111.1111.1111
最初のゼロは無視されます。1.01 は 1.1 と表示されます。
1.10 は 1.9 より大きいと認識されます。
文字は使用できません。
読者がブックをアップグレードすると、新しいバージョンのブックに旧バージョンからのハイライト、メモ、およびブックマークが表示されます。
新しい MacBook Pro の Retina ディスプレイを活かす機能強化
iBooks Author は MacBook Pro Retina ディスプレイモデルを最大限に活用して、グラフィックスを色鮮やかに、テキストを鮮明に表示できます。
Apple がデザインした追加のテンプレート
iBooks Author には、「横方向 (縦見開き)」と「縦方向のみ」の 2 つの新しいテンプレートがあります。
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