iBooks Author では、ブックにカスタムの TrueType (.ttf) フォントと OpenType (.otf) フォントを埋め込んで、テキストの見た目を思い通りに操ることができます。
「フォーマット」メニューバーの「フォント」メニューには対応フォントだけが表示されますが、ツールバーの「フォント」ボタンをクリックすると表示される OS の「フォント」パネルには、システム上のすべてのフォントが表示されます。ブック用に選択したフォントが非対応の場合、警告が表示されます。そのブックを iPad で表示するときは、非対応フォントが対応フォントで代用されます。支障が生じないように、フォントは「フォント」メニューから選択してください。
ブックを公開または書き出すときに、iBooks Author によって他社のフォントが難読化 (プロテクト) されます。このプロテクションは DRM コピープロテクションとは別です。
ブックで他社のフォントを使う場合は、そのフォントを出版物で配布する許可を与えられているかどうか、フォントのライセンスをご確認ください。ライセンスで許可を受けているかどうかが不明な場合は、フォントの提供元または法律の専門家にご相談ください。
関連情報
一部の他社製アプリケーション (Microsoft Office など) は、システムに組み込まれているフォントのコピーをインストールすることがありますが、この追加のコピーに iBooks との互換性がない場合があります。対応しているはずのフォントを使う際に警告が表示される場合は、以下の手順で対処してください。
- Font Book で該当のフォントを探します。
- フォントの名前の横にある三角形をクリックします。
- フォントの各バージョンを選択して、フォント情報ウインドウで「場所」を確認します。
- そのフォントのバージョンのうち、拡張子が「.ttf」または「.otf」のものが無効になっている場合は、そのバージョンを選択して、「編集」メニューから「“フォント名” を使用」を選択します。
フォントのバージョンのうち、拡張子が「.ttf」または「.otf」以外のものが有効になっている場合は、そのバージョンを選択して、「編集」メニューから「“フォント名” を使用停止」を選択します。
「編集」メニューは、コンピュータの画面上部のメニューバーにあります。