ファミリー共有グループでiCloud+を共有する
ファミリー共有を使えば、iCloud+のサブスクリプションを最大5人のほかの家族と分け合えます。最大 12 TB の iCloud ストレージのほか、iCloud プライベートリレー、メールを非公開、HomeKit セキュアビデオのサポートといった機能も一緒に使えます。
iCloud+のサブスクリプションを共有する場合、ファミリー共有グループのメンバー全員がそれぞれ自分のデバイスで自分のApple Accountを使います。そうしておけば、サービスへのアクセスを共有しながらも、写真、書類、その他の情報のプライバシーはそれぞれ守ることができます。シンプルに、iCloud+で利用できる機能や容量を家族で分け合うので、プランをたった1つ管理するだけで済みます。iCloud+サブスクリプションをファミリー共有グループと共有するユーザは、ファミリー管理者でなくてもかまいません。ファミリー管理者以外のメンバーも、ファミリー共有グループのメンバー全員とiCloud+を共有することができます。
国や地域によっては、利用できない機能もあります。IPアドレスが非公開になっていると、一部のWebサイトで、iCloudプライベートリレーを有効にした後のサインインやコンテンツへのアクセスに追加の手順が必要になる場合があります。HomeKit セキュアビデオを使うには、HomeKit セキュアビデオに対応した iCloud プランと、HomeKit 対応のセキュリティカメラ、ホームハブとして動作する HomePod mini、HomePod、Apple TV、または iPad が必要です。iCloud+ について詳しくはこちらを参照してください。
iCloud+ を家族 5 人で共有する
iCloud+を家族と共有するには、ファミリー共有を設定する必要があります。
iPhoneまたはiPadの場合
設定アプリを開いて「ファミリー」をタップします。
「サブスクリプション」をタップし、「iCloud+」をタップします。
画面の案内に従って既存のプランを共有します。
Macの場合
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択し、「ファミリー」をクリックします。
「サブスクリプション」をクリックし、「iCloud+」を選択します。
「ファミリーと共有」をクリックします。
画面の指示に従います。
すでにiCloud+を利用中の家族がいる場合にどうすればいいのかは、こちらでご確認ください。
ファミリー共有グループが使っているiCloudストレージ容量を確認する
ファミリー共有グループのiCloudストレージが足りなくなってくると、全員に通知が届きます。ファミリー管理者またはプランを購入したメンバーは、いつでもプランをアップグレードできます (最大12TB)。
iPhoneまたはiPadの場合
設定アプリを開いて「ファミリー」をタップします。
「サブスクリプション」をタップし、「iCloud+」をタップします。
「Manage This Subscription」(このサブスクリプションを管理) をタップし、案内にそって iCloud+ ストレージをアップグレードします。
Macの場合
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択し、「ファミリー」をクリックします。
「サブスクリプション」をクリックし、「iCloud+」を選択します。
個人のiCloud+プランからファミリープランに切り替える
iCloud+を共有すると、無料の5GBのプランを使っている家族は自動的に共有のファミリープランに追加されます。
家族の中に自分で有料のiCloud+プランを使っている人がいる場合、ファミリープランを一緒に使うように切り替えるか、ファミリー共有グループの一員でいながら自分のプランをそのまま使うかを選択できます。家族で共有しているiCloud+プランに切り替えた場合は、個人で使っていたiCloud+プランの残存期間分の払い戻しを受けられます。自分のプランをそのまま使いつつ、家族で共有するプランも同時に使うことはできません。
iPhoneまたはiPadの場合
設定アプリを開いて「ファミリー」をタップします。
「サブスクリプション」をタップし、「iCloud+」をタップします。
「ファミリーストレージを使用」をタップします。
Macの場合
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択し、「ファミリー」をクリックします。
「サブスクリプション」をクリックし、「iCloud+」を選択します。
「共有プランを利用する」をクリックします。
iCloud+ ストレージプランのアップグレードを家族にリクエストする
「iCloud ストレージがいっぱいです」や「iCloud ストレージにほとんど空きがありません」というメッセージが表示された場合、家族で共有しているiCloud+プランの参加メンバーであれば、ファミリー管理者またはiCloud+プランを購入したメンバーによりストレージ容量がより大きいプランへのアップグレードをリクエストすることができます。
お使いのデバイス上のストレージを自分で管理して空きを作ることもできます。iCloud ストレージの空き容量を増やす方法については、こちらの記事を参照してください。
iCloud+プランをファミリー共有グループと共有するメンバーを変更する
iCloud+プランをファミリー共有グループと共有するメンバーは変更できます。別のメンバーがよりストレージ容量の大きなiCloud+プランを持っている場合や、より大きなプランの購入を希望している場合は、以下の手順にそって、別のメンバーがファミリー共有グループとiCloud+を共有できるようにすることができます。
設定アプリを開いて、ご自分の名前(ユーザ名)をタップします。
「iCloud」>「ストレージ」>「Family Usage」をタップし、「ファミリーとの共有を停止」をタップします。
iCloud+プランを共有する予定のメンバーは、以下の手順に従う必要があります。
iCloud+を購入する、または現在のプランをアップグレードします(すでに購入している場合)。
設定アプリを開いて、ご自分の名前(ユーザ名)をタップします。
「iCloud」をタップし、「ストレージ」をタップします。
「ファミリーと共有」をタップし、画面の案内に従ってほかのメンバーを招待します。
家族のメンバーがiCloud+の共有をやめた場合や自分がファミリー共有グループから抜けた場合
iCloud+プランを共有しているファミリー共有グループから抜ける際に、自分で使っているストレージの容量が5GBを上回っている場合、iCloudストレージをそのまま使い続けるには、自分で有料のプランを申し込んでください。
有料のプランを自分で用意しないことにした場合に、iCloudに保管しているコンテンツの量が所定の容量を超えていると、新しい写真やビデオはiCloud写真にアップロードされなくなり、ファイルもiCloud Driveにアップロードされなくなり、iOSデバイスやiPadOSデバイスのバックアップも停止します。