iPhone、iPad、Apple Vision Pro に「使用できません」というメッセージや「セキュリティロックアウト」画面が表示される場合
デバイスのパスコードを忘れてしまった場合は、コンピュータがなくても Apple ID とパスワードを使ってデバイスを消去し、リセットできます。
デバイスをリセットする前に
デバイスに visionOS、iOS 15.2、または iPadOS 15.2 以降をインストールしておく必要があります。
デバイスをモバイルデータ通信または Wi-Fi ネットワークに接続しておく必要があります*。
デバイスの設定時に使った Apple ID とパスワードが必要です。
iPhone または iPad の「パスワードをお忘れですか?」というオプションは、iOS 17 または iPadOS 17 以降を搭載したデバイスで、モバイル通信または Wi-Fi ネットワークに接続している場合に表示されます。「[デバイス] を消去」というオプションは、iOS 15.2、iPadOS 15.2、iOS 16、または iPadOS 16 を搭載したデバイスで、モバイル通信または Wi-Fi ネットワークに接続している場合に表示されます。
* ロック画面に「セキュリティロックアウト」と表示された状態でデバイスを再起動すると、デバイスのロックが解除されるまで Wi-Fi ネットワークに再接続できなくなります。モバイルデータ通信に対応したデバイスは、通信プランに契約していればモバイルデータ通信ネットワークに再接続します。
iOS 17 でデバイスをリセットする方法
iOS 16 以前で eSIM をお使いの場合は、以下の手順を試す前に通信事業者にお問い合わせの上、eSIM の再設定用の QR コードを提供してもらってください。
デバイスのロック画面からパスコードの入力を試し、「[デバイス] は使用できません」という画面に、後でやり直すように促すメッセージが表示されるまで何度も続けます。
可能な場合は、画面の右下に表示される「パスコードをお忘れですか?」をタップします。
「セキュリティロックアウト」画面で、確認のため「[デバイス] のリセットを開始」をタップします。
Apple ID のパスワードを入力して、デバイスで Apple ID からサインアウトします。
「[デバイス] を消去」をタップすると、デバイスからデータと設定がすべて完全に削除されます。iOS 17 以降で eSIM を使用している場合は、eSIM を保持してデータを消去するか、eSIM を削除してデータを消去するかを選択することもできます。
6. デバイスが再起動したら、画面に表示される指示に従ってデバイスを再び設定し、データと設定をバックアップから復元して、新しいパスコードを設定します。
上記の手順を実行できない場合は、コンピュータを使ってデバイスをリセットできます。
モバイルデータ通信または Wi-Fi に接続されていて、事前にデバイスで「探す」を有効にしてある場合にしか、「セキュリティロックアウト」画面は表示されません。パスワードの入力を 10 回試した後は、事前にデバイスをどう設定しているかによって、自動的にデバイスが消去されるか、または「セキュリティロックアウト」画面にタイマーなしで「パスコードをお忘れですか?」オプションが表示されます。
パスコードを変更したばかりの場合は古いパスコードを使って一時的にサインインする
iOS 17 以降にはパスコードのリセット機能があり、パスコードを忘れてしまった場合でも、変更後 72 時間以内であれば古いパスコードを使って iPhone にサインインできます。この方法で iPhone にサインインしたときは、その場ですぐに、パスコードをあらためて変更する必要があります。
パスコードのリセット機能を使用するには、以下の手順を実行してください。
デバイスのロック画面からパスコードの入力を試し、「[デバイス] は使用できません」という画面に、後でやり直すように促すメッセージが表示されるまで何度も続けます。
可能な場合は、画面の右下に表示される「パスコードをお忘れですか?」をタップします。
「パスコードのリセットを試行」をタップします。
古いパスコードを入力し、画面の案内に従って新しいパスコードを設定します。
Apple Vision Pro ではパスコードのリセットを利用できません。