macOS High Sierra 10.13.1、セキュリティアップデート 2017-001 Sierra、セキュリティアップデート 2017-004 El Capitan のセキュリティコンテンツについて

macOS High Sierra 10.13.1、セキュリティアップデート 2017-001 Sierra、セキュリティアップデート 2017-004 El Capitan のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

macOS High Sierra 10.13.1、セキュリティアップデート 2017-001 Sierra、セキュリティアップデート 2017-004 El Capitan

2017 年 10 月 31 日リリース

Apache

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:Apache に複数の脆弱性がある。

説明:バージョン 2.4.27 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2016-0736

CVE-2016-2161

CVE-2016-5387

CVE-2016-8740

CVE-2016-8743

CVE-2017-3167

CVE-2017-3169

CVE-2017-7659

CVE-2017-7668

CVE-2017-7679

CVE-2017-9788

CVE-2017-9789

2017 年 11 月 14 日に更新

APFS

対象 OS:macOS High Sierra 10.13

影響:悪意のある Thunderbolt アダプタに、暗号化されていない APFS ファイルシステムのデータを取得される可能性がある。

説明:DMA の処理に脆弱性がありました。この問題は、FileVault の復号化バッファが DMA に割り当てられる時間を、I/O 操作の期間に限定することで解決されました。

CVE-2017-13786:Dmytro Oleksiuk 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

APFS

対象 OS:macOS High Sierra 10.13

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13800:Ruhr-University Bochum の Sergej Schumilo 氏

AppleScript

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:osadecompile で AppleScript をデコンパイルすると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13809:bat0s 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

ATS

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意を持って作成されたフォントを処理すると、プロセスメモリが漏洩する可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13820:Doyensec の John Villamil 氏

オーディオ

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成された QuickTime ファイルを解析すると、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13807:Qihoo 360 Qex Team の Yangkang 氏 (@dnpushme)

2019 年 1 月 22 日に更新

CFNetwork

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13829:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Niklas Baumstark 氏および Samuel Gro 氏

CVE-2017-13833:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Niklas Baumstark 氏および Samuel Gro 氏

2017 年 11 月 10 日に追加

CFString

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13821:Australian Cyber Security Centre – Australian Signals Directorate

CoreText

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成されたフォントファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13825:Australian Cyber Security Centre – Australian Signals Directorate

2018 年 11 月 16 日に更新

curl

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:TFTP を使って、悪意を持って作成された URL を libcurl でアップロードすると、アプリケーションメモリが漏洩する可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-1000100:Even Rouault 氏、OSS-Fuzz により検出

curl

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意を持って作成された URL を libcurl で処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、プロセスメモリが読み取られたりする場合がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-1000101:Brian Carpenter 氏、Yongji Ouyang 氏

辞書ウィジェット

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:ペーストされたテキストを辞書ウィジェットで検索すると、ユーザ情報に不正にアクセスされる可能性がある。

説明:検証の脆弱性があり、ローカルファイルアクセスが許容されていました。この問題は、入力のサニタイズ処理により解決されました。

CVE-2017-13801:Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の xisigr 氏

file

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:file に複数の脆弱性がある。

説明:バージョン 5.31 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13815:OSS-Fuzz により検出

2018 年 10 月 18 日に更新

Fonts

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:信頼されていないテキストをレンダリングすると、偽装攻撃を受ける可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13828:Google Chrome の Leonard Grey 氏および Robert Sesek 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

fsck_msdos

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13811:Trend Micro の Mobile Advanced Threat Team の V.E.O 氏 (@VYSEa)

2017 年 11 月 2 日に更新

HFS

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13830:Ruhr-University Bochum の Sergej Schumilo 氏

Heimdal

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者が、サービスを偽装できる可能性がある。

説明:KDC-REP サービス名の処理における検証に脆弱性がありました。検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2017-11103:Jeffrey Altman 氏、Viktor Duchovni 氏、Nico Williams 氏

2019 年 1 月 22 日に更新

HelpViewer

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:隔離した HTML ファイルが任意の JavaScript をクロスオリジンで実行する可能性がある。

説明:HelpViewer にクロスサイトスクリプティングの脆弱性がありました。この問題は、影響を受けたファイルを削除することで解決されました。

CVE-2017-13819:SecuriTeam Secure Disclosure の Filippo Cavallarin 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

ImageIO

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成された画像を処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13814:Australian Cyber Security Centre – Australian Signals Directorate

2018 年 11 月 16 日に更新

ImageIO

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成されたイメージを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13831:Glen Carmichael 氏

2019 年 4 月 3 日に更新

IOAcceleratorFamily

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13906

2018 年 10 月 18 日に追加

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:ローカルユーザにより、重要なユーザ情報が漏洩される可能性がある。

説明:カーネルパケットのカウンターに、アクセス権に関する問題がありました。この問題は、アクセス権の検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-13810:カリフォルニア大学リバーサイド校の Zhiyun Qian 氏

2019 年 1 月 22 日に更新

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:ローカルユーザがカーネルメモリを読み取れる場合がある。

説明:領域外読み込みの脆弱性があり、これを悪用されると、カーネルメモリが漏洩する可能性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-13817:Maxime Villard 氏 (m00nbsd)

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13818:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

CVE-2017-13836:Vlad Tsyrklevich 氏

CVE-2017-13841:Vlad Tsyrklevich 氏

CVE-2017-13840:Vlad Tsyrklevich 氏

CVE-2017-13842:Vlad Tsyrklevich 氏

CVE-2017-13782:Semmle Ltd. の Kevin Backhouse 氏

2018 年 6 月 18 日に更新

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13843:匿名の研究者、匿名の研究者

カーネル

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:不正な形式の mach バイナリを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13834:Maxime Villard 氏 (m00nbsd)

2019 年 1 月 22 日に更新

カーネル

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13799:Qihoo 360 Vulcan Team の Lufeng Li 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

カーネル

対象 OS:macOS High Sierra 10.13

影響:悪意のあるアプリケーションが、デバイス上のほかのアプリケーションの有無や動作状況に関する情報を学習できる場合がある。

説明:アプリケーションが、オペレーティングシステムで管理されているプロセス情報に無制限でアクセスできていました。この問題は、レート制限を課すことで解決されました。

CVE-2017-13852:オハイオ州立大学の Xiaokuan Zhang 氏および Yinqian Zhang 氏、インディアナ大学ブルーミントン校の Xueqiang Wang 氏および XiaoFeng Wang 氏、清華大学の Xiaolong Bai 氏

2017 年 11 月 10 日に追加、2019 年 1 月 22 日に更新

libarchive

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成されたアーカイブを解凍すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:libarchive に複数のメモリ破損の脆弱性がありました。入力検証を強化し、これらの問題に対処しました。

CVE-2017-13813:OSS-Fuzz により検出

2018 年 11 月 16 日に更新、2019 年 1 月 22 日に更新

libarchive

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意を持って作成されたアーカイブを解凍すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:libarchive に複数のメモリ破損の脆弱性がありました。入力検証を強化し、これらの問題に対処しました。

CVE-2017-13812:OSS-Fuzz により検出

2019 年 1 月 22 日に更新

libarchive

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2016-4736:Qihoo 360 Nirvan Team の Proteas 氏

2017 年 12 月 21 日に更新

libxml2

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成された XML を処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:検証を強化し、ヌルポインタ逆参照に対処しました。

CVE-2017-5969:Gustavo Grieco 氏

2018 年 10 月 18 日に追加

libxml2

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意を持って作成された XML を処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、バッファオーバーフローの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-5130:匿名の研究者

CVE-2017-7376:匿名の研究者

2018 年 10 月 18 日に追加

libxml2

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成された XML を処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-9050:Google Project Zero の Mateusz Jurczyk 氏 (j00ru)

2018 年 10 月 18 日に追加

libxml2

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:悪意を持って作成された XML を処理すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-9049:南洋理工大学 (シンガポール) の Wei Lei 氏および Liu Yang 氏

2018 年 10 月 18 日に追加

LinkPresentation

対象 OS:macOS High Sierra 10.13

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4390:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

CVE-2018-4391:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

2018 年 11 月 16 日に追加

ログインウインドウ

対象 OS:macOS High Sierra 10.13

影響:画面のロックが予期せず解除されたままになる場合がある。

説明:ステートの検証を強化し、ステート管理の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13907:匿名の研究者

2018 年 10 月 18 日に追加

Open Scripting Architecture

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:osadecompile で AppleScript をデコンパイルすると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13824:匿名の研究者

PCRE

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:pcre に複数の脆弱性がある。

説明:バージョン 8.40 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13846

Postfix

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:Postfix に複数の脆弱性がある。

説明:バージョン 3.2.2 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-10140:匿名の研究者

2017 年 11 月 17 日に更新

クイックルック

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13822:Australian Cyber Security Centre – Australian Signals Directorate

クイックルック

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意を持って作成された Office ドキュメントを解析すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7132:Australian Cyber Security Centre – Australian Signals Directorate

2019 年 1 月 22 日に更新

QuickTime

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13823:Institute of Software Chinese Academy of Sciences の Xiangkun Jia 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

リモート管理

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13808:匿名の研究者

サンドボックス

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13838:Alastair Houghton 氏

2017 年 11 月 10 日に更新

セキュリティ

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、認証の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-7170:Synack の Patrick Wardle 氏

2018 年 1 月 11 日に追加

セキュリティ

対象 OS:macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意のあるアプリケーションがキーチェーンのパスワードを抽出できる。

説明:アプリケーションでクリック操作を偽造して、キーチェーンアクセスのプロンプトを回避する手段が存在していました。この問題は、キーチェーンアクセスのプロンプトでユーザパスワードの入力を必須にすることで解決されました。

CVE-2017-7150:Synack の Patrick Wardle 氏

2017 年 11 月 17 日に追加

SMB

対象 OS:OS X El Capitan 10.11.6、macOS Sierra 10.12.6

影響:ローカルの攻撃者が、SMB 共有を経由して非実行テキストファイルを実行できる可能性がある。

説明:検証を強化し、ファイル権限の処理における脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13908:匿名の研究者

2018 年 10 月 18 日に追加

StreamingZip

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:悪意のある zip ファイルが、ファイルシステムの制限された領域を変更できる可能性がある。

説明:検証を強化して、パスの処理における脆弱性に対処しました。

CVE-2017-13804:KJC Research Intl. S.R.L. の @qwertyoruiopz 氏

tcpdump

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6

影響:tcpdump に複数の脆弱性がある。

説明:バージョン 4.9.2 にアップデートして、複数の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-11108

CVE-2017-11541

CVE-2017-11542

CVE-2017-11543

CVE-2017-12893

CVE-2017-12894

CVE-2017-12895

CVE-2017-12896

CVE-2017-12897

CVE-2017-12898

CVE-2017-12899

CVE-2017-12900

CVE-2017-12901

CVE-2017-12902

CVE-2017-12985

CVE-2017-12986

CVE-2017-12987

CVE-2017-12988

CVE-2017-12989

CVE-2017-12990

CVE-2017-12991

CVE-2017-12992

CVE-2017-12993

CVE-2017-12994

CVE-2017-12995

CVE-2017-12996

CVE-2017-12997

CVE-2017-12998

CVE-2017-12999

CVE-2017-13000

CVE-2017-13001

CVE-2017-13002

CVE-2017-13003

CVE-2017-13004

CVE-2017-13005

CVE-2017-13006

CVE-2017-13007

CVE-2017-13008

CVE-2017-13009

CVE-2017-13010

CVE-2017-13011

CVE-2017-13012

CVE-2017-13013

CVE-2017-13014

CVE-2017-13015

CVE-2017-13016

CVE-2017-13017

CVE-2017-13018

CVE-2017-13019

CVE-2017-13020

CVE-2017-13021

CVE-2017-13022

CVE-2017-13023

CVE-2017-13024

CVE-2017-13025

CVE-2017-13026

CVE-2017-13027

CVE-2017-13028

CVE-2017-13029

CVE-2017-13030

CVE-2017-13031

CVE-2017-13032

CVE-2017-13033

CVE-2017-13034

CVE-2017-13035

CVE-2017-13036

CVE-2017-13037

CVE-2017-13038

CVE-2017-13039

CVE-2017-13040

CVE-2017-13041

CVE-2017-13042

CVE-2017-13043

CVE-2017-13044

CVE-2017-13045

CVE-2017-13046

CVE-2017-13047

CVE-2017-13048

CVE-2017-13049

CVE-2017-13050

CVE-2017-13051

CVE-2017-13052

CVE-2017-13053

CVE-2017-13054

CVE-2017-13055

CVE-2017-13687

CVE-2017-13688

CVE-2017-13689

CVE-2017-13690

CVE-2017-13725

Wi-Fi

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:Wi-Fi 通信範囲内にいる攻撃者が、WPA ユニキャスト/PTK クライアントでノンス (nonce) の再利用を強制する場合がある (Key Reinstallation Attacks - KRACK)。

説明:ステート遷移の処理において、ロジックに脆弱性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-13077:KU Leuven の imec-DistriNet グループの Mathy Vanhoef 氏

CVE-2017-13078:KU Leuven の imec-DistriNet グループの Mathy Vanhoef 氏

2017 年 11 月 3 日に更新

Wi-Fi

対象 OS:macOS High Sierra 10.13、macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan 10.11.6

影響:Wi-Fi 通信範囲内にいる攻撃者が、WPA マルチキャスト/GTK クライアントでノンス (nonce) の再利用を強制する場合がある (Key Reinstallation Attacks - KRACK)。

説明:ステート遷移の処理において、ロジックに脆弱性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-13080:KU Leuven の imec-DistriNet グループの Mathy Vanhoef 氏

2017 年 11 月 3 日に更新

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公開日: