Final Cut Pro X: 用語集

用語集
「エフェクト」ブラウザ

「Final Cut Pro」のメディアブラウザの 1 つ。ビデオクリップとオーディオクリップのエフェクトが含まれます。

「オーディオアニメーション」エディタ

「タイムライン」でクリップの「オーディオ・アニメーション・エディタ」を表示して、エフェクトパラメータを調整したり、フェードイン/フェードアウトを設定したり、キーフレームを使ってエフェクトの変化を調整したりできます。詳しくは、「キーフレーム」、「ビデオ・アニメーション・エディタ」も参照してください。

「カラー」インスペクタ

「カラー」インスペクタは、「カラーボード」、「カラーホイール」、「カラーカーブ」、および「ヒュー/サチュレーションカーブ」の 4 つの色補正エフェクトを使って手動での色補正を実行するために使用します。

「ズーム」ツール

「タイムライン」を拡大/縮小表示するための編集ツール。Z キーを押すことによって「ズーム」ツールを選択できます。

「タイトルとジェネレータ」サイドバー

「Final Cut Pro」のサイドバーにあるパネルの 1 つ。「Final Cut Pro」に付属のすべてのタイトルエフェクトおよびビデオジェネレータにアクセスできます。サイドバーで項目を選択すると(3D タイトルのカテゴリなど)、その項目の内容がブラウザに表示されます。

「トリム」ツール

「タイムライン」の項目をトリムするための編集ツール。T キーを押すことによって「トリム」ツールを選択できます。

「バックグラウンドタスク」ウインドウ

バックグラウンドで実行されている読み込み、トランスコード、解析、レンダリング、共有などのタスクの進行状況が表示される「Final Cut Pro」のウインドウ。

「ブレード」ツール

タイムラインのクリップをカットするための編集ツール。B キーを押すことによって「ブレード」ツールを選択できます。

「ライブラリ」サイドバー

「Final Cut Pro」サイドバーにあるパネル。ここには、読み込んだメディア(ビデオ、オーディオ、静止画像)とプロジェクトが含まれたライブラリとイベントが表示されます。「ライブラリ」サイドバーでイベントまたはライブラリを選択すると、ブラウザにメディアがクリップとして表示され、プロジェクトはサムネールとして表示されます。「ライブラリ」サイドバーには、「Final Cut Pro」のキーワードコレクションとスマートコレクションも表示されます。キーワードおよび保存した検索フィルタは、メディアの強力な整理手段として利用できます。詳しくは、「イベント」、「キーワードコレクション」、「スマートコレクション」も参照してください。

「位置」ツール

「タイムライン」に項目を配置するための編集ツール。P キーを押すことによって「位置」ツールを選択できます。

「写真とオーディオ」サイドバー

「Final Cut Pro」のサイドバーにあるパネルの 1 つ。すべての写真およびオーディオコレクションにアクセスできます。サイドバーで項目を選択すると(「写真」のアルバムや、サウンドエフェクトのカテゴリなど)、その項目の内容がブラウザに表示されます。Mac で使用しているアプリケーションによって、「写真」、「iPhoto」、または「Aperture」のフォトライブラリや、「iTunes」、「GarageBand」、または「Logic Pro」のミュージックおよびサウンドライブラリが表示されます。

「情報」インスペクタ

ブラウザまたはタイムラインで選択した 1 つ以上のクリップに関する情報(「メタデータ」とも呼ばれます)が表示される「Final Cut Pro」のインスペクタ。コーデック、メディアの開始時間と終了時間、リール、シーン、テイク、EXIF 情報、IPTC 情報など、クリップに関するメタデータをさまざまな組み合わせで表示できます。「情報」インスペクタでは、選択した 1 つ以上のクリップのメタデータを変更することもできます。さらに、「情報」ウインドウから「メタデータ表示」ウインドウを開いて、表示するメタデータのカスタムセットを作成することもできます。「情報」インスペクタでも、プロジェクトの設定を表示したりプロジェクトの設定にアクセスしたりできます。詳しくは、「インスペクタ」も参照してください。

「選択」ツール

「タイムライン」で項目を選択するための、デフォルトの矢印型ポインタ。たとえば、クリップまたは編集点の選択にこれを使用します。A キーを押すことによって「選択」ツールを選択できます。

「範囲選択」ツール

「タイムライン」で範囲を選択するための編集ツール。R キーを押すことによって「範囲選択」ツールを選択できます。

16:9

ビデオのワイドスクリーンアスペクト比。ビデオフレーム表示領域の幅と高さの比率が 16:9、つまり 1.78 という意味です。16:9 のアスペクト比は HD(高精細度)ビデオで使用されます。詳しくは、「HD(高精細度)」も参照してください。

3 ポイント編集

ソース選択またはプロジェクトで、4 つの編集点のうち 3 つを設定する編集技法。編集を実行すると、「Final Cut Pro」によって 4 番目の編集点が自動的に計算されます。詳しくは、「編集点」も参照してください。

4:3

SD(標準精細度)の放送用ビデオに使用されるアスペクト比。ビデオフレーム表示領域の幅と高さの比率が 4:3、つまり 1.33 という意味です。詳しくは、「SD(標準精細度)」も参照してください。

AAC(Advanced Audio Coding)

MPEG-4 Audio とも呼ばれます。デジタルオーディオの標準的な圧縮およびエンコード方法です。AAC 形式でエンコードされたファイルの品質はオーディオ CD に匹敵し、一般には同じレートまたはより高いレートでエンコードされた MP3 と同等以上の音質になります。

AC3(Audio Codec 3、Advanced Codec 3、Acoustic Coder 3)

サラウンドサウンドのエンコードによく使用されるドルビーデジタルの圧縮オーディオ形式。

AIFF(Audio Interchange File Format)

Apple が開発した、プラットフォームに依存しないオーディオファイル形式。WAV ファイルと同様、AIFF ファイルには情報の「チャンク」が含まれます。たとえば、Sound Data Chunk には実際のサンプルデータ、Common Chunk にはサンプルレートとビット深度情報が含まれます。

Apple ProRes

マルチストリームのリアルタイム編集での高いパフォーマンス、非常に優れたイメージ品質、小さい保存サイズという無類の組み合わせを実現する Apple コーデック。Apple ProRes コーデックは、マルチコアプロセッサを最大限に活用し、高速の低解像度デコードモードを特長としています。すべての Apple ProRes コーデックが任意のフレームサイズ(SD、HD、2K、4K、6K を含む)をフル解像度でサポートします。データレートは、コーデックタイプ、イメージ内容、フレームサイズ、フレームレートによって異なります。詳しくは、「フレームレート」、「解像度」も参照してください。

Apple ProRes 422

Apple ProRes 422 HQ のほぼすべての利点を提供する高品質圧縮コーデックですが、データレートが Apple ProRes 422 HQ の 66% と低いため、マルチストリームでのリアルタイム編集のパフォーマンスが向上します。Apple ProRes 422 のターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps のソースで約 147 Mbps です。

Apple ProRes 422 HQ

4:2:2 イメージソース用でありながら、Apple ProRes 4444 と同じレベルの視覚品質を保持します。ビデオのポストプロダクション業界で広く採用されている Apple ProRes 422 HQ では、シングルリンクの HD-SDI 信号で搬送できる最高品質のプロフェッショナルな HD ビデオを視覚的にロスレスで保持できます。このコーデックは、フルワイドでピクセル深度 10 ビットの 4:2:2 ビデオソースをサポートすると共に、デコードと再エンコードを繰り返しても視覚的にロスレスなイメージ品質を維持します。Apple ProRes 422 HQ のターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps のソースで約 220 Mbps です。

Apple ProRes 422 LT

データ・レートは約 70% で、ファイルサイズは 30 % 小さくなります。このコーデックは、保存容量およびデータレートが重視される環境に最適です。Apple ProRes 422 LT のターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps のソースで約 102 Mbps です。

Apple ProRes 422 プロキシ

低データレートでありながらフル解像度ビデオを必要とするオフラインワークフローで使用されることを想定しています。Apple ProRes 422 Proxy のターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps のソースで約 45 Mbps です。

Apple ProRes 4444

4:4:4:4 イメージソース(アルファチャンネルを含む)用 Apple ProRes の高品質版。このコーデックは、フル解像度、マスタリング品質 4:4:4:4 RGBA カラー、視覚的にオリジナル素材と見分けられないほどの視覚的忠実性を特長としています。Apple ProRes 4444 は、複数世代にわたって優れたパフォーマンスを提供し、最大 16 ビットの数学的にロスレスなアルファチャンネルをサポートする、モーショングラフィックスおよびコンポジットを保存/交換するための高品質ソリューションです。このコーデックでは、無圧縮の 4:4:4 HD に比べ、データレートがきわめて低くなります(ターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps の 4:4:4 ソースで約 330 Mbps)。また、RGB および Y'CbCr ピクセル形式の直接エンコード、これらへの直接デコードを提供します。

Apple ProRes 4444 XQ

4:4:4:4 イメージソース(アルファチャンネルを含む)用 Apple ProRes の最高品質版です。高速データレートでありながら、最高品質のデジタル・イメージ・センサーによって生成される高ダイナミックレンジイメージの詳細を保持します。Apple ProRes 4444 XQ は、Rec.709 イメージのダイナミックレンジより数倍大きなダイナミックレンジを保持しており、トーンスケールの黒またはハイライトが非常に広い、高度な視覚エフェクト処理の厳しい要求にも対応できます。標準の Apple ProRes 4444 と同様に、このコーデックは各イメージチャンネルで最大 12 ビット、アルファチャンネルで最大 16 ビットをサポートします。Apple ProRes 4444 XQ のターゲット・データ・レートは、1920 x 1080 および 29.97 fps の 4:4:4 ソースで約 500 Mbps です。

Audio Units

macOS で使われるオーディオアプリケーション用の標準リアルタイム・オーディオ・エフェクト形式。

AVCHD

AVC(Advanced Video Coding)圧縮を使用する HD(高精細度)ビデオ形式。MPEG-4 part 10 または H.264 とも呼ばれます。Blu-ray プレーヤーの多くでは赤色レーザーディスクに収録された AVCHD 形式のコンテンツを再生できるため、短時間の HD ビデオプロジェクトは標準の赤色レーザーディスクを使ってこの形式で配布するのが一般的になっています。

B ロール

作品で主となるショットに対して、それと部分的に入れ替える別のショットを表す用語。B ロールは、カットアウェイショットによく使用されます。詳しくは、「カットアウェイショット」も参照してください。

BWF(Broadcast Wave Format)

WAV ファイル形式の拡張仕様。タイムコードや制作情報などの追加のメタデータが含まれます。

CAF(Core Audio Format)

Apple の CAF(Core Audio Format)は、デジタル・オーディオ・データを保存および操作するための柔軟なファイル形式です。Mac OS X 10.4 以降、または QuickTime 7 以降がインストールされた Mac OS X 10.3 で、Core Audio API によって完全にサポートされます。CAF は、高いパフォーマンスおよび柔軟性と、将来の超高分解能のオーディオ録音、編集、および再生に対応するスケーラビリティを備えています。

DV

4:1:1 のカラーサンプリング(PAL は 4:2:0)を使用して、8 ビットの 5:1 圧縮コンポーネントビデオ信号を録画する、SD(標準精細度)のデジタル・ビデオテープ・レコーダー形式。DV は、16 ビット、48 kHz のオーディオサンプリングを使用した 2 トラックのオーディオ、または 12 ビット、32 kHz オーディオサンプリングを使用した 4 トラックのオーディオに対応しています。

DVCAM

4:1:1 のカラーサンプリング(PAL は 4:2:0)を使用して、8 ビットの 5:1 圧縮コンポーネントビデオ信号を録画する、SD(標準精細度)のデジタル・ビデオテープ・レコーダー形式。DVCAM は、16 ビット、48 kHz のオーディオサンプリングを使用した 2 トラックのオーディオ、または 12 ビット、32 kHz オーディオサンプリングを使用した 4 トラックのオーディオに対応しています。

DVCPRO

4:1:1 のカラーサンプリング(PAL は 4:2:0)を使用して、8 ビットの 5:1 圧縮コンポーネントビデオ信号を録画する、SD(標準精細度)のデジタル・ビデオテープ・レコーダー形式。DVCPRO は、16 ビット、48 kHz オーディオサンプリングを使用した、2 トラックのオーディオに対応しています。

DVCPRO HD

4:2:2 のカラーサンプリングを使用して、8 ビットの圧縮コンポーネントビデオ信号を録画する、HD(高精細度)ビデオ形式。720p と 1080i の両方がサポートされています。DVCPRO HD は、16 ビット、48 kHz オーディオサンプリングを使用する、最高で 8 つのオーディオトラックを含みます。データレートの合計は 115 Mbps です。

DVCPRO50

4:2:2 のカラーサンプリングを使用して、8 ビットの 3.3:1 圧縮コンポーネントビデオ信号を録画する、SD(標準精細度)のデジタル・ビデオテープ・レコーダー形式。DVCPRO50 は、16 ビット、48 kHz オーディオサンプリングを使用した、4 トラックのオーディオに対応しています。

DVD

CD と同じサイズで、高密度の記録法を採用することで記憶容量を大幅に高めたディスク。一般的にビデオの配布に使用されますが、DVD-ROM ディスクはコンピュータのデータを保管するのにも使用されます。

FireWire

Apple の IEEE1394 規格の商標。DV ビデオカメラをコンピュータに接続するのに使われる、高速かつ汎用のインターフェイスです。FireWire はまた、大量のデータを処理するアプリケーションに適していて、外部ストレージデバイス、スキャナおよびその他のコンピュータ周辺機器の接続にも使用できます。詳しくは、「Thunderbolt」も参照してください。

H.264

AVC(Advanced Video Coding)とも呼ばれる H.264/MPEG-4 Part 10 は、HD(高精細度)ビデオの録画、配信、およびインターネットでのストリーミングに広く使用されているビデオ圧縮規格です。

HDCAM

3:1:1 のカラーサンプリングを使用して、7.1:1 で DCT 圧縮した 8 ビットのコンポーネントビデオ信号を記録する、HD(高精細度)デジタル・ビデオテープ・レコーダー形式。HDCAM は 4 トラックのオーディオに対応しています。1/2 インチテープを使用して記録します。

HDV

HD(高精度)ビデオを DV テープに録画するための形式。HDV では、8 ビットサンプルおよび 4:2:0 のクロマサブサンプリングによる MPEG-2 ビデオ圧縮が使用されます。HDV のビデオ・ビット・レートは、720p(1280 × 720)で 18.3 Mbps、1080i(1440 × 1080)で 25 Mbps です。

HEIF(High Efficiency Image File Format)

静止画像およびイメージシーケンスを保存するためのコンテナ形式で、MPEG-H Part 12(ISO/IEC 23008-12)で定義されています。HEIF は Moving Picture Experts Group(MPEG)によって開発され、HEVC(High Efficiency Video Coding)圧縮規格を使用してエンコードされたイメージを保存できます。

HEVC(High Efficiency Video Coding)

ビデオ圧縮規格で、H.265 または MPEG-H Part 2 とも呼ばれます。

HLG(ハイブリッドログガンマ)

ハイダイナミックレンジ(HDR)ビデオの ITU-R Rec. 2100 規格でサポートされる 2 つのシステムの 1 つです。HLG 伝達関数はイメージの信号レベルをシーンの相対輝度レベルに関連付けるため、メタデータがなくても標準ダイナミックレンジ(SDR)ディスプレイと互換性があります。HLG は BBC および NHK の放送ネットワークによって開発されました。

IMX

テープ、XDCAM 光学ディスク、またはストレージデバイスに保存される、すべて I フレームの SD(標準精細度)MPEG-2 形式。一部の IMX デッキでは、Digital Betacam、Betacam SX、Betacam SP などの形式を再生し、それを IMX に変換することができます。IMX のデータレートは、30 Mbps、40 Mbps、または 50 Mbps に設定できます。

IRE

無線技術者協会が規定した、アナログビデオ信号のルミナンスを表す単位。詳しくは、「ルミナンス」も参照してください。

J カット

詳しくは、スプリット編集を参照してください。

JPEG

高い圧縮率で圧縮されたグラフィックスファイルを作成できる一般的なイメージファイル形式。使用する圧縮の大きさはさまざまに変えることができます。圧縮を小さくすると、高品質なイメージになります。

L カット

スプリット編集を参照してください。

MP3

MPEG-1 または MPEG-2 Audio Layer 3 の圧縮規格およびファイル形式を指します。AAC と同様、MP3 では知覚オーディオコーディング技術と音響心理学に基づく圧縮技術を使って、人間の耳では聞き取れない不必要な情報を取り除きます。

MPEG(Moving Picture Experts Group)

ビデオおよびオーディオの圧縮に関する標準化団体。標準化の形式には MPEG-1、MPEG-2、および MPEG-4 があります。

MXF

ビデオおよびオーディオ用の業界標準ファイル形式。MXF ファイルには、「QuickTime」のファイルと同様に、メディアの内容に関する情報が含まれています。この情報はメタデータとも呼ばれ、フレームレート、フレームサイズ、作成日のほか、カメラオペレータ、アシスタント、アーカイブ担当者などが作成したカスタムデータを含めることができます。詳しくは、「フレームレート」、「解像度」も参照してください。

NLE

ノンリニアエディタ(nonlinear editor)の略。詳しくは、「ノンリニア編集」も参照してください。

NTSC 方式

北米の放送規格を最初に制定した米国テレビジョン方式委員会(National Television Standards Committee)が定義したビデオ規格。アナログ NTSC ビデオは、インターレース方式で、フレームあたりの走査線が 525 本、フレームレートが 29.97 fps で、色域に制限があります。デジタルの NTSC ビデオは、フレームサイズが 720 × 486 ピクセル(DV および DVD の場合は 720 × 480)で、フレームレートが 29.97 fps です。詳しくは、「PAL 方式」も参照してください。

PAL 方式

Phase Alternating Line の頭文字。ヨーロッパの多くの国で使用されているインターレース方式のビデオ規格で、再生速度は 25 fps(フレーム当たりの走査線数は 625 本)です。デジタル PAL ビデオのフレームサイズは 720 × 576 です。詳しくは、「NTSC 方式」も参照してください。

PQ(Perceptual Quantizer)

イメージ信号値をディスプレイよって生成される絶対輝度レベルに関連付けるハイダイナミックレンジ(HDR)伝達関数です。PQ は SMPTE ST 2084 で標準化されていて、HDR ビデオの ITU-R Rec. 2100 規格でサポートされる 2 つの伝達関数の 1 つです。PQ は HDR10、HDR10+、Dolby Vision などのフォーマットで使用されます。

QuickTime

Apple が開発したクロスプラットフォームのマルチメディアテクノロジー。ビデオ、オーディオ、およびインタラクティブ作品の制作、ポストプロダクション、配信に幅広く使用されています。

Rec.2020

Rec. ITU-R Recommendation BT.2020 の略。非常に色域の広い(広い範囲の色を再現できる)標準色空間です。

Rec.709

ITU-R Recommendation BT.709 の略。HD(高精細度)テレビの標準放送形式。

RF64

WAV ファイル形式の拡張仕様です。サイズが 4GB を超えるファイルを作成できます。

RGB

Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の略。色空間は普通、赤、緑、青の各要素の強さで色が定義されるコンピュータで使われます。この色空間はディスプレイの赤、緑、青の蛍光物質の発光量に直接変換されます。RGB 色空間は色域が非常に広く、非常に広い範囲の色を再現することができます。この範囲は、放送で再現できる範囲より大きいのが普通です。

SD(標準精細度)

従来の NTSC および PAL ビデオ・フレーム・サイズを指します。フレーム当たりの有効走査線は、NTSC が 480 本または 486 本、PAL が 576 本になります。詳しくは、「HD(高精細度)」も参照してください。

Thunderbolt

1 つのコンパクトなポートだけで、高解像度ディスプレイや高性能データデバイスに対応できる I/O 技術。

TIFF(Tagged Image File Format)

Aldus と Microsoft により開発され、広く利用されているビットマップ・グラフィックス・ファイル形式。モノクロイメージ、グレイスケール、8 ビットカラー、24 ビットカラーに対応しています。TIFF はアルファチャンネルに対応しています。詳しくは、「アルファチャンネル」も参照してください。

UHD(超高精細度)

解像度が 3840 × 2160 ピクセル以上のビデオを指します。詳しくは、「HD(高精細度)」も参照してください。

VCR

ビデオカセットレコーダー(videocassette recorder)の略。一般に、さまざまなソースからビデオを記録する家庭用機器を指します。VTR とも言います。詳しくは、「VTR」も参照してください。

VTR

ビデオテープレコーダー(videotape recorder)の略。一般に、さまざまなソースからビデオを記録する業務用機器を指します。

WAVE(または WAV)

無圧縮の LPCM(リニアパルス符号変調)オーディオデータを保存するために広く使用されているオーディオファイル形式。

XDCAM

MXF コンテナファイル内に DVCAM および IMX ビデオを記録するために Sony が開発した光ディスク形式。「DVCAM」、「IMX」、「MXF」も参照してください。

XDCAM EX

4:2:0 のクロマサンプリングによる MEPG-2 ビデオ圧縮を使用する Sony XDCAM 製品ファミリーのメンバー。XDCAM HD と異なり、XDCAM EX は 720p をサポートし、フル HD の解像度(1920 × 1080 または 1280 × 720)で録画できます。最大ビットレートは 35 Mbps です。XDCAM EX ビデオカメラでは、光ディスクの代わりに、SxS カードと呼ばれるソリッド・ステート・メモリが使用されます。詳しくは、「クロマ」、「HDV」も参照してください。

XDCAM HD422

4:2:2 のクロマサンプリングと 50 Mbps のビデオ・ビット・レートを使用する Sony XDCAM 製品ファミリーのメンバー。XDCAM EX と同様、フル HD の解像度(1920 × 1080 または 1280 × 720)での MPEG-2 ビデオ圧縮が使用されます。詳しくは、「クロマ」、「HDV」も参照してください。

Y'CbCr

多くのデジタルビデオ形式でデータの保存に使われる色空間。ピクセルごとに、1 つのルミナンス(Y)と 2 つの色情報(青色差信号 Cb および赤色差信号 Cr)の、3 つの成分が保存されます。YUV とも言います。詳しくは、「ルミナンス」、「ピクセル」も参照してください。

アウト点

編集点を参照してください。

アスペクト比

フィルムまたはビデオフレームのスクリーン上の横と縦の比率。SD(標準精細度)ビデオ(従来のテレビ画面で使用)のアスペクト比は 4:3、HD(高精細度)ビデオのアスペクト比は 16:9 です。

アップストリーム

「タイムライン」上の現在のクリップの左側にあるクリップを指します。プロジェクトをリップルする操作を実行しても、アップストリームクリップは影響されません。詳しくは、「ダウンストリーム」、「リップル編集」も参照してください。

アニメーションエディタ

詳しくは、「オーディオアニメーション」エディタビデオ・アニメーション・エディタを参照してください。

アルファチャンネル

R、G、B(赤、緑、青)のカラーチャンネルに加えるイメージチャンネルで、合成用の透明度情報を保管するのに使用されます。アルファチャンネルは多くの場合 8 ビットですが、アプリケーションによっては 16 ビットのアルファチャンネルに対応しています。「Final Cut Pro」では、黒は 100 %透明、白は 100 %不透明を表します。アルファチャンネルに対応している形式は、一部のものに限られます。たとえば、Targa、TIFF、PNG、PSD、Apple ProRes 4444、QuickTime アニメーションコーデックなどです。詳しくは、「合成」、「RGB」も参照してください。

アングルエディタ

アングルエディタでマルチカムクリップを開いて、同期やアングルの順序を調整したり、アングルを追加または削除することができます。また、「アングルエディタ」を使用して、マルチカムクリップ内の個々のクリップの編集(トリミング、色補正、トランジションの追加など)を行うこともできます。詳しくは、「マルチカムクリップ」も参照してください。

アングルビューア

マルチカムクリップのすべてのアングルを同時に視聴しながら、さまざまなアングルをリアルタイムで切り替えたりカットしたりするために使用するビューア。ビデオとオーディオのカットや切り替えは、一度に行うことも個別に行うこともできます。たとえば、アングル 1 のオーディオを使用しながら、アングル 1 から 4 までのビデオを切り替えることができます。詳しくは、「マルチカムクリップ」も参照してください。

イーズアウト

物体が最初から全速力で動き出すのではなく、開始位置から徐々に加速していく効果。これは現実世界の慣性力と摩擦をシミュレートしており、一般に、直線的な動きよりも自然で有機的に見えるという効果をもたらします。

イーズイン

動いている物体が急に動きを止めるのではなく、徐々に減速しながら止まる効果。これは現実世界の摩擦をシミュレートしており、一般に、直線的な動きよりも自然で有機的に見えるという効果をもたらします。

イコライゼーション

イコライザ(通常は EQ と略されます)を使って、入力オーディオに含まれる特定の周波数帯のレベルを変更することによってサウンドを形作ること。イコライゼーションは、音楽プロジェクトとビデオのポストプロダクションの両方でよく使われるオーディオ処理の 1 つです。EQ を使って特定の周波数または周波数範囲を調整することにより、オーディオファイル、音源、またはプロジェクトのサウンドを微調整したり大幅に変更したりできます。

イベント

「Final Cut Pro」にビデオ、オーディオ、および静止画像を読み込むか、それらを直接記録すると、ソース・メディア・ファイル(生素材)がイベントに保存されます。イベントには、フォルダと同様に、プロジェクトのほかに数十、数百、数千のビデオクリップ、オーディオクリップ、静止画像を保存できます。ライブラリ内の各イベントは Mac またはストレージデバイス上のメディアとデータベースファイルを参照します。このデータベースファイルはすべてのファイルの場所を追跡します。

イベントビューア

メインの「ビューア」の横に表示される別のビデオ表示領域で、「ブラウザ」でクリップを再生するときだけ使います。

インスペクタ

「Final Cut Pro」には、選択した項目の属性を表示および変更できるいくつかの「インスペクタ」があります。たとえば、「ビデオ」インスペクタでは、ビデオエフェクトを調整できます。このほかに、「オーディオ」インスペクタ、「情報」インスペクタ、「トランジション」インスペクタ、「タイトル」インスペクタ、「テキスト」インスペクタ、「ジェネレータ」インスペクタ、「ライブラリのプロパティ」インスペクタ、「共有」インスペクタがあります。インスペクタは Final Cut Pro ウインドウの右上隅に表示されます。

インターレースビデオ

ビデオフレームを 2 つのフィールドに分割するスキャン方法。各フィールドを構成する奇数の線と偶数の線が交互にスキャンされます。

イン点

詳しくは、編集点を参照してください。

ウォーターマーク

イメージまたはビデオクリップ上に表示され、それらが著作権で保護されていることを示すグラフィックスまたはテキストオーバーレイ。著作権保有者の明示的な許可なくイメージまたはビデオクリップが使用されるのを避けるために使用します。

エクイレクタングラープロジェクション

360° ビデオの表示方法の 1 つです。地球を 2 次元の長方形に描く世界地図のように、3 次元の球面を平面にしてすべての部分をビデオフレーム内に表示します。

オーディオコンポーネント

オーディオファイルには 1 つまたは複数のオーディオチャンネルが含まれます。「Final Cut Pro」では、オーディオチャンネルがクリップでのチャンネルの構成に従って自動的にオーディオコンポーネントにグループ化されます。Final Cut Pro」では、クリップのオーディオ部分を展開して、個々のチャンネルのレベルでオーディオコンポーネントを表示および編集できます。

オーディオサンプルレート

オーディオ信号の 1 秒当たりの測定(サンプリング)回数。サンプルレートが高いと音質が高く、ファイルサイズが大きくなり、低いと音質が低く、ファイルサイズが小さくなります。

オーディオの自動同期

「同期にオーディオを使用」オプションにより、マルチカムクリップの作成中に、マルチカムクリップのアングルのオーディオ波形を使用して同期を正確に調整することができます。これは、自動的にクリップを解析して同期し、1 つの複合クリップとしてまとめるために使用できる技術と同じオーディオ同期技術です。詳しくは、「合成クリップ」、「マルチカムクリップ」も参照してください。

オーディオ波形

実際の音を視覚的に表したもの。オーディオ波形の振幅と長さは、元となる音の音量と継続時間によって変わります。太鼓を叩いたときのような短くて大きい音は鋭くとがった波形になり、低く響く雑踏のざわめきのような音は変化の少ない低い波形になります。クリップをトリミングしたりエフェクトをキーフレームしたりするときは、これらの特性に基づいて目的の編集点を簡単に見つけることができます。

オーディション

「Final Cut Pro」では、関連する複数のクリップを「オーディション」と呼ばれるセットにまとめて、その中から、使用するクリップを 1 つ選ぶことができます。異なるクリップをまとめたオーディションを作成して複数のテイクを試してみたり、同じクリップの複数バージョンをまとめたオーディションを作成してさまざまなエフェクトをプレビューしたりできます。オーディションは、ブラウザとタイムラインでは左上隅にオーディションアイコン付きクリップとして表示されます。

オフライン編集

生素材をコピーして元のカメラメディア(フィルム、テープ、またはファイルベースのメディア)に影響を与えずに編集するポストプロダクション工程。オフライン編集(通常は解像度を下げたプロキシメディアを使用します)で作品が完成したら、オンライン編集で元のメディアを使って編集を再現します。

カット

トランジションエフェクトなしで、あるクリップから次のクリップへつなげる編集。編集としては最も単純です。

カットアウェイショット

現在の被写体に関連する、同じ時間枠の別のショット(たとえば、インタビューに答える人を映した場面でのインタビューアのリアクションなど)。カットアウェイショットは、しばしば別のショットの不要な視覚セクションを削除するのに使用されます。オーディオは通常、編集されていることを目立たなくするために、カットアウェイの表示中も流れ続けます。

カラーバー

棒状に表示される標準の色テスト信号。しばしば基準音を伴います。読み込みから出力まで入力ソースの色を正しく保つために、カラーバーを使ってビデオ信号を調整します。

カラーバランス

クリップ内の赤、緑、および青の混合に関連します。「Final Cut Pro」では、「カラーボード」を使用して、ハイライト(明るい部分)、中間部、およびシャドウ(暗い部分)のカラーバランスを調整できます。

カラーボード

「カラーボード」では、クリップの色の特性を手動で調整できます。色合いの調整、色の強度の調整、ビデオのブライトネスの調整用に個別のパネルが用意されています。各パネルでは、全体の調整だけでなく、イメージのハイライト、中間色、シャドウを別々に調整することもできます。

ガンマ

イメージの強度を示すカーブ。ガンマは非線形関数で、ブライトネスまたはコントラストと混同されることがよくあります。ガンマ補正は、Mac と Windows のビデオグラフィックカードおよびディスプレイの差異を補正する目的でよく利用されます。

キーイング

詳しくは、クロマキールミナンスキーを参照してください。

キーフレーム

プロジェクト内の特定の時点におけるビデオエフェクトまたはオーディオエフェクトのパラメータ値を指定するコントロール。「Final Cut Pro」で値の異なる 2 つのキーフレームを設定すると、1 つの値からもう 1 つの値への遷移が計算され、そのパラメータが動的に変化します。キーフレームという語は、アニメーション産業における従来の作業フローに由来します。そこでは、登場人物の動きを時間の経過に従ってスケッチするため、アニメートされたシーケンスの重要(キー)フレームだけが描かれていました。キーフレームが決定されると、中割りデザイナーがキーフレームの間にあるフレームをすべて描きました。

キーワード

キーワードを使って、クリップまたはクリップ範囲に説明的な情報を追加できます。キーワードに基づいて、メディアを整理、並べ替え、および分類できます。クリップに手動でキーワードを追加することも、「Final Cut Pro」で読み込み中またはクリップの解析中に自動的にキーワードを追加することもできます。詳しくは、「キーワードコレクション」も参照してください。

キーワードコレクション

クリップにキーワードを割り当てると、ライブラリ内のイベントにキーワードコレクションが自動的に作成されます。キーワードコレクションを選択すると、そのキーワードが関連付けされた各クリップがブラウザに表示されます。詳しくは、「イベント」、「キーワード」も参照してください。

ギャップクリップ

任意の継続時間に調整できる空白のクリップ。空白のビデオと無音のオーディオが含まれます。(映画業界ではスラグと呼ばれます。)ギャップクリップの色は、「Final Cut Pro」の現在の背景カラーによって決まります。背景カラーを変更するには、「Final Cut Pro」環境設定の「再生」パネルで「プレーヤー背景」ポップアップメニューを使用します。

クリッピング

0 dBFS の最大サンプル値を超える信号が原因で、デジタルオーディオの再生または録音中に発生する歪み。

クリップ

ビデオまたはオーディオ素材を示す用語。特に、「Final Cut Pro」に読み込んだ後の素材を指します。クリップはブラウザとタイムラインに表示されます。「Final Cut Pro」のクリップは、Mac または接続されているストレージデバイス上に保存されたソース・メディア・ファイルを参照(リンク)します。クリップを変更するときは、メディアファイルそのものを変更するのではなく、「Final Cut Pro」内のクリップの情報を変更することになります。これを非破壊編集と言います。

クリップの選択

ブラウザまたはタイムラインでクリップ全体を選択すること。範囲選択とは異なり、クリップ選択では、範囲がクリップの境界に限られます。そのため、クリップの一部だけを含むように調整することはできません。クリップ全体を追加または削除するときに使用します。

クロスディゾルブ

一般的なビデオトランジションの一種。前のショットがフェードアウトすると同時に次のショットがフェードインします。クロスディゾルブでフェードする際は、2 つのショットがスーパーインポーズされます。

クロスフェード

一般的なオーディオトランジションの一種。前のショットのオーディオがフェードアウトすると同時に次のショットのオーディオがフェードインします。クロスフェード中は、両方のショットのオーディオが聞こえます。

クロマ

ビデオ信号に含まれる色の情報。色そのものを表すヒューと、色の強度を表すサチュレーションとで構成されます。

クロマキー

ビデオクリップの背景を透明にしてほかのクリップと合成できるようにするために、クリップの青または緑の背景からアルファチャンネルまたはマットを抽出するための特殊エフェクト技法。ブルースクリーンまたはグリーンスクリーン技術は、天気予報のキャスターが、実際には青または緑の壁の前に立っているのを、アニメートされた地図の前に立っているかのように見せる手法です。ブルースクリーンまたはグリーンスクリーンとも呼ばれます。詳しくは、「アルファチャンネル」も参照してください。

ゲイン

オーディオまたはビデオ信号を上げる量。ビデオにおいては白のレベルを上げ、オーディオにおいては音量を大きくします。

コーデック

圧縮プログラム(compressor)/解凍プログラム(decompressor)またはエンコード(encode)/デコード(decode)の略。ビデオ/オーディオを、現在の形式から、コンピュータまたはストレージデバイスに保存する際に使用するデジタルの圧縮形式に変換するためのソフトウェアコンポーネント。QuickTime のビデオコーデックとしては、DV、Photo JPEG、および Apple ProRes が一般的です。

コーナーポイント

ベジェパス内にある、カーブが適用されていないポイント。隣接する線分は直線です。詳しくは、「ベジェ曲線」も参照してください。

コントラスト

1 つのイメージの最も明るい部分の値と最も暗い部分の値の差。コントラストの大きいイメージには、最も暗いシャドウから最も明るいハイライトまでの広い範囲の値が含まれます。コントラストの小さいイメージに含まれる値の範囲は狭く、明瞭さに欠けます。

サイドバー

ブラウザの左に表示されるサイドバーには、「ライブラリ」サイドバー、「写真とオーディオ」サイドバー、「タイトルとジェネレータ」サイドバーという 3 つのパネルがあり、これらを使ってさまざまなタイプのメディアを選択できます。サイドバーのいずれかのパネルで項目を選択すると(クリップを含むイベントや、サウンドエフェクトや 3D タイトルのカテゴリなど)、その内容がブラウザに表示されます。サイドバーはそれぞれ表示/非表示を切り替えることができます。

サウンドエフェクト

ドアが閉じる音や犬の吠え声など、エフェクトライブラリまたは収録したクリップに含まれる特殊なオーディオ素材。サウンドエフェクトは、作品のロケーションオーディオを置き換えるため、またはもともと収録されていなかった音を付加するために使うことができます。「Final Cut Pro」には、1300 以上のロイヤルティフリーのサウンドエフェクトが付属しています(別途ダウンロードする必要があります)。

サチュレーション

ビデオ信号の色の強度を測る基準。

サブフレーム

1 ビデオフレームの継続時間の 1/80 単位。オーディオをサンプルレベルで編集するときは、サブフレーム単位で表示するとより詳細に参照できます。

シーケンス

詳しくは、プロジェクトタイムラインを参照してください。

シーン

同じ場所で同じ時間に起こる一連のショット。シーンの連なりが作品を構成します。

ジェネレータ

「Final Cut Pro」によって合成されるクリップ。ジェネレータは、ビジュアルデザイン用のさまざまな種類の背景、タイトル、要素として使用することができます。

ショートカットメニュー

Control キーを押したまま画面上の項目をクリックするか、マウスの右ボタンを押したときに開くメニュー。コンテキストメニューと呼ばれることもあります。

ショット

連続的に記録された映像の 1 セグメント。作品の最小構成単位がショットです。

ジョブ

「Compressor」のバッチに追加した各メディアファイルが 1 つのジョブを構成します。各ジョブには、1 つのメディアファイルと、レンダリングするファイルのタイプを定義する 1 つ以上の設定が含まれます。詳しくは、「バッチ」、「ソース・メディア・ファイル」も参照してください。

スキマー

ブラウザとタイムラインでクリップをプレビューするためにクリップ上でポインタを動かしたときに表示される赤い縦線。スキマーは、スキミング(クリップ上でポインタを自由に動かすことで、その位置と速度に合わせてクリップが再生されること)するために使います。再生ヘッドの位置を変えることなくクリップをスキミングできます。スナップをオンにしている場合は、スキマーが特定の位置にスナップされると色がオレンジに変わります。詳しくは、「再生ヘッド」、「スナップ」も参照してください。

ステレオ

ステレオフォニック(stereophonic)の略。2 つの異なるチャンネルを含むオーディオを表します。一方のオーディオレベルを変更すると、自動的に他方のチャンネルに同時に同じ変更が適用されます。

ステレオスコピック

左目用と右目用に指定された 2 つの表示に分かれている 360° ビデオファイルです。この種類のビデオは、2 つの表示をそれぞれの目に投影できる特殊なヘッドセットまたはメガネを通して視聴するように設計されています。ステレオスコピックビデオは、人間が現実世界で両目を開けているときに体験する 3 次元の奥行きの感覚をシミュレートします。

ストーリーライン

タイムラインには常に基本ストーリーラインが含まれます。これは、ムービーを構成するクリップの主要シーケンスになります。ストーリーラインは、基本ストーリーラインに接続されたクリップのシーケンスです。接続されたクリップと同じ目的にストーリーラインを使用できます(カットアウェイの作成、タイトルやその他のグラフィックスの合成、サウンドエフェクトや音楽の追加など)。詳しくは、「合成」、「カットアウェイショット」も参照してください。

ストレートカット

ビデオクリップ項目とオーディオクリップ項目の両方を同時に切り取るカット。

スナップ

「Final Cut Pro」でスナップをオンにすると、タイムライン内で項目(再生ヘッド、スキマー、選択したクリップなど)を移動するときに、タイムライン内の特定の位置に直接ジャンプ(スナップ)します。これは、編集項目の位置をプロジェクト内の別の項目とすばやく揃えるときに便利です。「選択」ツール、「トリム」ツール、「位置」ツール、「範囲選択」ツール、「ブレード」ツールなど、「Final Cut Pro」の多くの編集ツールでスナップが適用されます。フレーム単位の詳細な編集を行うときは、スナップを無効にできます。

スピルの抑制

キーイングの際に対象物の縁に発生する緑または青の色漏れや光漏れを中和する色補正操作。「スピルの抑制」は、透明にする色の補色(反対色)を適用することによって機能します。

スプリット編集

「Final Cut Pro」では、クリップのビデオとオーディオに個別の開始点と終了点を設定できます。このような編集をスプリット編集と言い、映画やテレビ番組で会話の多いシーンによく使われます。スプリット編集を使うと、映像が新しいショットまたはシーンに切り替わる前に、そのショットまたはシーンの音声を流し始めることができます。逆に、ショットが切り替わった後も前のショットの音声を流し続けることもできます。

スマートコレクション

「フィルタ」ウインドウを使用してイベント内のクリップを検索するときに、新しいスマートコレクションを作成して結果を保存できます。スマートコレクションでは、検索条件に一致するクリップが自動的に収集されます。スマートコレクションの検索条件に一致する新しいクリップがイベントに追加されたときは、そのクリップが自動的にスマートコレクションに追加されます。スマートコレクションに表示されるクリップは複製ではありません。スマートコレクションを使ってイベント内のクリップを絞り込むことで、特定の作業に使用する必要のあるクリップだけを表示できます。詳しくは、「イベント」も参照してください。

スライド編集

クリップ全体を、その左右にある編集点と共に移動する編集。移動したクリップの継続時間は変わりませんが、その左右のクリップは、移動したクリップの新しい位置に合わせて長さが変わります。プロジェクト全体の継続時間およびこれら 3 つのクリップの合計継続時間は変わりません。

スリップ編集

プロジェクト内でのクリップの位置と継続時間は変えずに、開始点と終了点の場所を変更する編集。素材の利用可能な範囲内でクリップの開始点と終了点を滑らせるように動かす(スリップさせる)ため、このように呼ばれます。プロジェクト内でクリップに表示される場面は変わりますが、「タイムライン」内でのクリップの位置は変わりません。

スルー編集

編集項目の両側にあるビデオまたはオーディオコンテンツが連続している編集点。詳しくは、「編集点」も参照してください。

スレート

シーン先頭のショットで、シーンの基本制作情報(テイク、日時、シーン番号など)の識別に使われます。映像と音声を別々に記録するときは、視覚および聴覚的な同期合図としてカチンコが使われます。

ソース・メディア・ファイル

「Final Cut Pro」に読み込む元のファイル(ビデオ、オーディオ、静止画像またはグラフィックス)。「Final Cut Pro」で使用するクリップは、ソース・メディア・ファイルが保存されている場所(Mac、ストレージデバイス、またはビデオカメラやカメラなどのデバイス上)を参照します。「Final Cut Pro」内でクリップに変更を加えても、ソース・メディア・ファイルには影響しません。

ダイナミックレンジ

録音の中で最も大きい音と最も小さい音の差。デシベルで表されます。

タイムコード

ビデオと一緒に記録され、各フレームを一意に識別する信号。「Final Cut Pro」では、タイムコードはデフォルトで「時:分:秒:フレーム」という形式で表示されます。「タイムラインの再生、ビデオクリップ項目とオーディオクリップ項目の同期、タイムラインでのプロジェクト内の移動、クリップの移動やトリミングなど、「Final Cut Pro」のさまざまな機能でタイムコードを利用できます。

タイムライン

Final Cut Pro ウインドウの下部にあり、ここでクリップの追加、配置、およびすべての編集を行って、ムービープロジェクトを作成します。

タイムラインインデックス

「タイムラインインデックス」には、プロジェクト内のクリップ、キーワード、およびマーカーをテキスト表示で時間順に並べたリストが表示されます。「タイムラインインデックス」で項目を選択すると、「タイムライン」で再生ヘッドがその項目へ移動します。タイムラインインデックスの「ロール」パネルを使って、タイムラインでクリップをロール別に整理することもできます。詳しくは、「キーワード」、「マーカー」、「ロール」も参照してください。

ダウンストリーム

「タイムライン」上の現在のクリップの右側にあるクリップを指します。プロジェクトをリップルする操作を実行すると、ダウンストリームクリップには影響しますが、アップストリームクリップには影響しません。詳しくは、「リップル編集」、「アップストリーム」も参照してください。

ダウンミックス

複数のオーディオチャンネルを単一のステレオ(またはデュアルモノ)ペアにまとめる際に使われる処理。ミックスダウンとも言います。

ツールバー

Final Cut Pro ウインドウの上部にあるバー。「Final Cut Pro」のメイン領域の表示/非表示の切り替えやプロジェクトの共有など、基本的なタスクを実行するためのボタンやツールがあります。

ディスクユーティリティ

macOS でディスク関連のタスクを実行する Apple アプリケーション。「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダ内にあります。

データレート

データを転送する速度。多くの場合、MB/sec(メガバイト/秒)、または Mbps(メガビット/秒)で表されます。ビデオファイルの転送速度を上げると画質が向上しますが、システムリソース(プロセッサ速度、ストレージ領域、およびパフォーマンス)への要求も高度になります。コーデックによっては、取り込み中にムービーの最高データレートを指定できるものもあります。

デシベル(dB)

音のレベルの測定単位。人間の耳が感じる音の大きさを表す対数目盛りです(1 dB は人間の耳で感じることのできる最も小さな音量の変化にほぼ対応しています)。デジタルオーディオの場合、dBFS は音量レベル測定の標準デシベル単位です。

トランジション

編集点に適用され、クリップから次のクリップへの移行を滑らかに見せるためのエフェクト。「Final Cut Pro」では、ディゾルブやワイプなどのさまざまなビデオトランジションが用意されているほか、オーディオクリップ間にオーディオクロスフェードを追加することもできます。

トランジションブラウザ

「Final Cut Pro」のメディアブラウザの 1 つ。「Final Cut Pro」に付属のすべてのビデオトランジションにアクセスできます。

トランスコード

メディアファイルを別の形式(DV、H,264、MPEG-2 など)に変換すること、またはメディアファイルの特性(ビデオのフレームサイズとフレームレート、データレート、オーディオ・サンプル・レートなど)を変更すること。「Final Cut Pro」と連携する Apple アプリケーション「Compressor」を使うと、メディアファイルをすばやく簡単にトランスコードできます。

トリム

「タイムライン」にクリップをおおまかな時間順に並べた後、カット点(編集点)の微調整を行います。プロジェクト内でクリップの長さを変更すると、クリップをトリムしたことになります。Final Cut Pro」では、「タイムライン」のクリップや編集点をトリムする方法として、リップル編集、ロール編集、スリップ編集、スライド編集など、さまざまな技法を利用できます。

ドロップシャドウ

イメージの背後に人工的な影を付けるエフェクト。通常、グラフィックスとテキストで使用します。

ドロップフレームタイムコード

タイムコードが実際の経過時間と一致するように、1 分ごと(10 分ごとを除く)に 2 フレームずつ前にスキップする NTSC タイムコード。タイムコードがスキップされても、実際のビデオフレームはスキップされません)。このスキップによって 29.97 fps という NTSC の実際のフレームレートが補正されるため、ノンドロップフレーム・タイムコードは実際の経過時間と比べて 1 時間当たり 3 秒と 18 フレームだけ遅れることになります。混乱を避けるため、ドロップフレームタイムコードはフィルムベースの製作では使用すべきではありません。詳しくは、「ノンドロップフレーム・タイムコード」も参照してください。

ネストしたシーケンス

詳しくは、複合クリップを参照してください。

ノンインターレースビデオ

コンピュータでイメージを表示する標準方式。プログレッシブスキャン方式とも言います。モニタ画面上方から順に走査線がスキャンされ、イメージが表示されます。

ノンドロップフレーム・タイムコード

フレームに順番に番号が付けられ、どのタイムコード番号もカウントからドロップしないタイムコード。NTSC ビデオの場合、ビデオフレームレートは実際には 29.97 fps で、ノンドロップフレーム・タイムコードは、実際の経過時間と比べて 1 時間当たり 3 秒と 18 フレームだけ遅れることになります。詳しくは、「ドロップフレームタイムコード」、「NTSC 方式」も参照してください。

ノンリニア編集

作品全体を再作成せずに作品中の編集項目を変更できるビデオ編集手法。ノンリニア編集アプリケーションで作品を編集するときは、使用したすべてのビデオはテープでなく、コンピュータまたはストレージデバイスに保存されます。したがって、編集対象のすべてのビデオ、オーディオ、イメージにランダムアクセスすることができます。詳しくは、「リニア編集」も参照してください。

ハイダイナミックレンジ(HDR)

ハイダイナミックレンジ(HDR)イメージは、標準ダイナミックレンジ(SDR)イメージよりも広いルミナンスの範囲(追加の明るさレベル)を表示できます。HDR では 14 ストップ以上のダイナミックレンジで最大 10,000 ニト(カンデラ毎平方メートル)のルミナンスを表現できるため、色遷移がより自然になり、暗い部分と明るい部分のどちらもよりきめ細かく表示されます。

バッチ

「Compressor」で、別の形式に変換(トランスコード)する 1 つ以上のソース・メディア・ファイルをまとめるために使用します。ソース・メディア・ファイルごとにジョブが作成されます。つまり、ソース・メディア・ファイルが異なる複数のジョブを 1 つのバッチにまとめることができます。各ジョブには、トランスコード後のファイルの形式を定義する 1 つ以上の設定も含まれます。詳しくは、「ソース・メディア・ファイル」も参照してください。

ハンドツール

タイムライン内をスクロールするための編集ツール。H キーを押すことによって「ハンド」ツールを選択できます。

ピクセル

ビデオまたは静止画像の 1 つ 1 つの点。イメージのピクセル数が多いほど、解像度が高くなります。詳しくは、「解像度」も参照してください。

ヒストグラム

「Final Cut Pro」のビデオスコープの 1 つ。「ヒストグラム」では、ルミナンスまたは色の比率ごとのピクセル数を示すグラフを作成することで、イメージの統計解析を行います。2 つのクリップを比較してブライトネスを厳密に一致させるときに便利です。詳しくは、「ルミナンス」も参照してください。

ピッチ

音の高低は周波数(音波が 1 秒間にプラスからマイナスになって再びプラスになる周期の回数)によって知覚されます。音楽家が周波数の意味で最もよく使う言葉がピッチです。周波数が高いほどピッチが高くなります。クリップの速度を変更すると、オーディオのピッチも変わります。スロー再生ではピッチが下がり、早送り再生ではピッチが上がります。

ビットレート

単位時間当たりに処理または転送されるビット数。ビットレートが高いほど品質が高くなります。ただし、ビットレートを高くするとファイルサイズが大きくなります。

ビデオ・アニメーション・エディタ

「タイムライン」でクリップの「ビデオ・アニメーション・エディタ」を表示して、エフェクトパラメータを調整したり、フェードイン/フェードアウトを設定したり、キーフレームを使ってエフェクトの変化を調整したりできます。詳しくは、「オーディオ・アニメーション・エディタ」、「キーフレーム」も参照してください。

ヒュー

色の知覚属性の 1 つ。色相とも言います。赤、青、黄、および緑はすべてヒューです。

ビューア

「ブラウザ」や「タイムライン」で選択したクリップを再生すると、内容が「ビューア」に表示されます。

フィルムストリップ

ビデオクリップは、タイムライン(プロジェクトを構築する場所)とブラウザ(ソースクリップが表示される場所)にフィルムストリップとして表示されます。単一のビデオフィルムストリップで、数百のビデオフレーム(個々のイメージ)を含むビデオを数秒の単位で表すことができます。オーディオのみのクリップは、時間経過に従ったオーディオの音量の変化を示すオーディオ波形として表示されます。

フェード

ビデオとオーディオで一般的なトランジションの一種。ビデオの場合、フェードアウトでは最高輝度のショットから始まり、輝度がなくなるまで画面が暗くなります。フェードインでは輝度のないショットから始まり、最高輝度まで画面が明るくなります。これらが、一般的な「フェード・トゥー・ブラック」トランジションと「フェードアップ・フロム・ブラック」トランジションです。オーディオの場合、フェードインでは無音から始まり、最大音量まで上がります。フェードアウトでは最大音量で始まり、無音になるまで下がります。

フォーリーエフェクト

映像に厳密に同期されるカスタム・サウンド・エフェクト。さまざまな表面での足音、衣擦れの音、けんかの場面の音、音の鳴るさまざまな物体を扱う音などがあります。「Final Cut Pro」には、フォーリーなどのサウンドエフェクトが数多く用意されています。これらを、接続されたオーディオクリップとして挿入できます。詳しくは、「接続済みクリップ」も参照してください。

ブラウザ

ブラウザには、サイドバーで選択した項目のクリップ、プロジェクト、写真、タイトル、またはジェネレータ(クリップを含むイベントや、サウンドエフェクトまたは 3D タイトルのカテゴリなど)が表示されます。ブラウザで項目を選択して、それらを使って作業します。「ブラウザ」の項目は、作成日、名前、および継続時間で並べ替えやグループ化ができます。クリップをフィルムストリップまたはリスト形式で表示することもできます。詳しくは、「サイドバー」も参照してください。

ブルースクリーンまたはグリーンスクリーン

クロマキーを参照してください。

フレーム

単一の静止画像。フィルムやビデオは、一連の静止画像で構成されています。フィルムのフレームは写真のような 1 枚のイメージですが、インターレースビデオのフレームには 2 つのフィールドが含まれています。詳しくは、「インターレースビデオ」、「ノンインターレースビデオ」も参照してください。

フレームサイズ

詳しくは、解像度を参照してください。

フレームの合成

フレームが重複してスロー再生エフェクトが作成されると、ストロボエフェクトが生成されてしまうことがあります。この現象を最小限に抑えるには、ビューアの下にある「リタイミング」ポップアップメニューで「フレームの合成」をオンにします。フレームの合成では、フレーム間に、両隣のフレームから合成された新しいフレームが作成されます。

フレームレート

ビデオクリップ用に 1 秒間に撮影されたイメージの数。

ブロードキャストセーフ

放送局では、放送に許容できる ルミナンス と クロマ の最大値について制限を設けています。素材がこの制限を超えると、ひずみが現れ、許容できない送信品質につながります。「Final Cut Pro」では、ビデオスコープを使って、ルミナンスとクロマのレベルが許容制限内にあるかどうかを確認できます。詳しくは、「クロマ」、「ルミナンス」も参照してください。

プロキシファイル

「Final Cut Pro」では、元のメディアをトランスコードして、データレートを下げた小さいサイズのプロキシファイルを作成できます。プロキシファイルは、オフライン編集や、低速なコンピュータでの編集に役立ちます。Final Cut Pro」では、ビデオのプロキシファイル作成に Apple ProRes 422 Proxy コーデックが使用され、静止画像のプロキシファイル作成に JPEG 形式(元のファイルにアルファチャンネル情報が含まれない場合)または PNG 形式(ファイルにアルファチャンネル情報が含まれる場合)が使用されます。詳しくは、「アルファチャンネル」、「トランスコード」も参照してください。

プロジェクト

プロジェクトには、編集内容および使用するメディアが記録されます。プロジェクトを編成するには、クリップを追加し、「タイムライン」で編集します。プロジェクトには、ビデオ、オーディオ、およびレンダリングの特性も定義します。Final Cut Pro」では、ほとんどの場合、プロジェクトに追加した最初のクリップの特性に基づいてプロジェクト設定が自動的に管理されます。

プロジェクトの情報

プロジェクトのビデオ、オーディオ、およびレンダリングの特性。「Final Cut Pro」では、ほとんどの場合、プロジェクトに追加した最初のクリップの特性に基づいてプロジェクトの情報が自動的に管理されます。プロジェクトの情報を変更する必要がある場合は、最終的なムービーを視聴者に届ける方法を考慮してビデオおよびオーディオの情報を選択します。

ベクトルスコープ

「Final Cut Pro」のビデオスコープの 1 つ。イメージ内の色の配分が円形スケールで表示されます。色補正のために 2 つのクリップのヒューと色の強度を比較するときに便利です。詳しくは、「ヒュー」も参照してください。

ベジェ曲線

キーフレームとアニメートされたオブジェクトに滑らかな動きをつけるため、および正確で精密なマスクシェイプを作成するために使うパラメトリック曲線。ベジェ曲線にはスムーズポイントとコーナーポイントの 2 種類のポイントが含まれています。スムーズポイントに付いているハンドルを操作すると、隣接する線分を曲げることができます。コーナーポイントにはハンドルがなく、隣接する線分はまっすぐ(直線)になります。

ポストプロダクション

フィルムまたはビデオ編集ですべてのプロダクション要素を編成、アセンブル、および出力する工程。

ホワイトバランス

白を真の白として再現するために、録画中のビデオ信号を調整することです。たとえば、白熱照明によりショット内の白の黄味が強すぎるときは、ホワイトバランスで十分な青が追加されて白がニュートラルになります。

マーカー

マーカーによって、クリップ内の特定の位置に印を付け、編集メモやその他説明的な情報を添えることができます。マーカーをタスク管理に使用することもできます。マーカーの種類には、標準マーカー(青)、チャプタマーカー(オレンジ)、To Do 項目(赤)、および完了した To Do 項目(緑)があります。

マスク

あるクリップ内の透明領域を定義するために使用するイメージまたは別のクリップ。アルファチャンネルに似ています。選択した色または作成したシェイプに基づいてマスクを作成できます。詳しくは、「アルファチャンネル」も参照してください。

マスター

完成したプロジェクトの高品質「マスターコピー」です。このマスターコピーは、専門的なポストプロダクションまたは放送や配信の最終工程のソースメディアとして最適です。

マット

ホールドアウトマットとも言います。ビデオのあるレイヤー内の情報を使って別のレイヤーに影響を与えるエフェクトです。マットは、たとえば円形のスポットライト形状によってビデオレイヤーの一部を表示するなど、あるクリップを使って別のクリップの一部を選択的に隠したり見せたりしたいときに便利です。「マット」エフェクトを使って、クリップの一部を切り抜いたり、たとえばクリップの画面端を透明にしてほかのレイヤーと合成できるようにするために、アルファチャンネル情報を作成したりできます。詳しくは、「アルファチャンネル」、「合成」も参照してください。

マルチカムクリップ

1 つにまとめられ、共通の同期点によって同期されるクリップのセット。マルチカムクリップを使用して、マルチカメラ撮影やその他の同期された素材から、リアルタイムで素材を編集することができます。アクティブアングルを「ビューア」で再生しながら、「アングルビューア」ですべてのアングルを同時に再生して表示したり、それらのアングルを簡単にカットしたり切り替えたりすることもできます。

ミキシング

プロダクションオーディオ、音楽、効果音、ボイスオーバー、背景音など、編集した作品内のすべてのオーディオクリップのオーディオレベルを調整して、これらすべての音声が全体として調和するようにする処理。

メディア

ムービーや音声、ピクチャなどの要素の総称。

メディアステム

オーディオミキシングやポストプロダクションのため、またはファイルを放送網に配信する際に仕様を一致させるために、通常は個別に書き出されるオーディオファイルまたはビデオファイル。たとえば、マルチトラック QuickTime ファイルを、個別のダイアログステム、ミュージックステム、およびエフェクトステムと共に配信したい場合があります。

メディアハンドル

タイムラインでクリップの開始点より前または終了点より後にある予備分のメディア。

モノクロ

単色の濃淡で表されたイメージ。通常は、白黒イメージのグレイの濃淡を指します。

モノスコピック

1 つのプロジェクションを使用する 360° ビデオファイルです。これは、任意の画面に表示できる平面(2 次元)のレンダリングです。現在 Web 上で視聴できる 360° ビデオのほとんどはモノスコピックです。モノスコピック 360° ビデオ内では任意の方向に移動できますが、奥行きの感覚はあまりありません。モノスコピックビデオの視聴は、片目だけを開いて周囲を見回すのに似ています。

ラフ編集

1 回目の編集パス。ラフカットは、基本エレメントをまとめたムービーの初期バージョンです。トランジションやタイトルなどのエフェクトを付加する前にラフカットを行うことがしばしばあります。

リップル編集

「Final Cut Pro」のデフォルトのトリムのタイプはリップル編集です(「リップルトリム」とも呼ばれます)。リップル編集は、タイムラインにギャップを残さずに、クリップの開始点や終了点を調整します。クリップの継続時間の編集は外部に波及し、後続のクリップがすべて「タイムライン」上で前後に移動します。同様に、「タイムライン」からクリップを削除した場合は、後続のクリップが前に移動してギャップが閉じられます。リップル編集は、トリムしたクリップ、「タイムライン」内で後ろにあるすべてのクリップの位置、およびプロジェクト全体の継続時間に影響します。

リニア編集

デジタルビデオ編集が一般的になる以前は、元のソーステープからマスターテープにショットを 1 つずつコピーして作品を編集していました。アセンブルをリニアに行っていたので、テープの冒頭で継続時間の変更があった場合は、その時点から先のムービーを再アセンブルする必要がありました。詳しくは、「ノンリニア編集」も参照してください。

リバーブ

Reverberation の略で、残響とも言います。音波が特定の空間の表面(壁、天井、窓など)または空間内の物体に当たって跳ね返り、だんだんと消えていく反響パターンを作ります。「Final Cut Pro」には、クリップのサウンドにリバーブを追加するためのさまざまなオーディオエフェクトが含まれています。

ループ

再生ヘッドがメディアの終わりに達すると常に、クリップおよびプロジェクトの先頭に戻って再び再生を始めるモード。ループのオン/オフを切り替えるには、「表示」メニューを使用するか、Command + L キーを押します。

ルミナンス

ビデオイメージの明るさを示す数値です。ルミナンスチャンネルはクリップ全体の明るさの範囲を示すグレイスケールイメージです。

ルミナンスキー

特定のルミナンス値(またはルミナンス値の範囲)のピクセルをキーアウトするときに使うエフェクト。イメージの最も明るい領域または最も暗い領域に基づいてマットが作成されます。ルミナンス値のキーアウトは、黒い背景に白のタイトルなど、キーアウトしたい領域と保護したい前面のイメージとの間で露出の状態が大きく異なるときに最も効果的に機能します。詳しくは、「クロマキー」、「マット」も参照してください。

レンダリング

エフェクトやトランジションを適用したビデオおよびオーディオを処理し、結果をレンダリングファイルとして Mac またはストレージデバイス上に保存すること。これらのレンダリングファイルは、「Final Cut Pro」のイベントおよびプロジェクトファイルと共に保存されます。プロジェクトを公開または書き出しするときも、レンダリングされて出力ファイルが作成されます。

ロール

ブラウザまたはタイムラインのクリップに割り当てるメタデータ・テキスト・ラベルおよびカラーラベルです。ロールは編集ワークフローを管理するための柔軟で強力な手段となります。「Final Cut Pro」では、ロールを使ってイベントおよびプロジェクトのクリップを整理したり、「タイムライン」の表示を制御したり、放送配信、オーディオミキシング、またはポストプロダクションのために個別のビデオファイルとオーディオファイル(メディアステムとも呼ばれます)を書き出したりできます。各ロールには色が割り当てられているので、特定のロールが割り当てられたブラウザまたはタイムライン内のクリップをひと目で見分けることができます。

ロール編集

1 つの編集点を共有する 2 つのクリップに影響を及ぼす編集。たとえば、クリップ A をクリップ B に合わせて切り取る場合、ロール編集ではクリップ A の終了点とクリップ B の開始点が同じ量だけ同時に調整されます。プロジェクト全体の継続時間は変わりません。

ワイドスクリーン

アスペクト比が 4:3 よりも幅広いムービー画面。映画館では、1.85 が標準で、2.40 がワイドスクリーンと見なされます。ビデオの場合、4:3 が標準と見なされ、16:9(1.85 とほぼ同じアスペクト比)はワイドスクリーンと見なされます。詳しくは、「4:3」、「16:9」も参照してください。

ワイプ

一般的なビデオトランジションの一種。画面がイメージの一方の側から他方の側へと割れながら次のショットが徐々に現れます。フェードやディゾルブよりも効果がはっきりしていて、カスタマイズも可能です。詳しくは、「クロスディゾルブ」、「フェード」も参照してください。

圧縮

ビデオ、グラフィックスおよびオーディオのサイズを縮小する処理。「不可逆」圧縮は、冗長なイメージデータや目立たないイメージデータを取り除いてビデオファイルのサイズを縮小する処理です。可逆圧縮は、冗長なイメージデータを廃棄せずに数学的に集約することでファイルのサイズを縮小します。

下三分の一

画面の下部に配置するグラフィックスを示すテレビ業界用語。通常は、現在のテーマや製品に関する情報を伝えるために使用します。画面に映っている人の名前と職業を紹介するといった使いかたが一般的です。

可変速度

1 つのクリップ内の正方向または逆方向の動きの中で動的に変化する速度。

解像度

フレームサイズ」とも言います。イメージに含まれるピクセル数を指します。解像度は、イメージのピクセル単位の幅と高さで表されます(640 × 360 ピクセルなど)。解像度が高いイメージほど細部がはっきりしますが、ファイルサイズが大きくなり、ダウンロードにも時間がかかります。電子デバイス(コンピュータ、iPhone、iPad、iPod など)の画面にも解像度があります。メディアのイメージ解像度と再生デバイスの画面解像度を一致させるのが理想的です。

球面収差補正

エクイレクタングラープロジェクション(地球を 2 次元の長方形に描く世界地図のように、3 次元の球面を平面にしてすべての部分をビデオフレーム内に表示する)の全方位 360° ビデオファイルに対する、標準のビデオファイルです。

後続クリップ

トランジションの後のクリップ。たとえば、クリップ A がクリップ B にディゾルブする場合、クリップ B が後続クリップになります。詳しくは、「先行クリップ」も参照してください。

高精細度(HD)

SD(標準精細度)の NTSC または PAL ビデオよりも解像度の高いビデオを指します。一般的な HD 解像度には、1280 × 720(720p)や 1920 × 1080(1080i または 1080p)があります。詳しくは、「NTSC 方式」、「PAL 方式」、「SD(標準精細度)」、「UHD(超高精細度)」も参照してください。

合成

複数のイメージを 1 つのフレームに結合する処理。さまざまなビデオエフェクトを制作する処理の意味でこの用語が使用されることもあります。

再生ヘッド

タイムライン内のプロジェクトまたはブラウザ内のクリップの現在位置を示す灰色の縦線。再生ヘッドを移動するには、ドラッグするか、「タイムライン」または「ブラウザ」内の別の場所をクリックします。再生ヘッドを使ってプロジェクト内を移動(スクラブ)すると、どの場所で作業していてもそこから再生を始めることができます。再生ヘッドは、移動するか別の位置をクリックしない限り現在の位置に固定されます。詳しくは、「スキマー」も参照してください。

周波数

音声または信号が 1 秒間に振動する回数。1 秒間のサイクル数、すなわち Hz(ヘルツ)で表されます。オーディオの録音は、多くのさまざまな音声周波数を使って、膨大な量の波形を収集する作業です。録音の個々の周波数は、オーディオのピッチに関連しています。たとえば、ピアノの鍵盤の音は、それぞれの鍵盤に固有の周波数を持っています。詳しくは、「ピッチ」も参照してください。

出力先

「Final Cut Pro」からプロジェクトまたはクリップを出力するために使用できる、あらかじめ構成された一連の書き出し設定。出力先を使うと、簡単にムービーを書き出して iPad や iPhone などの Apple デバイスで視聴したり、YouTube や Facebook などの Web サイトにムービーを公開したり、ムービーのディスクを作成したりできます。「Final Cut Pro」にはさまざまな出力先が用意されており、出力先を変更したり、新しい出力先を作成したりすることもできます。出力先の追加および変更は、「Final Cut Pro」の環境設定の「出力先」パネルで行います。

上書き編集

上書き編集では、1 つ以上のソースクリップによって、基本ストーリーラインまたは選択したストーリーライン内のクリップが上書きされます。上書きの開始位置は、範囲選択の開始点あるいはスキマーまたは再生ヘッド位置になります。クリップ項目が正方向にリップルされないため、プロジェクトの継続時間は変わりません。上書きは、クリップの境界に関係なく、継続時間に基づいて範囲選択のみに行われます。詳しくは、「レンジ」、「ストーリーライン」も参照してください。

色かぶり

イメージに含まれる不要な色合い。通常は、照明の問題によって起こります。

色域

特定のディスプレイデバイスの色域は、そのデバイスで表示できる色の全範囲を表します。一部の種類のディスプレイは、ほかの種類よりも広い範囲の色を表示できます。さらに、各種のビデオ規格およびフィルム規格ではそれぞれ異なる色域が指定されています。1 つのイメージングメディアで容易に表示できる色が別のメディアでは範囲外になります。

色合い

イメージに付けられる色の濃淡。通常は、特定の効果を出すために使用します。たとえば、セピアトーンを加えると、古い写真やビデオ映像のような効果を出すことができます。

色差

色情報を Y’CbCr 色空間で保存するビデオ形式では、R(赤)信号および B(青)信号から Y(ルミナンス)を差し引くことによってカラーチャンネルが得られます。これらの色差はよく B-Y および R-Y と表記されます。詳しくは、「Y’CbCr」も参照してください。

色度

ディスプレイで 3 原色のそれぞれを正確に表示するために使用される値です。使用される原色の値はディスプレイによって異なります。1 台のディスプレイで表示されるカラーはすべて 3 原色を混ぜたものであるため、3 原色の値がディスプレイごとに異なる場合は、色域全体がシフトします。

色補正

特定のシーンのすべてのショットが調和するように、編集した作品で使用するクリップの色を均等にする処理。色補正は一般に、編集した作品を仕上げる最後の手順の 1 つです。「Final Cut Pro」の色補正ツールでは、プロジェクト内のクリップごとにカラーバランス、黒レベル、中間色、および白レベルを調整することで、個々のクリップの外観を詳細に調整できます。

青色レーザーメディア

Blu-ray 書き込み対応ドライブや Blu-ray プレーヤーでは、Blu-ray メディアの操作時に青色レーザーが使用されます。青色レーザーは DVD に使用されている赤色レーザーよりも波長が短いため、より多くのデータをディスクに書き込むことができます。詳しくは、「赤色レーザーメディア」も参照してください。

赤色レーザーメディア

従来の DVD 書き込み対応ドライブや DVD プレーヤーでは、DVD メディアの操作時に赤色レーザーが使用されます。Blu-ray 書き込み対応ドライブや Blu-ray プレーヤーでは、Blu-ray メディアの操作時に青色レーザーが使用されます。青色レーザーは波長が短いため、より多くのデータをディスクに書き込むことができます。詳しくは、「青色レーザーメディア」も参照してください。

接続されたクリップ

「タイムライン」の基本ストーリーライン内のクリップに結び付けられたクリップ。カットアウェイショットや、スーパーインポーズまたは合成イメージ、サウンドエフェクトに利用できます。接続されたクリップは、明示的に移動または削除しない限り、常に結び付けられて同期されます。接続されたクリップのシーケンスは 1 つのストーリーラインになります。詳しくは、「カットアウェイショット」も参照してください。

先行クリップ

トランジションの前のクリップ。たとえば、クリップ A がクリップ B にディゾルブする場合、クリップ A が先行クリップになります。詳しくは、「後続クリップ」も参照してください。

挿入編集

追加するクリップ用のスペースを空けるために、挿入位置以降のすべてのクリップがタイムライン内で正方向に移動(リップル)するようにソースクリップを配置するタイプの編集。プロジェクトからクリップが削除されることはありません。挿入編集を行うと、挿入したクリップの分だけプロジェクトの継続時間が長くなります。

値スライダ

数値スライダコントロールの一種で、数値として表示されます。多くの場合、通常のスライダの右側に表示されます。値スライダを調整する方法は 2 つあります。1 つは、数値上をドラッグしてパラメータ値を増減する方法、もう 1 つは、数値をダブルクリックして新しい値を入力する方法です。

置き換え編集

置き換え編集では、選択したソース項目によって、「タイムライン」内にあるプロジェクトのクリップが置き換えられます。上書き編集とは対照的に、置き換え編集は「タイムライン」のクリップ全体のみに行われ、プロジェクトの継続時間が変わることがあります。

同期

人物が話をしている場面などで、ビデオクリップから浮かぶサウンドのイメージと、オーディオクリップ内の対応するサウンドとの関係。セリフを編集するときは、オーディオの同期を維持することが大切です。「Final Cut Pro」では、作品中で同期を維持するために、接続されたクリップや複合クリップを利用できます。詳しくは、「合成クリップ」、「接続されたクリップ」も参照してください。

特殊エフェクト

クリップやプロジェクトに適用する視覚的な効果。モーション、合成、キーイング、リタイミングエフェクトなどがあります。

読み込み

さまざまなタイプのメディアファイルを「Final Cut Pro」のイベントに取り込む作業。コンピュータに接続したビデオカメラやその他のデバイス、ほかのアプリケーション、またはコンピュータに接続したストレージデバイスからファイルを読み込むことができます。詳しくは、「イベント」、「ソース・メディア・ファイル」も参照してください。

波形モニタ

「Final Cut Pro」のビデオスコープの 1 つ。現在作業しているクリップのルミナンスとクロマの相対レベルが表示されます。表示される波形のスパイクおよびくぼみは、それぞれピクチャの明るい領域および暗い領域に相当します。詳しくは、「クロマ」、「ルミナンス」も参照してください。

範囲

クリップ全体を選択するのではなく、「タイムライン」や「ブラウザ」にあるクリップ内の範囲を選択することができます。選択範囲をトリミングしたり、レートやキーワードでマークを付けたり、別の方法で変更したりできます。範囲の開始点と終了点は、選択範囲のどちらかの端をドラッグして調整できます。「タイムライン」では、複数のクリップにまたがる範囲を選択することもできます。「ブラウザ」では、1 つ以上のクリップ内に複数の範囲を設定することができ、範囲を設定した後でそれらの範囲を選択および選択解除できます。

非圧縮 8 ビットおよび 10 ビット 4:2:2

データ圧縮を利用せずに 8 ビットまたは 10 ビットの 4:2:2 Y’CbCr ビデオを保存するために使用できるビデオ形式。圧縮をバイパスすると、コンピュータの処理負荷は軽減しますが、データレートは大幅に増加します。圧縮されていないビデオで効率的に作業するには、通常は大容量の RAID ストレージシステムが必要です。多くの場合、Apple ProRes が適しています。非圧縮 4:2:2 ビデオのデータレートは、フレームサイズとフレームレートによって異なります。例として、フレームサイズが 1920 x 1080、フレームレートが 29.97 fps の場合、データレートは、非圧縮 8 ビット 4:2:2 ビデオの場合は 1.0 Gbps、非圧縮 10 ビット 4:2:2 ビデオの場合は 1.3 Gbps です。

非破壊編集

「Final Cut Pro」では、クリップをどのように編集しても、元のメディアには決して影響しません。素材に適用したすべての変更とエフェクトは元のソース・メディア・ファイルには影響しないので、これを非破壊編集と言います。クリップはメディアを表しますが、メディアファイルそのものではありません。プロジェクト内のクリップは、Mac またはストレージデバイス上のソース・メディア・ファイルを参照(リンク)するだけです。クリップを変更するときは、メディアファイルそのものを変更するのではなく、プロジェクト内のクリップの情報を変更することになります。クリップの一部をトリミングまたは削除すると、その部分はプロジェクトから削除されるだけで、ライブラリのクリップおよび Mac またはストレージデバイス上のソース・メディア・ファイルからは削除されません。

標準ダイナミックレンジ(SDR)

イメージ内のルミナンス(明るさ)およびカラー値を処理するための従来の手法です。20 世紀半ばに開発された手法で、公称最大輝度は 100 ニト(カンデラ毎平方メートル)、ダイナミックレンジは 6 ~ 10 ストップです。一部の新しいイメージ処理装置では、はるかに広い明るさレベルの範囲を表すハイダイナミックレンジ(HDR)イメージを表示できます。

不透明度

クリップの透明度レベル。

複合クリップ

複合クリップを使うと、タイムラインまたはブラウザのクリップを好きな組み合わせでまとめたり、クリップ内にほかのクリップを入れ子にしたりできます。複合クリップを開いて「タイムライン」で内容を編集し、閉じることができます。複合クリップには、クリップのビデオコンポーネントおよびオーディオコンポーネント、クリップ、ほかの複合クリップを含めることができます。実質的には、複合クリップは、独自のプロジェクト設定を持つミニプロジェクトと考えることができます。複合クリップの操作はほかのクリップと同じです。プロジェクトに追加し、トリミングしたり、リタイミングしたり、エフェクトやトランジションを追加したりできます。

編集ツール

タイムラインで作業するときに使用できる 7 つのツールのグループ。「選択」ツール、「トリム」ツール、「位置」ツール、「範囲選択」ツール、「ブレード」ツール、「ズーム」ツール、および「ハンド」ツールです。ツールを選択すると、ポインタがそのツールのアイコンに変わります。

編集点

編集しているプロジェクトで使用するクリップの部分を示す点。編集点には、クリップまたはプロジェクトのセクションの先頭を指定する開始点と、末尾を指定する終了点があります。「タイムライン」内で、あるクリップの終了点と次のクリップの開始点が接する点も編集点と言います。編集点は、さまざまな操作のために選択できます。

露光

ビデオまたはフィルムイメージに含まれる光の量です。露出は、知覚される明暗だけでなく、イメージの明るさ全体に影響します。

公開日: 2018/05/09
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