Final Cut Pro X: ライブラリとは?

ライブラリとは?

「Final Cut Pro 10.1」以降では、ライブラリで作業を整理できます。ライブラリでは同じ場所に複数のイベントプロジェクトを含めることができます。「Final Cut Pro」をはじめて開くと、「ムービー」フォルダにライブラリファイルが作成されます。新しいプロジェクトまたはイベントを作成すると、それらはアクティブなライブラリに自動的に取り込まれます。ライブラリはすべてのメディアファイル、編集内容、および関連付けられたメタデータを追跡します。

クリップまたはプロジェクト、あるいはその両方が含まれる、3 つのイベントで構成されるライブラリの図

一度に複数のライブラリを開いておくことができ、ライブラリ間でイベントやプロジェクトを簡単にコピーできます。これによって、メディア、メタデータ、および作品を別のシステムにすばやく簡単に移動でき、移動先での作業や複数の編集者による作業、アーカイブ作成に役立ちます。ライブラリは必要に応じて開いたり閉じたりできます。

ライブラリの操作にあたっては、以下の概念を理解しておくことが重要です。

管理対象メディアと外部メディア

特定のライブラリに読み込んだメディアはライブラリ内部に保存され、管理対象メディアと呼ばれます。また、接続されているストレージデバイス上の任意の場所にメディアを読み込むかコピーして、外部メディアとしてライブラリにリンクさせることもできます。共有ストレージ上にあるこの外部メディアには複数のユーザが簡単にアクセスできます。

管理対象メディアは、アクセスを共有したい場合にいつでも外部メディアにすることができます。また、外部メディアを管理対象メディアとしてライブラリ内にまとめれば、移動やアーカイブ作成が簡単になります。詳しくは、プロジェクト、イベント、およびライブラリを統合するを参照してください。

自動生成メディア

レンダリングファイル、最適化されたファイル、プロキシファイル、および解析ファイルはすべて自動生成メディアと見なされます。これらのファイルは、元のメディアが読み込まれた後にバックグラウンドで作成されるからです。自動生成メディアは「Final Cut Pro」ライブラリ内または定義した外部の場所に保存できます。たとえば、多数のメディアを効率よく整理するために、自動生成メディアをライブラリの外部の SAN またはストレージデバイスに配置できます。詳しくは、保存場所を管理するを参照してください。

ライブラリのサイズを小さくするために、またはライブラリをよりすばやく移動、コピー、アーカイブできるように、すべての自動生成メディア(プロキシファイル、最適化されたファイル、レンダリングファイル)を 1 手順で削除できます。詳しくは、最適化されたメディアファイルとプロキシメディアファイルを管理するおよびレンダリングファイルを管理するを参照してください。

注記:デフォルトでは、ライブラリ間でプロジェクトをコピーしても、関連付けられたプロキシファイル、最適化されたファイル、およびレンダリングファイルはコピーされません。これらのファイルはすぐに再生成できるからです。ただし、プロジェクトを別のライブラリにコピーするときにプロキシメディアや最適化されたメディアを含めるかを選択できます。

公開日: 2018/05/09
役に立ちましたか?