Final Cut Pro X: オーディオをフェードイン/フェードアウトする

オーディオをフェードイン/フェードアウトする

「Final Cut Pro」には、クリップまたはオーディオコンポーネントのオーディオにフェードインまたはフェードアウトをかける方法がいくつか用意されています:

  • 「変更」メニューを使ってフェードを適用する:選択したクリップまたはオーディオコンポーネントに、「変更」メニューからすばやくフェードイン/フェードアウトを適用できます。デフォルトのフェード継続時間は「Final Cut Pro」の環境設定で変更できます。

  • フェードハンドルを使ってフェードをかける:フェードハンドルを使って、タイムライン内のクリップまたはオーディオコンポーネントのオーディオに手動でフェードインまたはフェードアウトをかけることができます。フェードハンドルは、クリップの上にポインタを置くと、オーディオ波形の左上隅と右上隅に表示されます。

    タイムライン内のクリップのフェードハンドル

    オプションを選択してフェードの形を変更することもできます。フェードの形を変更すると、フェードのサウンドが変更されます。

    注記:フェードハンドルを使ってフェードをかけると、トランジションによって作成されたクロスフェードが無効になります。

  • トランジションを適用するときにクロスフェードを自動的に適用する:「Final Cut Pro」でオーディオが関連付けられているビデオクリップにトランジションを追加すると、オーディオにクロスフェードトランジションが自動的に適用されます。ビデオからオーディオを切り離すか展開した場合は、クロスフェードが適用されません。詳しくは、プロジェクトにトランジションを追加するを参照してください。

  • クロスフェード:クリップのオーディオ波形をトリムするときに、編集ポイントにクロスフェードを適用できます。

「変更」メニューを使ってフェードを適用する

  1. タイムラインで、1 つ以上のオーディオクリップまたはオーディオが含まれているビデオクリップを選択します。

    タイムラインで選択されているオーディオクリップ
  2. 「変更」>「音量を調節」>「フェードを適用」と選択します。

    選択したクリップの先頭と末尾にフェードが表示されます。フェードの継続時間を調整するには、フェードを開始または終了したい位置までフェードハンドルをドラッグします。

    フェードが適用されたオーディオクリップ

注記:すでにフェードのあるクリップを選択した場合、「フェードを適用」コマンドを使っても元のフェードは無効になりません。

フェードのデフォルトの継続時間は 0.5 秒です。デフォルトの継続時間の変更方法については、「編集」環境設定を参照してください。

ヒント:「コマンドエディタ」を使用して、フェードインまたはフェードアウトのみを適用(または削除)するキーボードショートカットを割り当てることができます。詳しくは、「コマンドエディタ」の概要を参照してください。

フェードを削除する

  1. タイムラインで、1 つ以上のオーディオクリップまたはオーディオが含まれているビデオクリップを選択します。

  2. 「変更」>「音量を調節」>「フェードを削除」と選択します。

フェードハンドルを使って手動でフェードをかける

  • クリップ内でフェードを開始または終了したい位置までフェードハンドルをドラッグします。

    クリップの先頭にあるフェードハンドルではフェードインが作られ、末尾にあるフェードハンドルではフェードアウトが作られます。

    先頭にオーディオフェードイン、末尾にオーディオフェードアウトが適用されたタイムラインのクリップ

フェードではクリップの音量設定が考慮されます。たとえば、クリップ開始時点の音量を下げた場合、フェードインをかけると、音量が無音(-∞dB)からそのレベルまで上がります。

フェードハンドルを使って手動でクロスフェードを作成する

  1. タイムラインで 2 つの隣接するクリップを選択し、「クリップ」>「オーディオを展開」と選択します(または Control + S キーを押します)。

    クリップが展開表示されます。

    タイムライン内の 2 つの隣接するクリップ。オーディオが展開されている
  2. 1 つ目のクリップの終点と 2 つ目のクリップの始点をドラッグして、クリップのオーディオ部分が重なるようにします。

    注記:重なったオーディオが目的の長さになるように調整してください。

    2 つのクリップの展開されたオーディオ部分。タイムライン内で重なって表示されている
  3. 各クリップのフェードハンドルを、フェードを開始および終了したい位置までドラッグします。

    クロスフェードを作成するフェードが適用されている、タイムライン内のクリップの重なったオーディオ部分

    各クリップのフェードの形を変更するには、下記のフェードハンドルの使用時にフェードの形を変更するの手順に従ってください。

フェードハンドルの使用時にフェードの形を変更する

  • Control キーを押したままフェードハンドルをクリックし、フェードオプションを選択します:

    タイムライン内のクリップのショートカットメニューのフェードオプション
    • 直線状:フェード全体にわたって一定の変化率を維持します。

    • S 字カーブ:中点が 0dB のフェードインとフェードアウトを緩やかにします。

    • +3dB:高速で開始した後、終点に向かって低速で移動します。高速フェードには、これが最も便利な設定です。

    • -3dB:低速で開始した後、終点に向かって高速で移動します。これはデフォルトの設定で、2 つのクリップ間をクロスフェードするときに自然な音量を維持するために最適です。

トランジションクロスフェードのフェードの形を変更する

  1. タイムラインでトランジションを選択し、以下のいずれかの操作を行います:

    • 「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「インスペクタ」と選択します(または Command + 4 キーを押します)。

    • ツールバーの右側にある「インスペクタ」ボタンをクリックします。

      ツールバーの「インスペクタ」ボタン
  2. 「トランジション」インスペクタの「オーディオクロスフェード」セクションで、「フェードイン」または「フェードアウト」ポップアップメニューをクリックし、フェードオプションを選択します:

    • 直線状:フェード全体にわたって一定の変化率を維持します。

    • S 字カーブ:中点が 0dB のフェードインとフェードアウトを緩やかにします。

    • +3dB:高速で開始した後、終点に向かって低速で移動します。高速フェードには、これが最も便利な設定です。

    • -3dB:低速で開始した後、終点に向かって高速で移動します。これはデフォルトの設定で、2 つのクリップ間をクロスフェードするときに自然な音量を維持するために最適です。

公開日: 2018/05/09
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