Apple Watch でワークアウトアプリを使う

運動中に最新の進捗状況を確認し、目標を達成した時点で教えてもらえます。

ワークアウトを始めよう

1. ワークアウトアプリを開きます。

2. これからやる運動内容にいちばん合うワークアウトを探します。ワークアウトの種類についてはこちらの記事を参照してください。

3. ゴールを設定するには、これらからやるワークアウトの横の詳細ボタン をタップします。カスタムのワークアウトを設定または開始することもできます。ゴールの設定を省くには、そのままワークアウトをタップします。

   

4. 3 秒のカウントダウンが終わるまで、しばらく待ちます。カウントダウンをスキップするには、画面をタップします。

5. ワークアウトを行います。セッションを終わらせずに、別の種類のワークアウトを追加するには、ワークアウトアプリを開いて、右にスワイプします。「終了」をタップし、「新規ワークアウト」をタップします。

Siri に頼んで、ワークアウトを始めることもできます。「5 キロのウォーキングに行こう」のように話しかけてください。

Apple Watch Ultra をお使いの場合は、アクションボタンでワークアウトを設定および開始できます。Apple Watch Ultra のアクションボタンの使い方をご確認ください。

ワークアウトを開始するのを忘れてしまっても、運動を始めたことを Apple Watch が自動的に検知してくれます。

ワークアウトを終了、一時停止、ロックする

• ワークアウトを終了するには、右にスワイプして終了ボタン をタップします。ワークアウト終了時の確認を追加または削除するには、Apple Watch で設定アプリを開き、「ワークアウト」＞「ワークアウト終了の確認」の順にタップします。

• ワークアウトを中断するには、右にスワイプして「一時停止」ボタン をタップします。または、Digital Crown とサイドボタンを同時に押します。再開するには、両方のボタンを再び押してください。

• スイミングのトレーニングを開始すると、水滴がタップとして誤認されないように、画面が自動的にロックされます。画面のロックを解除するには、Digital Crown を長押しします。スイミングワークアウトを一時停止または停止する方法については、こちらの記事を参照してください。

ワークアウトを終了するのを忘れてしまっても、運動が終わったことを Apple Watch が自動的に検知してくれます。詳しくは、こちらを参照してください。

達成度を把握する

ワークアウト中にどの程度運動したかを確認するには、手首を上げます。Digital Crown を回せば、さまざまなワークアウト表示を確認できます。ワークアウトの種類に応じて、ワークアウト表示に以下の情報を含めることができます。

• 心拍数範囲

• ランニングパワー

• セグメント

• スプリット

• 高度

• アクティビティリング

ランニングまたはウォーキングをする際は、1 マイルまたは 1 キロメートルに到達するたびに Apple Watch が手首をたたいて知らせてくれ、画面にも最新情報が表示されます。サイクリングのときは、5 マイルまたは 5 キロメートルごとに手首をたたいてくれます。

ワークアウトをカスタマイズする

ほとんどのワークアウトは、インターバルを入れて組み立てることができます。

1. Apple Watch で、ワークアウトアプリを開きます。

2. これからやるワークアウトの横の詳細ボタン をタップします。

3. 下にスクロールして「ワークアウトを作成」をタップし、「カスタム」をタップします。

4. 「ウォームアップ」をタップして、ゴールタイプまたは「スキップ」を設定します。

5. 「追加」をタップして、「ワーク」または「回復」をタップし、ゴールタイプを選択します。

6. 「クールダウン」をタップし、ゴールタイムまたは「スキップ」を設定します。

7. ワークアウトの「カスタムタイトル」を入力し、「完了」をタップします。

   

8. 「ワークアウトを作成」をタップします。

カスタムのワークアウトが、選択したワークアウトのゴールの選択肢の 1 つとして表示されるようになります。

各ワークアウトの測定基準を変更する

1. Apple Watch で、ワークアウトアプリを開きます。

2. これからやるワークアウトの横の詳細ボタン をタップします。

3. 下にスクロールして「環境設定」をタップします。

4. 「[ワークアウトの種類] ワークアウト表示」をタップします。

5. 「含める」をタップして、該当する測定基準を「[ワークアウトの種類] ワークアウト表示」に追加します。測定基準の横にある編集ボタン をタップして、測定基準を選択して編集することもできます。

   

ワークアウトの種類に応じて、以下のような測定基準を含めることができます。

「並べ替え」をタップして、並べ替えボタン を長押ししながら順序を入れ替えることもできます。

消費エネルギーや距離の単位を切り替える

1. Apple Watch で、設定アプリを開きます。

2. 「ワークアウト」をタップし、「測定単位」をタップします。

3. 適切な測定単位を選択します。

   • 「エネルギー単位」は「カロリー」「キロカロリー」「キロジュール」から選択します。

   • 「プールの長さの単位」は「ヤード」または「メートル」から選択します。

   • 「サイクリングワークアウト」や「ウォーキングおよびランニングワークアウト」は「マイル」または「キロメートル」から選択します。

   • 「自動トラック検出」は「マイル」または「メーター」から選択します。

ワークアウトをセグメントに区切る

セグメントを使って、ワークアウトを複数に区切って記録できます。たとえば、「ランニング」のワークアウトを記録中に、一周ごと、または一定の距離ごとにセグメントに分けて記録できます。30 分の「室内自転車」のワークアウトなら、セッションを 10 分ごとに 3 つのセグメントに分けることができます。以下の手順を実行してください。

1. ワークアウト中に、画面をダブルタップします。

2. しばらくすると、セグメントの概要画面が表示されます。

   

ワークアウトが終わった後で、セグメントをすべて表示するには、以下の手順を実行してください。

1. iPhone でフィットネスアプリを開きます。

2. 履歴の横にある「さらに表示」をタップします。

3. 目的のワークアウトをタップして、下にスクロールします。

スイミングのワークアウト中は画面がロックされるので、セグメントに区切ることはできません。ただし、「プールスイミング」のワークアウトでは、プールサイドで 10 秒以上休憩するたびに自動的にセットとして記録されます。iPhone のフィットネスアプリのワークアウト概要画面に「自動設定」が表示されます。

ワークアウトを追加する

新しい種類のワークアウトを探して、ワークアウトアプリに追加できます。

1. Apple Watch で、ワークアウトアプリを開きます。

2. 下にスクロールして「ワークアウトを追加」をタップします。

3. 目的のワークアウトをタップします。

運動内容に合う種類のワークアウトがない場合は、「その他」を選択してください。

ワークアウトで最大限の成果を上げられるように、Apple Watch での運動量計測の精度を上げる方法については、こちらの記事を参照してください。

ワークアウトの開始または終了をリマインダーで知らせてもらう

watchOS 5 以降では、運動を始めると Apple Watch が察知して、手首をたたいて教えてくれます。この通知に表示されるオプションをタップして、ワークアウトを記録する、ワークアウトを一時停止する、ワークアウトの種類を変える、その日の通知を停止する、または通知を閉じることができます。タップしたタイミングがいつでも、エクササイズを始めた時点からのワークアウトクレジットをもれなく獲得できます。通知に対応しなかった場合や通知を閉じなかった場合は、自分で終了または一時停止するまでワークアウトが継続します。

Apple Watch がワークアウトを記録するかどうか確認してくれるまでどのくらいかかるかは、ワークアウトの種類によって異なります。以下のワークアウトについては、Apple Watch が通知してくれます。

この設定のオン／オフを切り替えるには、Apple Watch で設定アプリを開いて、「ワークアウト」をタップし、「ワークアウトの開始を通知」または「ワークアウトの停止を通知」を表示してください。

ワークアウト中にバッテリーを節約する

長距離のウォーキングやランニングの際にバッテリーを節約するために、低電力モードを使えます。アクティブ (活動時) カロリー、距離、ペース、経過時間の計測は依然として継続されます。

低電力モードのオン／オフを切り替えるには、以下の手順を実行してください。

1. iPhone で Watch アプリを開きます。

2. 「マイウォッチ」タブをタップして、「ワークアウト」をタップします。

3. 「低電力モード」のオン／オフを切り替えます。

アクティビティやワークアウトの履歴／達成度を確認する

1. iPhone でフィットネスアプリを開きます。

2. 「アクティビティ」の進捗情報をタップします。

3. 右上隅のカレンダーアイコン をタップすると、アクティビティの履歴が表示されます。

   

ワークアウトの履歴や達成度を確認するには、「概要」タブをタップし、「履歴」や「バッジ」の横にある「さらに表示」をタップします。アイテムをタップすると、さらに詳しい情報が表示されます。

ワークアウトアプリの情報は Apple Watch のアクティビティアプリと共有されるので、ワークアウトで記録した運動量はアクティビティのゴールにも反映されます。すべてのデータが自動的にヘルスケアアプリに保存され、ユーザの許可があれば、ヘルスケアアプリ経由で他社製アプリで利用することもできます。

ワークアウトに関するその他の情報

• 「フィットネス」の集中モードを設定すると、ワークアウトを始めた時点で自動的に、Apple Watch で着信音や通知音が鳴らなくなります。

• Apple Watch を調整することで、歩行／走行距離やペース、カロリーの測定精度を上げることができます。詳しくは、こちらの記事を参照してください。

• ワークアウトのクレジットを獲得できない場合の対処法。

• Apple Watch を着けて泳ぐ。

• Apple Watch をつけてランニングする。