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点字ディスプレイのルーターキーでMacのVoiceOverを使用する
多くの点字ディスプレイには、点字セルの上にルーターキーが付いていて、これを使ってVoiceOverカーソルを動かしたり、さまざまなアクションを実行したりできます。
VoiceOverカーソルを特定の項目に移動する
点字行のいずれかの項目の上でルーターキーを押すと、VoiceOverカーソルをその項目に移動できます。
コントロールのデフォルトの処理を実行する
VoiceOverカーソルがいずれかのコントロールにある場合は、その上でルーターキーを押すと、そのコントロールのデフォルトの処理が実行されます。例えば、ボタンをクリックするときは、ルーターキーを押してVoiceOverカーソルをそのボタンに移動し、もう一度ルーターキーを押すことでボタンをクリックします。コンピュータのキーボードをまったく使わずに操作できます。
テキスト上を移動する
テキストを読み上げたりテキスト上を移動しているとき、ルーターキーを押すと、テキスト上のその場所にVoiceOverカーソルが移動します。
テキストを選択する
選択したいテキストの1文字目の上でルーターキーを押すと、挿入ポイントがその文字の前に置かれます。キーボードのShiftキーを押したまま、選択したいテキストの最後の文字の上でルーターキーを押します。点字ディスプレイのShiftキーを使用するためのVoiceOverコマンドを割り当てることもできます。
詳しい説明を点字で表示する
状況セルの上でルーターキーを押すと、そのセルの各ドットの詳しい説明が点字で表示されます。この説明を終了するには、ほかのルーターキーを押します。
関連項目MacのVoiceOverで点字ディスプレイを使用するMacでVoiceOverコマンドを点字ディスプレイのキーに割り当てるAppleのサポート記事: MacのVoiceOver用の共通点字コマンド
このガイドをBraille Ready Formatでダウンロードする: BRF(英語)