MacのVoiceOverユーティリティでVoiceOverの「ナビゲーション」設定を変更する
VoiceOverユーティリティの「ナビゲーション」カテゴリを使って、VoiceOverカーソルを使用することに関連する設定、領域やグループを操作するための設定、高速検索を実行するための設定など、ナビゲーションの設定をカスタマイズします。
VoiceOverユーティリティを開くには、Command+F5キーを押してVoiceOverをオンにしてから、VO+Fn+F8キーを押します。
注記: VOは、ほかのキーと一緒に押してVoiceOverコマンドを入力するVoiceOver修飾キーを表します。デフォルトでは、ControlキーとOptionキーを一緒に押すか、Caps Lockキーを押すだけです。
オプション | 説明 |
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VoiceOverカーソルの最初の位置 | VoiceOverカーソルを新しいウインドウ内で最初にどこに置くかを選択します: 「キーボードの操作対象項目」または「ウインドウの最初の項目」。 |
グループ化の動作 | コンテンツ領域(スクロール領域など)やグループ(ツールバーなど)内の項目を操作するアクションを使用するかどうかを選択します。 標準: アクションを使用します。VO+Shift+下向き矢印キーを押して、領域またはグループ内の項目の操作を開始します。VO+Shift+上向き矢印キーで操作を停止します。 このオプションが選択されると、Webページでの移動を効率化するため、自動的にいくつかのグループを操作する場合があります。自動的にグループを操作したくない場合は、VO+Shift+右矢印または左矢印を押します。矢印キークイックナビがオンになっている場合は、Shift+右矢印または左矢印を押します。 グループをブックエンド処理: 項目上を移動中に、領域またはグループの開始と終了を識別します。ただし、項目の操作にアクションは不要です。 グループを知らせる: 領域またはグループに入ったときとそれらから出たときを知らせてくれます。ただし、項目の操作にアクションは不要です。 グループを無視: 領域またはグループの開始と終了を識別せず、知らせてもくれません。項目の操作にアクションは不要です。 注記: 一部の領域(表など)は選択した設定内容に関わらず、常に操作を必要とします。これにより、「メール」受信箱のように数千規模の項目がある場合にそれらの移動を避けることができます。 |
キーボードの操作対象とVoiceOverカーソルを同期 | 可能な場合はキーボードの操作対象とVoiceOverカーソルが互いに追従するようにします。 このオプションが選択解除されているときは、VoiceOverカーソル追従がオフになります。 |
マウスポインタ | ポインタがVoiceOverカーソルに追従する方法を選択します: 「VoiceOverカーソルを無視」、「VoiceOverカーソルに追従」、または「VoiceOverカーソルを移動」。 デフォルト設定は「VoiceOverカーソルを無視」です。 |
カーソルを反対側に復帰 | VoiceOverカーソルを動かしているときに、VoiceOverカーソルを反対側(上、下、左、または右)に復帰します。 |
重複するラベルをスキップ | 重複するラベルを1回だけ読み上げます。 |
tabキーを使用したら自動的に操作 | 最初にVO+Shift+下矢印キーを使わなくても、tabキーを項目に移動するだけで項目の操作を開始できるように設定します。 |
高速検索を有効にする | 指定した文字で始まる画面上の次の要素または前の要素をすばやく検索します。例えば、文字Sで始まる次の要素を検索するときは左Command+Sを押し、前の要素を検索するときは左Command+Shift+Sを押すことができます。 高速検索に使用するCommandキーを選択するには、ポップアップメニューをクリックして、「左Commandキー」または「右Commandキー」を選択します。 |
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