macOS Serverでのアプリケーションおよびブックの配備
プロファイルマネージャを使って、アプリケーションおよびブックを管理対象デバイスとユーザに配付できます。アプリケーションの所有権は管理者に残るので、必要に応じてユーザの利用を取り消して別のユーザに再割り当てできます。
プロファイルマネージャでは2種類のアプリケーションをデバイスに配付できます。Apple Developer Enterprise Programを通じて開発したインハウスエンタープライズApp、およびApple School Manager、Apple Business Manager、またはボリューム購入で購入したカスタムアプリケーションやApp Storeアプリケーションです。
インハウスエンタープライズAppやインハウス・エンタープライズ・ブック
Apple Developer Enterprise Programで開発したアプリケーションや作成したePubおよびPDFをデバイス、デバイスグループ、ユーザ、ユーザグループに配付できます。インハウスエンタープライズAppに関するAppleのライセンス制限は、Apple Developer Enterprise Programの「License Agreement」に記載されています。
Apple School ManagerまたはApple Business Managerで購入したアプリケーション
Apple School ManagerおよびApple Business Managerでは、認定された管理者がカスタムアプリケーションおよびApp Storeアプリケーションを購入して、それらをデバイスに割り当てることができます。アプリケーションをデバイスまたはデバイスグループに割り当てると、ユーザはApp Storeから自分のデバイスにアプリケーションおよびブックをダウンロードできるようになります。または、プロファイルマネージャを使ってアプリケーションをデバイスに直接プッシュすることもできます。
アプリケーションの配付
管理者はアプリケーションの所有権を持つため、プロファイルマネージャを使って、iOS 7以降、iPadOS、またはOS X 10.9以降のデバイスおよびユーザにアプリケーションの割り当て、利用取り消し、再配付ができます。ボリューム購入を使用して購入したアプリケーションをデバイスまたはユーザが必要としなくなったときは、利用を取り消して別のデバイスまたはユーザに再割り当てできます。プロファイルマネージャのサイドバーの「App」には、購入済みのアプリケーション数と割り当て可能なアプリケーション数が表示されます。
ボリューム購入で購入したブック
ブックのボリューム購入は、アプリケーションのボリューム購入と同じように利用できますが、ブックの場合は取り消したり割り当て直したりすることはできません。それ以外は、ボリューム購入したブックはボリューム購入したアプリケーションと同じように管理できます。