
スクールワークの用語集
この用語集では、「スクールワークユーザガイド」に使用される用語の定義について説明します。
用語 | 定義 | ||||||||||
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進行中のアセスメント | 教師が生徒に送信し、まだ生徒に返却していないアセスメント。「アセスメント」と「スケジュールされたアセスメント」も参照してください。 | ||||||||||
進行中の課題 | 完了のマークが付けられていない、教師に送信されていない、かつ教師も完了済みのマークを付けていないアクティビティが1つ以上ある課題。「アクティビティ」、「課題」、「完了済みの課題」、「スケジュール済みの課題」、「提出済みの課題」も参照してください。 1つのクラスに最大200件のアクティブな課題を設定することができます。 | ||||||||||
アクティビティ | 課題の一部として送られるタスク。スクールワークは、次の種類のアクティビティに対応しています:アプリ、ファイル、写真、ビデオ、スキャンした書類、リンク、提出リクエスト、ふりかえりフォーム。「アプリアクティビティ」、「課題」、「ふりかえりフォーム」、「リンクアクティビティ」、「進捗状況報告アプリ」、「時間指定のアプリアクティビティ」も参照してください。 | ||||||||||
アプリのアクティビティ | アプリ内で割り当てられるタスク。たとえば、Apple Booksの「The Hobbit」の第2章を読むタスクやSwift Playgroundsで「Learn to Code 1」の問題を解くタスクです。「アクティビティ」、「時間指定のアプリアクティビティ」も参照してください。 | ||||||||||
Apple School Manager | iOS、iPadOS、macOS、tvOSデバイスをすべて1か所で導入できる、IT管理者向けのシンプルなWebベースのポータル。モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションで使用する場合、管理者は、デバイス設定を構成したり、アプリやブックを購入して配付したりできます。Apple School ManagerはStudent Information System(SIS)と連携し、ユーザアカウント、クラス、コース、名簿などを同期できます。お使いのSISがサポートされていない場合は、Secure File Transfer Protocol(SFTP)を使ってCSVファイルをアップロードすることもできます。 Apple School Managerで、IT管理者はスクールワークにクラスを設定し、生徒の進捗状況の報告機能を有効にします。「Apple School Managerユーザガイド」を参照してください。 | ||||||||||
アセスメント | 教師から生徒に共有されるテスト、小テスト、ワークシート。アセスメントは、概念、トピック、レッスンに関する理解度を評価するために教師が生徒に送信するファイルです。生徒がアセスメントを提出すると、教師はファイルを確認し、仕上がりや点数に関するフィードバックを生徒に提供できます。アセスメントは、受信者リスト(クラス全員かクラスの1人または複数の生徒)、アセスメントのタイトル、書類、説明文で構成されています。受信者とアセスメントのタイトルは必須ですが、その他の情報は任意です。教師はアセスメントの期限を指定することもできます。期限を追加すると、期限後に生徒が送信する制作物はすべて遅延となります。 教師は、アセスメントを送信したり、後で送信するようにスケジュールしたり、後で送信する準備ができるまで下書きとして保存したりできます。 | ||||||||||
アセスメントモード | アセスメントの整合性と妥当性を教師が確保するための設定。スクールワークには2つのモードが用意されています。
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課題 | 教師から生徒に送信する投稿。課題には、お知らせ、リマインダー、説明、割り当てられたアクティビティ、制作物のリクエストなどが含まれます。課題は、参加者リスト(クラス全員かクラスの1人または複数の生徒)、課題のタイトル、1つまたは複数のアクティビティ、説明で構成されています。受信者と課題のタイトルは必須ですが、その他の情報は任意です。教師は課題の期限を指定することもできます。期限を追加すると、期限後に生徒が提出するアクティビティまたは制作物はすべて遅延となります。「進行中の課題」、「アクティビティ」、「完了済みの課題」、「スケジュール済みの課題」、「提出済みの課題」も参照してください。 教師は、課題を公開したり、後で課題を公開するようにスケジュールを設定したり、後で公開する準備ができるまで下書きとして課題を保存したりできます。 | ||||||||||
クラスアーカイブ | 削除されたクラスに関連する、閲覧専用の課題とアセスメントのコレクション。クラスが削除されると、スクールワークにより生徒、生徒の進捗状況データおよびインサイトデータ、ふりかえりフォームの回答、アセスメントの受信者、生徒の制作物、結果、確認の情報が削除されます。その後、関連するすべての課題とアセスメントの閲覧専用のコピーがクラスアーカイブに保存されます。クラスアーカイブは「クラス」>「アーカイブ済み」に表示されます。 | ||||||||||
参考資料なし | アセスメントモード。生徒はアセスメントを開始すると、アセスメントを提出するまで他の資料を使用したりスクールワークを放置したりすることはできません。 | ||||||||||
共同制作ファイル | 同時編集や同時表示に対応する、教師が所有するiCloud Drive内のファイル。教師は、共同制作ファイルの1つのコピーをクラス内のすべての生徒と共有することも、個別のコピーを各生徒と共有することもできます。教師と生徒は、同時にファイルで作業することができます。スクールワークは、Pages、Numbers、Keynoteファイルの共同制作に対応しています。「Pages、Numbers、Keynoteで書類を共同制作する」を参照してください。 | ||||||||||
完了済みの課題 | 教師が完了済みとしてマークした課題。完了済みの課題に対しては進捗状況報告が停止されます。また、生徒は制作物の提出や置き換え、その課題に関連付けられているアクティビティの変更ができなくなります。「進行中の課題」、「アクティビティ」、「課題」、「スケジュール済みの課題」、「提出済みの課題」も参照してください。 | ||||||||||
ePubファイル | 電子出版物ファイル(ePub)。ePubフォーマットに準じて作成された、印刷出版物のデジタル版。ePubフォーマットは、無料かつオープンな電子書籍の標準規格です。非営利標準化団体のWorld Wide Web Consortium(W3C)のワーキンググループである、Publishing@W3Cによって開発および管理されています。Pagesを使用して、iPad、iPhone、iPod touch上のApple Booksで読むことができるよう書類をePubフォーマットで書き出すことができます。「Pagesでブック作成用の詳細オプションを使う」を参照してください。 | ||||||||||
ふりかえりフォーム | 簡単な形成的評価。教師はふりかえりフォームを活用して、生徒の理解度、感じた点、取り組みを評価できます。スクールワークでは、一連の質問で構成されているふりかえりフォームが課題のアクティビティとして生徒に送信されます。 | ||||||||||
インサイト | クラスビュー、課題の詳細ビュー、生徒の進捗状況ビューに表示されるデータ。このデータにより、教師は生徒の進捗状況をより深く理解し、より効果的な指導を決定できます。 インサイトデータを表示するために、スクールワークは、クラス、課題、アクティビティの進捗状況(完了率など)、成績(点数など)、動作(所要時間など)、頻度(アクティビティへの取り組みなど)のデータを集計しています。 | ||||||||||
iOSおよびiPadOSソフトウェア | iPad、iPhone、iPod touchで使用されているモバイル用オペレーティングシステムソフトウェア。 | ||||||||||
iWork App | AppleのPages、Numbers、Keynote App。これらのアプリを使用して、書類、スプレッドシート、プレゼンテーションを作成できます。 | ||||||||||
リンクアクティビティ | Web URL経由で割り当てられたタスク。たとえば、WebリンクのURLやファイル共有リンクのURLです。「アクティビティ」も参照してください。 | ||||||||||
管理対象Apple Account | 個人用Apple Accountと同様に、管理対象Apple Accountを使用して、個人用デバイスや共有デバイスにサインインしたり、Appleのサービスやポータル(iCloud、Apple School Manager、スクールワークなど)にアクセスしたりできます。個人用アカウントとは異なり、管理対象Apple Accountは学校または学区が所有します。組織は、パスワードのリセット、購入や通信の有効化、役割に基づく管理の設定を行うことができます。 教師は管理対象Apple Accountを使用して、スクールワークでのコンテンツの共有と受信、生徒との共同制作、生徒各自の学校での進捗状況データの確認が行えます。管理対象Apple Accountすべてには、200ギガバイト(GB)のiCloud Driveストレージが提供されます。 「Apple School Managerユーザガイド」の「Apple School Managerで管理対象Apple Accountを使用する」を参照してください。 注記: 管理対象Apple Accountは、生徒用の「スクールワークユーザガイド」では学校のアカウントと呼ばれています。 | ||||||||||
管理対象クラス | Apple School Managerのクラス情報を読み込んで作成されたスクールワークのクラス。「管理対象Apple Account」も参照してください。 | ||||||||||
管理対象教師 | 幼稚園/小中高校学区、短大、大学などの、Apple School Manager組織に関連付けられている組織に所属する教師。管理対象教師は、スクールワークにアクセスして、コンテンツの共有や受信、共同制作、授業へのアプリのアクティビティの統合などを行うことができます。「管理対象Apple Account」も参照してください。 | ||||||||||
モバイルデバイス管理(MDM) | 登録されたデバイスをリモートで管理するためのサービスです。デバイスが登録されると、ネットワーク上でMDMサービスを使用して、設定を構成したり、ユーザの介入なしでデバイス上のほかのタスクを実行したりすることができます。 デバイスを管理するには、登録構成プロファイルを使用してデバイスをMDMサーバに登録します。この操作は、ユーザが直接行うことができます。組織所有デバイスの場合、MDM登録は、Apple School Managerを使用して自動化できます。管理者がMDMポリシーを開始したり、設定を変更したり、コマンドを送信したりすると、デバイスはAppleプッシュ通知サービス(APNs)を介して、そのアクションについての通知を受信します。ネットワーク接続があれば、デバイスは世界中どこでもAPNsコマンドを受信できます。 MDMを使用すると、Apple School Managerの「アプリとブック」セクションで購入したか、内部で開発したコンテンツの配信、管理、構成を行うこともできます。 組織へのAppleのハードウェア、ソフトウェア、アプリ、サービスの導入と管理の詳細については、Appleプラットフォーム導入を参照してください。 | ||||||||||
参考資料あり | アセスメントモード。生徒は、他の資料やアプリを参照しながらアセスメントの制作物に取り組むことができます。 | ||||||||||
進捗状況報告アプリ | 生徒の進捗状況を教師と共有するアプリ。スクールワークでは、教師がアプリのコンテンツを参照して、生徒に割り当てるアプリアクティビティを選択し、生徒の進捗状況を確認することができます。生徒はアプリで割り当てられたアクティビティに取り組むと、スクールワークで自分の進捗状況を確認できます。 進捗状況報告アプリは、ClassKitデベロッパフレームワークを使用して、スクールワークで進捗状況データを安全かつ非公開に教師と共有します。アプリ内で進捗状況報告に対応するすべてのアクティビティが、所要時間をスクールワークに表示します。利用可能なすべての進捗状況データ(所要時間、割合、点数、カウント、バイナリなど)をスクールワークに表示するには、学校がApple School Managerで、組織と生徒に対して生徒の進捗状況機能を有効にする必要があります。 | ||||||||||
スケジュールされたアセスメント | スクールワークがそのアセスメントを後で送信することを示す、配信日時が指定されたアセスメント。進行中のアセスメントとアセスメントも参照してください。 | ||||||||||
スケジュール済みの課題 | スクールワークがその課題を後で公開することを示す、配信日時が指定された課題。「進行中の課題」、「アクティビティ」、「課題」、「完了済みの課題」、「提出済みの課題」も参照してください。 | ||||||||||
学校のアカウント | 生徒用の「スクールワークユーザガイド」で管理対象Apple Accountを表すための用語。「管理対象Apple Account」を参照してください。 | ||||||||||
スクールワークのサイドバー | スクールワークのサイドバーには、すべてのクラス、アセスメント、課題、およびスクールワークで使用している学校アカウントのクラスアーカイブが表示されます。また、サイドバーを使って、アセスメントまたは課題のタイトル、アプリのアクティビティ、ファイル名、生徒名で検索することもできます。「クラスアーカイブ」も参照してください。 ![]() サイドバーにクラスが表示されない場合、または教師や生徒の情報を変更する必要がある場合は、学校のIT管理者にお問い合わせください。 | ||||||||||
点数 | レーティングまたは成績。スクールワークで点数評価の確認タイプを使用する場合、点数は教師が評価に追加する合計点数になります。 | ||||||||||
「共有」ボタン | 「共有」ボタン | ||||||||||
提出済みの課題 | すべてのアクティビティに完了のマークが付けられ、教師に送信されている課題。生徒は、スクールワーク内から制作物を提出することも、別のアプリから「共有」ボタンを使用して提出することもできます。「進行中の課題」、「アクティビティ」、「課題」、「完了済みの課題」、「スケジュール済みの課題」も参照してください。 | ||||||||||
時間指定のアプリアクティビティ | 時間指定のタスクとして割り当てられるアプリ。例えば、生徒にApple Booksで物語を選んでもらい、その物語を30分以上読んでもらうことができます。「アクティビティ」、「アプリアクティビティ」も参照してください。 スクールワークが時間指定のアプリアクティビティの進捗状況データを報告するのは、生徒が課題内で時間指定のアプリを開いており、学校がApple School Managerで生徒の進捗状況機能を有効にしており、時間指定のアプリがアクティブである(そのウインドウが前面にある)場合のみです。スクールワークでは、生徒がアプリを長時間使用した場合でも、教師によって指定された時間の進捗のみが報告されます。 | ||||||||||
ユニバーサルリンク | タップすると関連するアプリが開くリンク。たとえば、ポッドキャストリンクやApple Newsリンクなどです。 | ||||||||||
ユーザ登録 | ユーザ登録は、組織ではなくユーザが所有するデバイスを業務で使用できるようにする、BYOD(個人用デバイスの業務使用)導入のために設計されました。スクールワークはユーザ登録に対応しているため、教師と生徒は個人用のiPadを使ってスクールワークにアクセスすることができます。 「Appleプラットフォーム導入」で、「MDMへのユーザ登録」を参照してください。 |