複数の操作スペースを操作する
デスクトップが開いたアプリケーションウインドウでいっぱいになってきたら、「操作スペース」と呼ばれている追加のデスクトップを作成してウインドウを整理できます。ある操作スペース内で作業しているときは、その操作スペース内のウインドウのみが表示されます。
Spaces バーを表示するときは、Mission Control を使用します。Spaces バーには、操作スペースと、フルスクリーン表示または Split View で使用しているアプリケーションを表すサムネールが表示されます。
ヒント:それぞれの操作スペースに異なるデスクトップピクチャを割り当てることで、操作スペースを独自のものにできます。それには、すべてのデスクトップに「システム環境設定」を割り当てて(アプリケーションの割り当てに関する下の情報を参照してください)、各操作スペースのデスクトップピクチャを変更します。
操作スペースを作成する
Mission Control に入り、Spaces バーの「追加」ボタン()をクリックします。
操作スペースは最大 16 個まで作成できます。
完了したら、Spaces バーで操作スペースをクリックするか、Mission Control でウインドウをクリックします。
操作スペース間を移動する
次のいずれかを実行します:
トラックパッドでは、3 本指または 4 本指で左右にスワイプします。Magic Mouse では、2 本指でスワイプします。
Control キーを押しながら右矢印キーまたは左矢印キーを押します。
Mission Control に入り、ポインタを画面の上端に移動して Spaces バーを表示してから、操作スペースをクリックします。
アプリケーションウインドウを別の操作スペースに移動する
次のいずれかを実行します:
ウインドウを画面の端にドラッグします。しばらく待つと、ウインドウが次の操作スペースに移動します。
ポインタをウインドウのタイトルバーの上に置きます。トラックパッドまたはマウスのボタンを押したまま、Control キーと右矢印キーまたは左矢印キーを押します。
移動したいウインドウのある操作スペースから、Mission Control に入ります。次に、使用したい操作スペースまでウインドウをドラッグします。
ウインドウを Spaces バー上のフルスクリーン表示のアプリケーションの上にドラッグすると、アプリケーションを Split View で使用できます。
アプリケーションを操作スペースに割り当てる
アプリケーション(または「システム環境設定」)を特定の操作スペースに割り当てると、そのアプリケーションは常にその操作スペースで開くようになります。
「Dock」でアプリケーションのアイコンを押し続けます。
アプリケーションのアイコンを「Dock」内で表示するには、最初にアプリケーションを開く必要がある場合があります。
表示されるショートカットメニューから「オプション」を選択し、次のいずれかを選択します:
すべてのデスクトップ:すべての操作スペースでアプリケーションが開きます。
このデスクトップ:現在の操作スペースだけでアプリケーションが開きます。アプリケーションをフルスクリーンで使用する場合は、その独自の操作スペースにアプリケーションが表示されます。
ディスプレイ <ディスプレイ番号> のデスクトップ:アプリケーションは特定のディスプレイの現在の操作スペースで開きます(複数のディスプレイが使用可能な場合)。
なし:その時点で使用している操作スペースでアプリケーションが開きます。
デフォルトでは、特定のアプリケーションに切り替えたとき、デスクトップはそのアプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに自動的に切り替わります。たとえば、デスクトップ 3 で新しいテキストエディット書類を作成しても、すでにデスクトップ 2 でテキストエディットウインドウが開いている場合、新規書類はデスクトップ 2 で開きます。この設定を変更するには、アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「Mission Control」をクリックします。
操作スペースを削除する
Mission Control に入り、ポインタを画面の上端に移動して Spaces バーを表示します。
削除したい操作スペースの上にポインタを移動してから、表示される「削除」ボタン()をクリックします。
操作スペースに開いているウインドウが含まれている場合、そのウインドウは別の操作スペースに移動します。
ポインタを Spaces バーのサムネールの上に移動してから、表示される終了ボタン をクリックすると、フルスクリーン表示またはSplit View でのアプリケーションの使用をすばやく停止できます。