Macで複数の操作スペースを操作する
Macのデスクトップが開いたアプリケーションウインドウでいっぱいになってきたら、Mission Controlを使って操作スペースと呼ばれている追加のデスクトップを作成してウインドウを整理できます。ある操作スペース内で作業しているときは、その操作スペース内のウインドウのみが表示されます。
操作スペースを作成する
Macで、Mission Controlに入ります。
アプリケーションをフルスクリーンまたはSplit Viewで使用している場合は、サムネールがSpacesバーに表示されます。
Spacesバーで「追加」ボタン をクリックします。
操作スペースは最大16個まで作成できます。
完了したら、操作スペースのサムネールをクリックして開きます。
ヒント: それぞれの操作スペースに異なるデスクトップピクチャを割り当てることで、操作スペースを独自のものにできます。それには、すべてのデスクトップに「システム環境設定」を割り当てて(アプリケーションの割り当てに関する下の情報を参照してください)、各操作スペースのデスクトップピクチャを変更します。
操作スペース間を移動する
お使いのMacで、次のいずれかの操作を行います:
トラックパッドでは、3本指または4本指で左右にスワイプします。Magic Mouseでは、2本指でスワイプします。
Controlキーを押しながら右矢印キーまたは左矢印キーを押します。
Mission Controlに入り、画面の上端にポインタを移動して、Spacesバーで操作スペースをクリックします。
お使いのMacにTouch Barがある場合は、「キーボード」環境設定でオプションを設定して、Touch Barに操作スペースを表示できます。これにより、Touch Barの操作スペースをタップするだけで開くことができます。
アプリケーションウインドウを別の操作スペースに移動する
お使いのMacで、次のいずれかの操作を行います:
移動したいアプリケーションウインドウを画面の端にドラッグします。しばらく待つと、ウインドウが次の操作スペースに移動します。
移動したいウインドウのある操作スペースに移動し、Mission Controlに入ってから、使用したい操作スペースにウインドウをドラッグします。
ウインドウをSpacesバー上のフルスクリーン表示のアプリケーションの上にドラッグすると、アプリケーションをSplit Viewで使用できます。
アプリケーションを操作スペースに割り当てる
2つ以上の操作スペースを使用する場合、アプリケーション(または「システム環境設定」)を特定の操作スペースに割り当てることができます。そのアプリケーションは常にその操作スペースで開くようになります。
Macの「Dock」でControlキーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックします。
アプリケーションのアイコンをDock内で表示するには、最初にアプリケーションを開く必要がある場合があります。
表示されるショートカットメニューから「オプション」を選択し、以下のいずれかを選択します:
すべてのデスクトップ: すべての操作スペースでアプリケーションが開きます。
このデスクトップ: 現在の操作スペースだけでアプリケーションが開きます。アプリケーションをフルスクリーンで使用する場合は、その独自の操作スペースにアプリケーションが表示されます。
ディスプレイ <ディスプレイ番号> のデスクトップ: アプリケーションは特定のディスプレイの現在の操作スペースで開きます(複数のディスプレイが使用可能な場合)。
なし: その時点で使用している操作スペースでアプリケーションが開きます。
デフォルトでは、特定のアプリケーションに切り替えたとき、デスクトップはそのアプリケーションのウインドウが開いている操作スペースに自動的に切り替わります。たとえば、デスクトップ3で新しいテキストエディット書類を作成しても、すでにデスクトップ2でテキストエディットウインドウが開いている場合、新規書類はデスクトップ2で開きます。この設定を変更するには、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「Mission Control」をクリックし、切り替えを設定するチェックボックスの選択を解除します。
操作スペースを削除する
MacでMission Controlに入り、ポインタを画面の上端に移動します。
Spacesバーで削除したい操作スペースの上にポインタを移動してから、表示される「削除」ボタン をクリックします。
操作スペースに開いているウインドウが含まれている場合、そのウインドウは別の操作スペースに移動します。
ポインタをSpacesバーのサムネールの上に移動してから、表示される終了ボタン をクリックすると、フルスクリーン表示またはSplit Viewでのアプリケーションの使用をすばやく停止できます。