Logic Pro Impulse Response Utility
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Impulse Response Utilityの仮想リスナーアプローチ
仮想リスナーアプローチは、インパルスレスポンス作成時のスピーカーとマイクの配置を決めるために最もよく使われる手法と言っても良いかもしれません。目標は、リスニングポジションで全方位から聞こえる反射音や反響の効果を捕捉することです。このアプローチでは、スピーカーを部屋の端に設置し、マイクをリスニングポジションに置きます。
このアプローチで作成したインパルスレスポンスを使用すると、空間内の各スピーカー位置から音が出ているようにオーディオを鳴らすことができます。このアプローチでは、使用するマイクは1本だけです。1本のマイクを各スピーカーに順番に向けて、同じ場所から複数回録音を行います。次の図に、5チャンネルサラウンドのインパルスレスポンスを作成するために、仮想リスナーアプローチで5台のスピーカーを各位置に設置し、中央にマイクを設置したセッティング例を示します。
![図。5台のスピーカーを使った構成で理想的なリスニングポジションを設定した図。](https://help.apple.com/assets/6298DD6145D6312EEB72FDD2/6298DD6445D6312EEB72FDE2/ja_JP/2b43d712e46fce4f782c45c23ba90111.png)
このアプローチでは、オーディオ信号が疑似空間に完全に溶け込んでいる印象を与えることができます。
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Impulse Response Utilityユーザガイド: Apple Books