iPadでカメラの詳細設定を変更する
フォーカスや露出を手動で調整したり、シャッター音のオン/オフを切り替えたり、iPadの「カメラ」 
のその他の設定を変更したりする方法を説明します。
フォーカスと露出を調整する
iPadのカメラでは、写真を撮る前にフォーカスと露出が自動的に設定され、顔検出機能により複数の顔の間で露出のバランスも調整されます。フォーカスと露出を手動で調整するには、以下の手順で行います:
画面をタップして、オートフォーカス領域と露出の設定を表示します。
オートフォーカス領域を移動させたい場所をタップします。
オートフォーカス領域の横にある
を上下にドラッグして露出を調整します。後続の撮影で使えるようにマニュアルフォーカスと露出設定をロックするには、オートフォーカス領域をタッチし、「AE/AFロック」と表示されるまでタッチしたままにします。画面をタップすると設定のロックが解除されます。
グリッドを使用してまっすぐ撮影する
まっすぐ撮影したり構図を決めたりするために役立つグリッドをカメラの画面に表示するには、「設定」 
＞「カメラ」と選択してから、「グリッド」をオンにします。
写真を撮ったあとに「写真」Appの編集ツールを使って、被写体の位置をそろえたり、縦横の遠近を調整したりできます。傾きの補正/遠近を調整するを参照してください。
カメラの設定を保存する
次回「カメラ」を開いたときに前回使用したカメラモードがリセットされないように、設定を保存できます。
「設定」
＞「カメラ」＞「設定を保持」と選択します。サポートされているモデルでは、Live Photos設定も保持できます。
シャッター音の音量を調整する
カメラのシャッター音の音量を調整するには、iPadの側面にある音量ボタンを使います。または、「カメラ」が開いているときに、画面の右上隅から下にスワイプしてコントロールセンターを開き、
をドラッグします。
音量ボタン、または着信/サイレントスイッチ（お使いのiPadにある場合）を使ってシャッター音を消音にします。
Live Photos 
がオンのときは、シャッター音はしません。
注記: 一部の国や地域では消音が無効になっています。
iPadの音量を調整するを参照してください。
「シーン検出」のオン/オフを切り替える
iPad Air（第4世代）、12.9インチiPad Pro（第5世代）、および11インチiPad Pro（第3世代）では、「シーン検出」を設定することで、何の写真を撮っているのかが認識され、それに合わせて仕上がりを調整することで、そのシーンの最大限の品質を引き出すことができます。
「シーン検出」はデフォルトではオンになっています。「シーン検出」をオフにするには、「設定」 ＞「カメラ」と選択し、「シーン検出」をオフにします（iPadOS 14.2以降）。
「レンズ補正」のオン/オフを切り替える
12.9インチiPad Pro（第5世代）および11インチiPad Pro（第3世代）では、「レンズ補正」を設定することで、前面側カメラやウルトラ・ワイド・カメラで撮影した写真を調整し、より自然な写りに仕上げることができます。
「レンズ補正」はデフォルトではオンになっています。レンズ補正をオフにするには、「設定」 ＞「カメラ」と選択し、「レンズ補正」をオフにします。
前面カメラを左右反転
カメラに表示される通りの写真が撮れる左右反転したセルフィーを撮るには、「設定」 ＞「カメラ」と選択してから、「前面カメラを左右反転」をオンにします。