CURRENCY

CURRENCY関数は、2通貨間の為替レートに関する前営業日の取引終了時のデータをインターネットから取得して返します。

CURRENCY(通貨1, 通貨2, 取引値)

通貨1: 交換元通貨の通貨コード。 通貨1は、引用符で囲んだ文字列です。

通貨2: 交換先通貨の通貨コード。 通貨2は、引用符で囲んだ文字列です。

取引値: 返される為替レート属性を指定するモード値（オプション）。

"取引値"（0または省略）: 前営業日の取引終了時点での通貨1から通貨2への為替レート（通貨2の価格）。

"名称"（1）: 為替レートの計算式に表示されている、指定した通貨の通貨コード。

"前日比"（2）: 直近2営業日の取引終了時点の為替レートの変動。

"前日比（％）"（3）: 前営業日の取引終了時とその前営業日の取引終了時との間の為替レートの騰落率。

"始値"（4）: 前営業日の取引開始時点での為替レート。

"高値"（5）: 前営業日の為替レートの最高値。

"安値"（6）: 前営業日の為替レートの最安値。

"52週高値"（7）: 過去52週間の為替レートの最高値。

"52週安値"（8）: 過去52週間の為替レートの最安値。

"アスク値"（9）: 通貨1の売り手が提示する通貨2の価格。注記: アスク値データは現時点では入手できません。

"ビッド値"（10）: 通貨1の買い手が提示する通貨2の価格。注記: ビット値データは現時点では入手できません。

参考

通貨コードはISO 4217（国際標準化機構が公開する標準）で定義されています。ISO通貨コードはWebで調べることができます。
インターネットを利用できないときにCURRENCY関数を含む数式を入力した場合、CURRENCYは値を返しません。ただし、インターネットを利用可能になると、CURRENCYによって返される値で数式がアップデートされます。
貴金属の先物価格を返すには、STOCKを使用します。

例
「=CURRENCY("USD", "GBP", "取引値")」は、米国ドルの値を、前営業日の取引終了時点での英国ポンド（英国ポンドで表した2通貨間の為替レート）で返します。「=CURRENCY("EUR", "DKK", 2)」は、欧州ユーロからデンマーク・クローネへの為替レートについて、前営業日の取引終了時とその前営業日の取引終了時との間の増減（"前日比"または2）を返します。「=CURRENCY("eur", "chf", "52週高値")」は、欧州ユーロからスイスフランへの為替レートについて、過去52週間の高値を返します。

例

「=CURRENCY("USD", "GBP", "取引値")」は、米国ドルの値を、前営業日の取引終了時点での英国ポンド（英国ポンドで表した2通貨間の為替レート）で返します。

「=CURRENCY("EUR", "DKK", 2)」は、欧州ユーロからデンマーク・クローネへの為替レートについて、前営業日の取引終了時とその前営業日の取引終了時との間の増減（"前日比"または2）を返します。

「=CURRENCY("eur", "chf", "52週高値")」は、欧州ユーロからスイスフランへの為替レートについて、過去52週間の高値を返します。

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