INTERSECT.RANGES

INTERSECT.RANGES関数は、指定された集合の交差部分に含まれる1つの値または値の配列を返します。

INTERSECT.RANGES(範囲, 範囲...)

範囲: セルの集合。「範囲」はセルの1つの範囲から成る集合で、セルには任意の値を含むことができます。

範囲...: オプションで1つ以上の追加の集合を含みます。

参考

集合はどんなサイズでも可能で、必要なのは1つの集合のみです。1つの集合のみが指定された場合、返される集合は指定した集合と同じになります。
各表のセルの範囲が同じ場合でも、異なる表の集合は交差しません。例:
「=INTERSECT.RANGES(Table 1::B, Table 2::B)」はエラーを返します。
いずれかの入力範囲が無効な場合、関数は参照エラーを返します。
交差する範囲が空の場合、関数は参照エラーを返します。例:
「=INTERSECT.RANGES(B,C)」はエラーを返します。BとCは交差しないためです。
この関数は、主にほかの表計算アプリケーションとの互換性を維持するために用意されています。これは、セルの正確な場所が不明な場合に、参照された範囲を個々に処理するときにも便利です。
Mac用Numbers ’08やNumbers ’09を含む、ほかの表計算アプリケーションでは、スペースはintersect演算子として使用されます。

例
「=INTERSECT.RANGES(INDIRECT(“B:C”),C)」は、列Cの値を含む配列を返します。列Cは、最初の引数（INDIRECT関数によって返される範囲（列BとC））と2番目の引数（列C）が交差する範囲です。これらの値はINDEX関数で読み取ることができます。「=INTERSECT.RANGES(B1:C6, C3, B2:C4)」は7を返します（セルC3が7を含む場合）。C3は、指定された3つすべての引数によって参照される唯一のセルであるためです。

例

「=INTERSECT.RANGES(INDIRECT(“B:C”),C)」は、列Cの値を含む配列を返します。列Cは、最初の引数（INDIRECT関数によって返される範囲（列BとC））と2番目の引数（列C）が交差する範囲です。これらの値はINDEX関数で読み取ることができます。

「=INTERSECT.RANGES(B1:C6, C3, B2:C4)」は7を返します（セルC3が7を含む場合）。C3は、指定された3つすべての引数によって参照される唯一のセルであるためです。

関連項目INDEX INDIRECT

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