セキュリティソフトウェアが問題の原因かどうかを調べる方法
他社製のセキュリティソフトウェアが原因で、Windows 用 iCloud や iTunes から Apple のサーバやデバイスに接続できなくなる場合があります。デバイスを同期、アップデート、バックアップ、または復元するときに、番号付きのエラーメッセージが表示されることもあります。
セキュリティソフトウェアが原因で Windows 用 iCloud で問題が起きている場合
- Apple ID でサインインできない。
- 「確認できませんでした:不明なエラーが起きました」または「認証中にエラーが起きました。やり直してください」というメッセージが表示される。
- 「ユーザー名またはパスワードが正しくないため、設定を開始できませんでした」または「iCloud サーバーが応答を停止したため、設定を開始できませんでした」というメッセージが表示される。
- iCloud サービスが更新されない。
セキュリティソフトウェアが原因で iTunes で問題が起きている場合
- iPhone、iPad、または iPod touch が iTunes で認識されない、またはこれらのデバイスをバックアップ、復元、アップデート、同期、またはアクティベーションできない。
- iTunes エラー 4、6、1630 〜 1641、3000 〜 3999、または 9000 〜 9999* が表示される。
- iTunes Store に接続できず、コンテンツを購入またはダウンロードできない。
- iTunes が開かない。
* エラー 9006 が表示される場合、コンピュータから Apple サーバまたは iPhone、iPad、または iPod touch にアクセスできていない可能性があります。iTunes と Apple のソフトウェアアップデートサーバとの間の通信に問題が起きていないか調べてください。エラーメッセージが依然として表示される場合は、この先を読み進めて、接続とセキュリティソフトウェアについて調べる方法をご確認ください。
まず確認すべきこと
セキュリティソフトウェアの設定を変更する前に、以下の点をご確認ください。
- お使いのコンピュータで日付と時刻、時間帯が正しく設定されていることを確認します。これらの設定を Mac で変更する方法についてはこちら、Windows で変更する方法についてはこちらを参照してください。
- ゲストアカウントではなく、管理者ユーザアカウントにログインします。Windows パソコンでログインする手順については、こちらを参照してください。
- 最新バージョンの Windows 用 iCloud または最新バージョンの iTunes にアップデートします。
- Mac または Windows パソコンに最新のソフトウェアが搭載されていることを確認します。
- Windows Hello が設定されていることを確認します。設定方法については、こちらを参照してください。
- インストールされているセキュリティソフトウェアが 1 種類だけであることを確かめます。複数の種類のセキュリティソフトウェアがインストールされていると、パフォーマンス上の問題が起きる可能性があります。
接続をテストする
- 「hosts」ファイルを調べて、iTunes と Apple のサーバとの通信が阻止されていないかを確認してください。
- AirPlay、ホームシェアリング、iTunes、または Remote の使用に際して問題がある場合は、自宅のコンピュータまたはデバイス間の接続をテストします。コンピュータやデバイスがすべて同じネットワークおよびサブネットに接続していないと、正常に動作しません。
セキュリティソフトウェアをテストする
接続テストを行っても問題が解消しない場合は、セキュリティソフトウェアがコンピュータと Windows 用 iCloud または iTunes との接続に干渉している可能性が考えられます。
状況によっては、問題の切り分けのために、セキュリティソフトウェアを一時的に削除しなければならないこともあります。一部のインターネットセキュリティアプリケーションは完全にはアンインストールされないため、お使いのセキュリティソフトウェアを完全に削除するために、専用のクリーンアップユーティリティをダウンロードして実行しなければならない場合もあります。
お使いのセキュリティソフトウェアのプロバイダにご確認の上、Apple 製品が使うポートおよびサービスをすべて許可してください。また、セキュリティソフトウェアのアンインストール方法についても、プロバイダにお問い合わせください。