部品がほかの人のApple Accountにロックされていると修理アシスタントに表示される場合
修理アシスタントで、以前使用した部品がアクティベーションロックで保護されていることを検知すると、修理アシスタントにその部品がほかの人のApple Accountにロックされていることが示されます。以下の手順にそって、部品のロックを解除します。
部品のロックを解除する方法
バッテリー、内蔵ディスプレイ、TrueDepthカメラ、Touch IDセンサーなど、以前使用していた部品がアクティベーションロックで保護されている場合、その部品はほかの人のApple Accountにリンクされています。その部品を別の互換性のあるApple製品で使用できるように設定するには、修理アシスタントで部品のロックを解除するか、アクティベーションロックの解除により部品のロックを解除する必要があります。そのためには、部品にリンクされているApple Accountでサインインする必要があります。
修理アシスタントで部品のロックを解除する
修理アシスタントにApple Accountを使って部品のロックを解除するように求められたら、部品が搭載されていた最後の製品の設定に使われたApple Accountのメールアドレス(または電話番号)とパスワードを入力します。数分待たないとプロセスが完了しない場合があります。
アクティベーションロックを解除して部品のロックを解除する
修理アシスタントを使って部品のロックを解除する代わりに、「探す」を使ってアクティベーションロックを解除できます。
iCloud.com/findにアクセスし、以前使用された部品にリンクされているApple Accountでサインインします。
部品が搭載されていたAppleデバイスを選択します。
「削除」オプションを選択します。デバイスがオンラインの場合、このオプションは利用できない場合があります。
Webサイトにデバイスが紛失したと表示されている場合は、紛失モードをオフにします。
アクティベーションロックが解除されるまで数分かかることがあります。その後、修理アシスタントに戻って修理を完了できます。
部品のロックを解除できない場合
Appleは、以前使用された部品のアクティベーションロックの解除についてサポートすることはできません。必要なApple Account情報がないために部品のロックを解除できない場合は、以下を参照してください。
自分のApple Accountの場合、Apple Accountの情報を忘れてしまった場合の対処方法については、こちらの記事を参照してください。
ほかの人のApple Accountの場合は、所有者または部品販売元に連絡して、元々部品が搭載されていたデバイスを使ってアクティベーションロックを解除し、そのデバイスの紛失モードをオフにするように依頼してください。
部品は、ロックされていても使うことができます。ただし、構成されていないため、期待通りに機能しなかったり、プライバシー、セキュリティ、安全性に欠かせない機能を使えない可能性があります。デバイスの「部品とサービス」では、引き続き「修理を完了」ラベルが表示されます。
関連情報
セルフサービス修理についてはこちらの記事を参照してください。
修理アシスタントを使ってiPhoneやiPadの修理を完了する方法についてはこちらの記事を、Macの修理を完了する方法についてはこちらの記事を参照してください。
iPhoneの「部品とサービス」についてはこちらの記事を、iPadの「部品とサービス」についてはこちらの記事を、Macの「部品とサービス」についてはこちらの記事を参照してください。