Logic Pro 10.6 リリースノート
Logic Pro 10.6 のバージョンについて説明します。
Logic Pro 10.6.3
新機能/改善点
プラグインマネージャで、Audio Units キャッシュをリセットし、インストールされているすべての Audio Units プラグインの再スキャンを実行する方法が用意されました。
安定性/信頼性
PACE/iLok コピープロテクションを採用しているプラグインを使ったプロジェクトを読み込むと、Logic Pro が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が解決しました。
フォルダ内で「option」キーを押しながらマーキー選択範囲をドラッグすると、Logic Pro が予期せず終了する問題が解決しました。
Sampler/Quick Sampler
Sampler でキーラベルセットを保存できるようになりました。
ミキサー
先読みが必要なプラグインや、トラックにサイドチェーン設定されているプラグインを含むバスについて、ディレイ補正の問題を解決しました。
ユーザ定義のデフォルトパッチが読み込まれているトラックを基に複製されたトラックに、正しい名前が設定されるようになりました。
ソフトウェア音源トラックを所定の場所にバウンスして作成されたオーディオトラックに、正しい名前が設定されるようになりました。
ARA
ミュートにした ARA リージョンを含む保存済みのプロジェクトで、ARA 編集が適切に維持されるようになりました。
編集
「スマートクオンタイズ」のパラメータを変更すると、ノートのベロシティに対する事前の編集がリセットされる場合がある問題が解決しました。
Logic Pro 10.6.2
新機能/改善点
高レイテンシのプラグインによってサイドチェーンルーティングやオートメーションにタイミングの問題が生じることがありましたが、この問題が解決されました。
安定性/信頼性
Apple シリコン搭載の Mac で、Rosetta 2 の環境下で Bass Amp Designer を使うと Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
Apple シリコン搭載の Mac でネイティブ実行される Audio Units を使用する際の安定性が向上しました。
Vintage Organ でプリセットをすばやく変更すると、Logic Pro が反応しなくなっていましたが、この問題が解決されました。
マーカーセットの作成後にアレンジメントマーカーの名前を変更すると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
スコアでフォルダに対して「フォルダの中身をスコア表示」を選択しても、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
パフォーマンス
サンプルベースの大きな音源がすばやく読み込まれるようになりました。
コンピュータがスリープ解除された後で再生を開始すると、再生ヘッドが停止したように見えていましたが、この問題が解決されました。
Console 1 Lua スクリプトがインストールされている大きなプロジェクトで、パフォーマンスが改善されました。
Sampler/Quick Sampler
Quick Sampler で手動で作成されたスライスが、Drum Machine Designer キットへの変換時にパッドに適切に割り当てられるようになりました。
Quick Sampler でループ開始/終了を最適化すると、ループの再生範囲が予期した通りに変更されるようになりました。
Smart Control を自動化して Sampler でエンベロープ 1 のアタックをモジュレートした場合、ディスプレイに表示される値が 0 になったときに、正しいサウンドが鳴ります。
Live Loops
再生ヘッドの位置から再生するように設定されている MIDI Live Loops セルが、プロジェクトの再生中にトリガされた場合に、同期して再生されるようになりました。
プラグイン
一部のマルチ出力の Audio Units ソフトウェア音源が、実際利用できる数よりも多くの出力を表示する問題が解決されました。
Apple シリコン搭載の Mac でネイティブ実行される MIDI エフェクト Audio Units プラグインが、MIDI を正しく出力するようになりました。
Apple シリコン搭載の Mac でネイティブ実行される Audio Units で、コントロール表示を使えるようになりました。
Elektron Overbridge プラグインを使って Elektron のハードウェアにオーディオをストリーミングする際のパフォーマンスが向上しました。
ミキサー
複数のトラックで「隠す」ボタンを有効にした後で、ミキサーが正しく表示されるようになりました。
コンテンツ
サウンドライブラリの場所を変更する際に、Time Machine ボリュームを移動先として選択できなくなりました。
サウンドライブラリの場所を外付けのドライブに変更できない問題が解決されました。
オートメーション
Audio Units プラグインの切り替えパラメータの自動化が、正常に処理されるようになりました。
書き出し/バウンス
所定の場所にバウンスしたリージョンの名前が、チャンネルストリップではなくトラックに基づいて指定されるようになりました。
フェード
選択されている複数のリージョンにフェードツールで編集を適用した場合に、正常に処理されるようになりました。
Smart Control
Smart Control でリミッターレベルのパラメータに触れると、レベルが予期せず下がる問題が解決されました。
Track Stack
ソフトウェア音源 Track Stack のサブトラックの名前が適切に表示されるようになりました。
MIDI コントローラ/コントロールサーフェス
コントロールサーフェスに対する Lua スクリプトのサポートに問題がいくつかありましたが、解決されました。
Drum Machine Designer トラックが選択されている場合に、コントロールサーフェスに最初のインサートスロットのオーディオプラグインの名前が表示されるのではなく、チャンネルストリップが Drum Machine Designer として表示されるようになりました。
一般
左右のロケータが同じ位置に設定されていて、「サイクル」が有効な場合に、Logic Pro を再生モードにすると、「サイクル」が無効になるようになりました。
Mac のスリープが解除された後で、再生ヘッドが正しく反応しない場合がありましたが、この問題が解決されました。
ハイライトされたマーキー選択範囲を「option」キーを押しながらドラッグしてコピーした際に、選択が解除されるようになりました。
「繰り返す」機能を使った後で、マーキー選択範囲の選択が解除されるようになりました。
Logic Pro 10.6.1
安定性/信頼性
「早送り」または「早戻し」のトランスポートボタンをクリックしたまま長押しすると、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
古いバージョンの Waveshell を使うと、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
「すべてのエフェクトプラグインをバイパス」キーコマンドを呼び出すと、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
トラックのオートメーションパラメータを選択すると、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
Live Loops セルの録音中に「再生」トランスポートボタンをクリックする機能が復活しました。
Native Instruments Guitar Rig 6 プラグインのプリセットをステップスルーしているときに Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
パターンエディタで Drum Machine Designer を使ってトラックの作業をしているときに Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
パフォーマンス
Ultrabeat のインスタンスをすばやく読み込めるようになりました。
Live Loops
プロジェクトとはサンプルレートが違うファイルを含むセルが、Flex モードが変更されたときに、現在のループの末尾まで間違ったピッチで再生される問題が解決されました。
Sampler/Quick Sampler
サンプラー音源の読み込み時間が、比較的大きい音源で改善されました。
Sampler のゾーンをオーディオ・ファイル・エディタで編集する際に、ゾーンからサンプルへの接続が途切れる問題が解決されました。
プラグイン
音源がチャンネル 1 以外の MIDI チャンネルに設定されている場合にサイクルモードで再生すると、Studio Strings でノートがハングすることがありましたが、この問題が解決されました。
Track Stack
「リージョンカラー」が「トラックカラーとして」に設定されている場合に、折りたたんだ Track Stack のオーバービューリージョンにトラックカラーが正しく表示されるようになりました。
Drummer
macOS Big Sur で、再生中に Drummer コントロールで行った変更に、Drummer がすぐに反応するようになりました。
コンテンツ
808 Bass パッチが正しく再生されるようになりました。
Vowel Pad パッチが正しく再生されるようになりました。
編集
1 トラック表示のピアノロールで「ノートを結合」機能を利用できるようになりました。
再生中にピアノロールでノートを編集しているときに「再生ヘッドをキャッチ」が作動することがありましたが、この問題が解決されました。
Producer Kit のドラム名がピアノロールに正しく表示されるようになりました。
イベントを移動したときに、イベントリストの表示が適切に更新されるようになりました。
書き出し/共有
リージョンから書き出した MIDI ファイルに、リージョンの末尾のイベントが予期した通りに含まれるようになりました。
MIDI コントローラ/コントロールサーフェス
コントロール・サーフェス・インスペクタでファイルに値を手入力できるようになりました。
Impulse Response Utility
Impulse Response Utility にドロップした Quad オーディオファイルが、フォーマットドロップダウンから「True Stereo」を選択したときに正しいチャンネルラベルを表示するようになりました。
Impulse Response Utility で、トラックリストに追加したファイルの長さに合わせて「Reverb Time」が正しく調整されるようになりました。
一般
詳細ツールが有効になっていない場合に、トランスポートから別のテンポを選択するとエラーが表示されていましたが、表示されなくなりました。
ループしたリージョンをコピーすると、そのトラックの後続のリージョンが上書きされることがありましたが、この問題が解決されました。
「オーバーラップなし」モードで、プロジェクトの末尾までループするリージョンをそれ自身の上にコピーできるようになりました。
macOS Big Sur で、エンバイロメントのキーボードオブジェクトをクリックすると、そのことが目で見てわかるようになりました。
保存済みの Spotlight 検索で、Logic Pro の「すべてのファイル」ブラウザでアクセス可能なファイルが対象になっていると、ファイル操作に問題が生じていましたが、この問題が解決されました。
Logic Pro 10.6
新機能/改善点
ビート、ベースライン、メロディパートを作成するときに、iPad や iPhone の Logic Remote を使ってステップシーケンサーを制御できるようになりました。
安定性/信頼性
以下の状況下でも、Logic Pro が予期せず終了することがなくなりました。
スコアで多数の音符を連桁にするとき。
Quick Sampler に長い録音をするとき。
ChromaVerb プリセットをステップスルーするとき。
ときどき、ピアノロールで色表示のオプションを設定するとき。
列のない Live Loops グリッドを含む iOS 用 GarageBand のプロジェクトを開いたとき。
テンポが削除されてから再計算されているオーディオファイルがマルチトラックセットに入っている場合に、このファイルを使って「リージョンのテンポをプロジェクトテンポに適用」を実行したとき。
以下の状況下でも、Logic Pro がハングしなくなりました。
クリップボードが空の場合に、スコアエディタで「複数をペースト」コマンドを適用したとき。
外部 MIDI トラック以外のすべてのトラックが、Live Loops グリッドを含むプロジェクトから削除された場合。
Live Loops セルを再生中に逆再生にすると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
VoiceOver の使用中にミキサーでプラグインを別の位置に移動すると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が修正されました。
エンバイロメントでモニタオブジェクトの MIDI ポート設定を変更すると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
プロジェクトを保存した直後にパッチライブラリをクリックすると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
サンプルから新規トラックを作成した後で Alchemy で「Additive」タブを選択すると、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
複数のプロジェクトが開いているときに Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
エンバイロメントでモニタオブジェクトの MIDI ポート設定を変更すると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
Time and Pitch Machine でオーディオが「ビートのみ」モードで処理されているときに、Logic Pro が変化しなくなりました。
「/」が含まれているオーディオファイルを Quick Sampler にドラッグしても、Logic Pro がハングしなくなりました。
サンプルから新規トラックを作成した後で Alchemy で「Additive」タブを選択すると、Logic Pro が終了することがありましたが、この問題が解決されました。
まれに、テンプレートを作成しようとするとエラーが表示されることがありましたが、表示されなくなりました。
長さが偶数小節、偶数拍、偶数ディビジョンになっていない MIDI リージョンで「複数回繰り返す」コマンドを使うと、Logic Pro の動作がおかしくなることがありましたが、この問題が解決されました。
繰り返し記号をスコアにドラッグすると、Logic Pro が予期せず終了することがありましたが、この問題が解決されました。
パフォーマンス
複数のスライスを含むオーディオファイルから、今までより速く Drum Machine Designer インスタンスを作成できるようになりました。
長いオーディオファイルで Flex Pitch を編集する際の UI のパフォーマンスが向上しました。
大きい Sampler ドラムキットを Ultrabeat に読み込むと、Logic Pro がハングしたように見えていましたが、この問題が解決されました。
大文字のファイル拡張子を名前に含むプロジェクトが、正常に開くようになりました。
特定の状況下で、多数のオーディオトラックを再生中にディスク I/O アクティビティが予期せず高くなることがありましたが、この問題が解決されました。
Logic Pro プラグインウインドウを開いたり閉じたりしても、メモリ使用量が増えなくなりました。
プロジェクトで特定のビデオファイルが開いていると Logic Pro がハングすることがありましたが、この問題が解決されました。
大きなテンポチェンジがあるときでも、Studio Strings がサイクルモードでスムーズに再生されるようになりました。
Live Loops
「再生中のセルをここにコピー」コマンドで、コピー後のセルに再生ステータスが転送されるようになりました。
オーディオリージョンを含む 2 つのセルを結合したときに、オーディオ・セル・エディタが空にならなくなりました。
Live Loops セルをバウンスするときに、「2 番目のサイクルのみをバウンス」オプションを使えるようになりました。
トラック領域から Live Loops グリッドのセルに転送したオーディオリージョンが予期せずトランスポーズされることがありましたが、この問題が修正されました。
Live Loops セルから Apple Loop を編集する際に、スマート・テンポ・エディタを終了するための「OK」ボタンが表示されるようになりました。
トラック上の最後の Live Loops セルを削除すると、再生がトラック領域に自動で切り替わるようになりました。
Flex が有効になっていないトラックで「Flex とフォロー」が有効になっている Live Loops セルからバウンスしたファイルの長さが正しくなりました。
Live Loops セルのピアノ・ロール・エディタの「スリップ」コマンドと「回転」コマンドが、そのセルが選択されていなくても正しく機能するようになりました。
「オリジナルの位置にペースト」で、Live Loops セルの MIDI エディタの再生ヘッドの位置にペーストされることがなくなりました。
Live Loops セルのオーディオエディタからマーキー選択範囲をトラック領域にドラッグすると、エディタ表示がオーディオ・トラック・エディタに正しく設定されるようになりました。
Live Loops セルの録音を停止したときに再生ヘッドがプロジェクトタイムラインの末尾に到達している場合、ほかのすべてのセルの再生が停止していましたが、この問題が解決されました。
外部 MIDI コントローラからのステップ入力が、Live Loops MIDI セルエディタで安定して機能するようになりました。
「1 回繰り返すコマンド」が、選択されているセルの右側にある Live Loops セルのコンテンツを正しく上書きするようになりました。
Live Loops グリッドでシーンをドラッグしても、表示が一番下までスクロールされなくなりました。
グローバルトラックが機能していない場合は、Live Loops セルエディタにグローバルトラック領域が表示されなくなりました。
「ドラッグモード: クロスフェード」の場合に、Live Loops オーディオ・セル・エディタでのフェードの長さが正しくなりました。
「名称変更」キーコマンドが、選択されている Live Loops シーンに対して機能するようになりました。
ステップシーケンサーのパターンセルが、トラックの色を引き継ぐようになりました。
オーディオ・セル・エディタの「トランジェントで選択」で、セル内のすべてのトランジェントが確実に選択されるようになりました。
「Live Loops にコピー」コマンドが、グリッド内の最初の空のシーンではなく、現在フォーカスがあるシーン、または後続の最初の空のシーンにコピーするようになりました。
UAD Apollo インターフェイスを使ったシステムで、Live Loops グリッドが名称未設定のプロジェクトの一部として保存された後で、正しく再生され、反応するようになりました。
「拡大/縮小して選択部分またはすべてのコンテンツのどちらにサイズを合わせるかを切り替える」コマンドが、Live Loops グリッドでの選択範囲に対して正しく機能するようになりました。
選択されているマーカーを Live Loops グリッドにコピーした場合に、マーカー長が 1 クロックティックのときは、セルの長さがマーカー間の距離に設定されるようになりました。
再生中に別のトラックに移動し、元に戻したセルの速度が一時的に上がっていましたが、この問題が解決されました。
マーキー選択範囲を Live Loops セルにペーストすると、選択範囲に含まれていた空のスペースもペーストされるようになりました。
長いオーディオファイルを追加した場合に、Live Loops セルの長さがリージョンの「Flex とフォロー」設定に応じて自動調整されるようになりました。
複数の連続したリージョンをオーディオ・セル・エディタからトラック領域にコピーすると、リージョン間で予期せず重なってしまうことがありましたが、この問題が修正されました。
オリジナルの録音テンポが削除されているオーディオファイルで、セルのテンポを確実に変更できるようになりました。
Live Loops MIDI セルエディタで「レガートを適用」コマンドが確実に機能するようになりました。
「option」キーを押しながら Live Loops セルをクリックすると、キューのステータスが切り替わるようになりました。
サイクル領域のコンテクストメニューに「Live Loops にコピー」オプションが表示されるようになりました。
Live Loops セルのコンテクストメニューに「同じトラックのすべてのセル」と「同じシーンのすべてのセル」を選択するためのオプションが新たに表示されるようになりました。
Live Loops セルのコンテクストメニューに録音設定が表示されるようになりました。
Live Loops グリッドのセルと、トラック領域の同じトラックのリージョンが誤って選択されることがなくなりました。
オーディオ・セル・エディタに追加したオーディファイルが、鉛筆ツールでクリックした位置の 1 小節左に配置されることがなくなりました。
フラット化したテイクフォルダを含むセルが、正しいテンポで確実に再生されるようになりました。
オーディオ・セル・エディタでテイクリージョンの開始部分をカットした場合に、テイクフォルダ内のほかのテイクから同一セクションが削除されることがなくなりました。
「control + option」キーを押しながらゴムバンド選択すると、Live Loops グリッドの表示が拡大/縮小します。
Live Loops セルエディタで個々のテイクに適用した編集が、テイクフォルダに適用されることがありましたが、この問題が修正されました。
Live Loops グリッド内のパターンセルが、ステップエディタで「取り消す」を実行した後で確実に削除されるようになりました。
Live Loops セルの録音の動作が、セルの再生モードに影響されなくなりました。
オーディオリージョンのマーキー選択範囲をグリッドにドラッグして作成した Live Loops セルが、同期がずれずに、正しいテンポで再生されるようになりました。
Logic Remote の LCD ディスプレイでトラックを選択すると、Live Loops グリッドにもその選択が反映されるようになりました。
Logic Pro でトラックの色が変更された場合、「表示」環境設定で「リージョンカラー」が「トラックの色に従う」に設定されていると、Logic Remote のセルの色もそれを反映して正しく表示されます。
Flex が有効なセルを空のトラックにコピーすると、そのトラックが、コピーしたセルの Flex モードに切り替わるようになりました。
Live Loops グリッドのセルやシーンが、ポインタ以外のツールが割り当てられている場合に間違ってドラッグされることがありましたが、この問題が解決されました。
Live Loops グリッドのパターンセルが、サイクルジャンプの後もオートメーションに反応し続けるようになりました。
クロスフェードが適用されてないリージョン同士が Live Loops セルで重なっている場合、2 つ目のリージョンが開始すると最初のリージョンが再生を停止するようになりました。
トラック領域でオートパンチが有効になっていて、再生ヘッドがオートパンチのロケータの外側にある場合、Live Loops グリッドの MIDI セルへの録音が機能するようになりました。
Drum Machine Designer の Exclusive Group が Live Loops セルで正しく演奏されるようになりました。
Live Loops グリッドが自動でスクロールし、「前のシーン」「次のシーン」キーコマンドで選択されたシーンを表示するようになりました。
Live Loops グリッドで MIDI セルに録音した場合に、低レイテンシモードが有効になっていても、録音が正しく配置されるようになりました。
パフォーマンス録音の作成時に、逆方向のセルのフェードが適切にレンダリングされるようになりました。
再生を完全に停止しなくても、個々のセルを停止し、再トリガできるようになりました。
Sampler/Quick Sampler
Quick Sampler の「Root Key」をキーボードを使って編集できるようになりました。
ループ範囲にサンプル全体が含まれる場合に、Sampler のゾーンエディタでスクラブできるようになりました。
Sampler でコントロールを右クリックまたは「control」キーを押しながらクリックして、MIDI Continuous Controller をそのコントロールに割り当て可能になりました。
Sampler または Quick Sampler で、ターゲットパラメータを右クリックまたは「control」キーを押しながらクリックし、ソースを選択する方法で、「Mod Matrix」スロットを作成できるようになりました。
Sampler で、プラグインウインドウを再び開いたときに、ユーザが構成したモジュールの表示が維持されるようになりました。
Sampler の空のインスタンスでゾーンにドラッグしたオーディオファイルが、「Zone」エディタにすぐに表示されるようになりました。
デフォルトのゾーン音量のノブの上にカーソルを置くと、ツールヒントに正しく「–6 dB」と表示されるようになりました。
Sampler のループモードをまず「Forward」に設定しなくても、オフから直接別のモードに設定できるようになりました。
Sampler が、バンドル音源の正しい設定を確実に読み込むようになりました。
「Select Last Group」設定を無効にした後も、グループが予期せず選択され続けることがなくなりました。
Quick Sampler で拡大表示している間にスライスマーカーを挿入し、その後「取り消す」を実行した場合に、予期せず縮小表示になっていましたが、この問題が解決されました。
Sampler でモジュレーションパネルが閉じているときに、モジュレーションコントロールを右クリックするか「control」キーを押しながらクリックして「Show Mod」を選択すると、モジュレーションが表示されるようになりました。
ゲインが最適化されたゾーンでサンプルを交換すると、新しく追加したサンプルのゲインが最適化されるようになりました。
Sampler のゾーン・キー・エディタの最大倍率が引き上げられました。
Quick Sampler でスライスモードで作業中に、アクティブなスライスマーカーがサンプルの開始マーカーの上に表示されるようになりました。
Sampler の空のゾーンパネルで複数回クリックすると、ファイルの読み込みダイアログが複数呼び出されていましたが、この問題が解決されました。
Quick Sampler ウインドウのすべてのモードでプレビューオーディオボタンが表示されます。
Sampler の「Zone」編集パネルに新しいゾーンを追加するコマンドが追加されました。
Sampler の「Zone」エディタに、有効にした「EQ Power」フェードがすぐに反映されるようになりました。
「Zone」リストでの選択範囲が、カーソルを波形ディスプレイ領域に移動しても維持されるようになりました。
Sampler でラウンドロビンモード中にキーボードでゾーンを切り替えたときに、「Zone」パネルの波形が更新されるようになりました。
ステレオファイルをトラックヘッダにドラッグして Quick Sampler 音源を作成したときに、モノラルインスタンスが作成されることがなくなりました。
「Zone」エディタのコンテクストメニューの「Show used columns」コマンドが、Flex の使用中に Flex 列を確実に表示するようになりました。
Sampler と Quick Sampler の自動ピッチ検出で、正しいピッチが安定して検出されるようになりました。
Quick Sampler のディスプレイが向上し、多数のスライスがある場合にも対応します。
「control」キーを使って、Sampler や Quick Sampler の「Snap」設定を一時的に上書きできるようになりました。
システム環境設定の「表示」で「アニメーションを表示」が無効になっていれば、Sampler および Quick Sampler でアニメーションが表示されなくなりました。
Sampler でアルファベット順だけでなく、番号順にゾーンを並べ替えできるようになりました。
Sampler および Quick Sampler のコントロール表示に LFO のオン/オフボタンが表示されるようになりました。
Sampler で別々のグループに属している複数のゾーンのベロシティ設定を編集できるようになりました。
Sampler のリスト表示で選択されているゾーンのハイライトが一貫して表示されるようになりました。
「command」キーを使って、Quick Sampler グリッドのスナップ値を一時的に上書きできるようになりました。
Sampler および Quick Sampler からのスライスの名前が、ピアノロールに表示されるようになりました。
プラグインウインドウの倍率が 150 % のときに、Sampler の「Zone」エディタの列のサイズを変更できるようになりました。
Sampler の「Zone」エディタにファイル名が表示されるようになりました。
Sampler で、プラグインウインドウを閉じて、再び開いたときに、「波形の拡大/縮小」設定の変更が維持されるようになりました。
Sampler で「Optimized」で読み込む場合、オーディオファイルの名前に「rr1」「rr2」などが含まれていると、それに応じてラウンドロビンに自動で割り当てられるようになりました。
「Zone」テーブルやマッピング領域で作業する際に、Sampler のプレビューボタンがそれぞれに対応する部分にフォーカスを当てたままになり、矢印キーでの移動がしやすくなりました。
「fff」「mf」「pp」などの動的な指示がファイル名に入っている複数のサンプルを読み込んだ場合に、Sampler がベロシティを自動で設定するようになりました。
マッピング領域でゾーンをダブルクリックすると、「Zone」パネルが開くようになりました。
グループの選択範囲から作成されたラウンドロビンが、グループと同じ順序で再生されるようになりました。
Sampler の保存済みのパッチがデフォルトの正弦波を使っている場合、このパッチを再び呼び出したときに正しく再生されるようになりました。
Sampler の「Zone Mapping」メニューに、「Zone」エディタで行った変更がすぐに反映されるようになりました。
Quick Sampler でクラシック (Classic) モードまたはワンショット (One Shot) モードでサンプルをオーディションできるようになりました。
トラックヘッダの新しいドラッグアンドドロップのオプション「Zone per Note」で Sampler 音源を作成できます。
Quick Sampler でキットピースの交換後やパッチの読み込み後に「取り消す」を実行すると、波形ディスプレイがすぐに更新されるようになりました。
Sampler で、2 つのゾーンを選択して「Zone」>「Remap」>「Swap」の順に選択し、ゾーンの位置を簡単に入れ替えられるようになりました。
Sampler でのゾーンのスナップが、オーディオ・ファイル・エディタでのトランジェントの編集に反応するようになりました。
Sampler でオーディオファイル名を編集できるようになりました。
所在不明の EXS インストゥルメントを含むプロジェクトを開くと、Sampler が所在不明の音源の名前を表示するようになりました。
Quick Sampler のスライスの位置の精度が向上しました。
Sampler の「Edit Key Labels」が正常に機能するようになりました。
Sampler に、ノートをゾーンにリマップする新しいオプション「Remap Notes」「Fill Gaps (Notes Only)」「Fill Gaps (Vel Only)」が追加されました。
2 つの既存のゾーンの間にオーディオファイルをドラッグする余地があっても、その間の位置にドラッグできないことがありましたが、この問題が解決されました。
Sampler の「別名で保存」コマンドで、オリジナルの音源プリセットが上書きされることがなくなりました。
オーディオ・ファイル・エディタでの編集後に「取り消す」を実行したオーディオファイルが Sampler で再生されるようになりました。
MIDI リージョンをトラックヘッダにドラッグして作成した Quick Sampler のインスタンスに、スライスが確実に表示されるようになりました。
ファイル名が 57 文字より長い EXS インストゥルメントを Sampler に正常に読み込めるようになりました。
「Optimize Gain」が有効な場合に、Quick Sampler プリセットの音量が安定するようになりました。
Sampler や Quick Sampler でオーディオファイルに書き込んだループデータが、そのファイルを Sampler や Quick Sampler の新しいインスタンスにオリジナルとして読み込んだ場合に使われるようになりました。
オーディオ・ファイル・エディタでゾーンのオーディオファイルが編集されている場合、ゾーンがその編集を反映して再生されるようになりました。
フォルダ内に所在不明のファイルが 1 つ見つかった場合、Sampler がそのフォルダ内の所在不明ファイルをすべて自動検出するようになりました。
新しく作成したゾーンの音量設定が一定して 0 dB になるようになりました。
Quick Sampler で編集した Apple Loops がプロジェクトフォルダに正常にコピーされるようになりました。
「Optimized」モードで「Zone per File」の読み込みをキャンセルした場合、すぐにその操作が停止するようになりました。
最適化 (Optimized) した Sampler 音源を作成した場合に、短いパーカッションサウンドに対して自動分割が機能するようになりました。
「Split at Silence」を使って最適化した Sampler 音源を作成する場合に、ソフトなトランジェントまたは短期間の基本周波数を含むオーディオ録音に対する検出精度が上がりました。
「Split at Silence」を使って最適化した Sampler 音源を作成する際、無音部を含まないオーディオファイルをトラックヘッダにドラッグした場合に、単一ゾーンの音源が作成されるようになりました。
Sampler に入力したキーラベルがピアノロールにすぐに表示されるようになりました。
Sampler や Quick Sampler の波形にフェードがすぐに表示されるようになりました。
ステップシーケンサー
ステップシーケンサーの登録モードが、パターンリージョンの選択を解除すると自動で無効になるようになりました。
再生中にステップシーケンサーのエディタを閉じると、ノートが動かなくなることがありましたが、この問題が解決されました。
新しいプロジェクトでパターンリージョンを追加し、「登録」を有効にすると、予期せず多数の行が新規作成されることがありましたが、この問題が修正されました。
ステップシーケンサーのエディタで、左側境界にオフセットが指定されたセルを含むパターンリージョンの正確な位置に再生ヘッドが表示されるようになりました。
コピーしたパターンリージョンのすべての行が確実に再生されるようになりました。
Remix FX
Remix FX プラグインのオートメーション値が正しいパラメータタイプを表示するようになりました。
ドラッグアンドドロップ
Live Loops セルエディタからトラックヘッダにドラッグアンドドロップして、Quick Sampler 音源を確実に作成できるようになりました。
Auto Sampler
Auto Sampler の「Auto Loop Start」と「Auto Loop End」フィールドが、キーボードからアクセスしたときに正しく読み込まれるようになりました。
アクセシビリティ
VoiceOver でトラックの「録音可能」のステータスが読み上げられるようになりました。
コントロール表示の Level Meter プラグインと Loudness Meter プラグインの読み取り値を VoiceOver が読み上げるようになりました。
出力が割り当てられていないトラック上のオーディオリージョンを VoiceOver がミュート中として読み上げることがなくなりました。
Smart Control の「EQ」タブに VoiceOver でアクセス可能になりました。
上下の矢印キーでトラックヘッダを移動している場合に、トラックのソロおよびミュートの状態を VoiceOver が読み上げるようになりました。
トラックヘッダグループが選択されている場合に、VoiceOver が録音可能なトラックの番号を読み上げるようになりました。
Logic Pro のレガシーのプラグインに VoiceOver を使ってアクセスできるようになりました。
Alchemy
Alchemy のマルチモードフィルタをノート C3 に設定できるようになりました。
Alchemy のアコースティック・リバーブの「Gate」コントロールが正常に機能するようになりました。
「Mod」セクションの「Target」メニューが、ソースではなくターゲット (割り当て先) で整理されるようになりました。
プロジェクトや設定の再読み込み時に、サンプルのループポイントがクリック音を生じることがありましたが、この問題が修正されました。
シングルサイクル波形のサンプルファイルを Alchemy でループしたときに、クリック音を生じることがなくなりました。
オーディオファイルをトラックヘッダにドラッグして作成した加算方式の音声合成を使う Alchemy のインスタンスが、正しいオーディオ波形を表示するようになりました。
ソースのドロップゾーンにオーディオを追加した後で、Alchemy が MIDI ノート入力にすぐに反応するようになりました。
「Stretch」モードで一番左までドラッグした MSEG エンベロープポイントが動かなくなる場合がありましたが、この問題が解消し、右にドラッグして戻せるようになりました。
Alchemy のリミッターがオフの場合に、正しいレイテンシが報告されるようになりました。
Alchemy で合成やエフェクトの精度が向上しました。
プラグイン
Chromaverb の「Pre-delay」設定をマウスで正確に調整しやすくなりました。
Vocal Transformer の「Pitch」の値を手入力すると、正しいピッチにトランスポーズされるようになりました。
Auto Filter のバイパスの状態を自動化しても、クリック音やポップ音を生じなくなりました。
Modulator プラグインの ENV 設定が、LFO の「Rate」と「Release Time」が同一になるとサイクルをスキップすることがありましたが、この問題が修正されました。
Modulator プラグインの LFO が、「Symmetry」値が 0.97 を下回っても正常に出力を続けるようになりました。
Pitch Correction で「Response」の時間が 0.00 ms に設定されている場合に、ゆっくり上がるピッチが半音刻みより細かい値にクオンタイズされることがなくなりました。
リンクモードに設定されているプラグインウインドウが、別のプラグインスロットがクリックされたときに確実に更新されるようになりました。
「caps lock」がオンになっている場合に、「option」キーを押しながらプラグインコントロールをクリックしてデフォルト値にリセットできるようになりました。
Ultrabeat の LFO ディスプレイが、「Free」から「Sync」モードに切り替わったときに、ヘルツ単位から拍子単位に切り替わるようになりました。
Space Designer の EQ でスケール値が正しく表示されるようになりました。
Ultrabeat および Drum Synth で、LFO が「Sync」モードの場合に、LFO の設定変更が確実に記憶されるようになりました。
プラグインウインドウを再び開いたときに、最近使った位置で開くようになりました。
Amp Designer でカスタムの EQ モデルが選択されている場合に、「Custom EQ」ラベルが正しく表示されるようになりました。
Retro Synth がサラウンドファイルから波形テーブルを適切に作成するようになりました。
非表示にしたプラグインウインドウのバイパスボタンに、ミキサーでの変更が反映されるようになりました。
バスのプラグインがまれにグレイ表示になり、編集できなくなることがありましたが、この問題が解決されました。
サラウンドモードのときに Audio Units でチャンネルの順序が正しく表示されるようになりました。
トラック上にテイクフォルダがある場合に、そのトラックのオン/オフボタンを「option」キーを押しながらクリックして、プラグインの有効/無効を切り替え可能になりました。
MIDI Modulator プラグインの「ENV to LFO Amp」コントロールが、100 % を下回る設定で作用するようになりました。
オートメーション
「Free」モードの Arpeggiator の「Rate」パラメータのオートメーションが、正しい値を表示するようになりました。
Remix FX でリージョンベースのオートメーションを使うと、そのリージョンの開始位置に予期しない「Gate ON」オートメーションポイントが作成されていましたが、作成されなくなりました。
リージョンベースのオートメーションが「回転」コマンドに反応するようになりました。
オートメーション・クイック・アクセスを構成前に有効にしても、エンドレスループのエラーメッセージが表示されなくなりました。
ソロにした MIDI リージョンでリージョンベースのオートメーションを編集しても、リージョンの選択が解除されなくなりました。
リージョンベースのオートメーションを編集した後で「取り消す」を実行すると、そのオートメーションが補間されていなくても、補間されたように見えることがありましたが、この問題が解決されました。
鉛筆ツールを左右にドラッグしてオートメーションを編集した場合に、トラックのグループの全メンバーにその編集が確実に適用されるようになりました。
MIDI Transpose プラグインにキーボードで入力したトランスポーズ値が、オートメーションとして記録されるようになりました。
オートメーションがオフのときは、リージョンベースのオートメーションが適切にグレイ表示されるようになりました。
Drummer/Drum Machine Designer
同じ入力キーに割り当てられた複数の Drum Machine Designer パッドにキット・ピース・パッチを読み込めるようになりました。
Drum Machine Designer のパッドでサンプルを別のサンプルに交換した後で「取り消す」を実行すると、以前のサンプルが正しく再割り当てされるようになりました。
Drum Machine Designer のパッドの「+」をクリックすると、パッチライブラリが開くようになりました。
サンプルをパッドに追加してから、メインウインドウをクリックした後で、Drum Machine Designer ウインドウがメインウインドウの後ろに隠れなくなりました。
ミックスグループに割り当てられた Drum Machine Designer パッドからソロにすると、「Group Solo」が実行されるようになりました。
Drum Machine Designer パッドを C-2 ノートにマッピングできるようになりました。
Drum Synth が連続したピッチ・ベンド・メッセージに反応するようになりました。
Drum Machine Designer でのパッドの選択範囲を「tab」キーと「shift + tab」キーでコントロールできるようになりました。
新しいサンプルを既存の Drum Machine Designer パッドにドラッグしても、チャンネルストリップがデフォルトにリセットされなくなりました。
複数のサンプルが所在不明になっている Drum Machine Designer キットを読み込むと、「すべてをスキップ」ダイアログが表示されるようになりました。
Flex Time/Flex Pitch
「Speed」Flex モードを使う場合に、サンプルレートが 96 kHz に設定されたプロジェクトで再生が想定以上に遅くなることがありましたが、この問題が解決されました。
オーディオリージョンをトランスポーズすると、それらのリージョンの位置が予期せずずれることがありましたが、この問題が修正されました。
「Flex とフォロー」が有効な場合に、リージョンアンカーがリージョンの開始位置に設定されていない SMPTE ロックリージョンの位置が予期せずずれることがありましたが、この問題が解決されました。
リージョンのトリミング後に、Flex Pitch ディスプレイがすぐに更新されるようになりました。
Flex Pitch モードで、トラックエディタを開くと正しいピッチ範囲が表示され、テイクまたはコンプセグメントからノートが表示されるようになりました。
クオンタイズを適用する前にトリミングされていたオーディオリージョンで、クオインタイズが機能するようになりました。
左端がトリミングされたリージョンで、Flex マーカーを確実に作成できるようになりました。
クオンタイズ値がオーディオリージョンに適用されている場合に、Flex Time が確実に作用するようになりました。
別の長さにトリミングされたリージョンで、Flex マーカーを確実に作成できるようになりました。
テンポチェンジを含むプロジェクトで、リージョンの Flex Time を有効にすると、そのリージョンが自動的に伸縮することがありましたが、この問題が修正されました。
クオンタイズしたオーディオリージョンの開始位置が、左の境界を右にトリミングしてから元に戻した場合でも確実に維持されるようになりました。
iOS 用 GarageBand で当初作成された曲のトラックで Flex Time を有効にしてから無効にすると、「テンポに従う」が正しく再有効化されるようになりました。
すべてのテンポで、ハサミツールを使ってリージョンをグリッドまで正確にカットできるようになりました。
スマートテンポ
テイクフォルダで Flex Time/「テンポに従う」を有効にすると、すべてのコンプが正しい位置に配置されるようになりました。
スマート・テンポ・エディタで、一定のテンポで録音されたリージョンに対してさまざまなテンポが検出されることがなくなりました。
「ほかのすべてのリージョンの相対位置を保持」が有効な場合に「リージョンのテンポをプロジェクトテンポに適用」を使うと、スマートテンポのマルチトラックセットのほかのリージョンが予期せず短くなっていましたが、この問題が解決されました。
MIDI リージョンが開いているときに、スマート・テンポ・エディタの音量コントロールが正しい値で表示されるようになりました。
スマートテンポのテンポディスプレイまたは MIDI リージョンが、テンポが「一定」から「可変」に変更された場合やその逆に変更された場合に確実に更新されるようになりました。
スマート・テンポ・エディタでカスタムの拍子を追加できるようになりました。
ミキサー
チャンネルストリップのピーク値とホールド値の計算と表示の精度が上がりました。
チャンネルストリップに対する「すべてのエフェクトプラグインをバイパス」コマンドが切り替え式で作用するようになりました。
Track Stack 内で選択されているトラックが、ミキサーを開いたときにミキサーでも選択されるようになりました。
リージョンを場所を指定して新しいトラックにバウンスした後、スクリーンセットが呼び出されない限りは、ミキサーでオリジナルの非表示トラックが表示されていましたが、この問題が解消しました。
トラックを再表示した後で、ミキサーが適切に更新されるようになりました。
「設定およびコンテンツの複製を使った新規トラック」キーコマンドを使って Track Stack 内に作成されたトラックのルーティングが、オリジナルのトラックと同一になります。
チャンネルストリップの VCA ラベルに、VCA チャンネルストリップでの変更内容がすぐに反映されるようになりました。
グループ
グループ化したトラックでリージョンを選択すると、最下位のトラックで間違った代替トラックが選択されていましたが、この問題が解決されました。
キーコマンド
オーディオ・ファイル・エディタに、再生ヘッドでアンカーを設定するキーコマンドが追加されました。
Live Loops 用のキーコマンド「選択範囲をオーディオファイルとして書き出す」が追加されました。
現在のマーキー選択範囲の開始位置または終了位置にリージョンのアンカーポイントを設定するキーコマンドが追加されました。
再生中の Live Loops セルをすべて選択するキーコマンドが追加されました。
新しく開いたプラグインウインドウをクリックしなくても、そのウインドウを対象としてキーコマンドが機能するようになりました。
「すべてのプラグインウインドウを閉じる」コマンドが、開いている Drum Machine Designer ウインドウを閉じるようになりました。
ステップシーケンサーの独立したウインドウを開くキーコマンドが追加されました。
オーディオ・トラック・エディタで 1 つのトラックフォルダ内のすべてのオーディオリージョンを選択した後で、「回転」キーコマンドが正しく機能するようになりました。
選択したトラックのすべてのリージョン/セルを操作するキーコマンドが追加されました。
「右にナッジ」キーコマンドを使ったときに、選択されているすべてのテイクが影響を受けるようになりました。
編集
ピアノロールのサイクルゾーンの外でノートを選択しても、間違ってキャッチモードが有効にならなくなりました。
詳細ツールの環境設定が無効になっている場合に、ピアノロールの「ブラシパターンを定義」を新しいプロジェクトで利用できるようになりました。
Live Loops MIDI セルが再生されていない場合、そのセルのピアノロールに、ノートの選択範囲への変更がすぐに反映されるようになりました。
リージョンのピックアップ猶予期間より左にスリップしたノートは、ピアノ・ロール・エディタに表示されなくなります。
ピアノロールで「option」キーを押しながらアイテムをドラッグするときに、「control」キーと「shift」キーを使ってさらに細かく配置できるようになりました。
ピアノロールで選択されている複数のノートの長さを「shift」キーを押しながら調整すると、全部同じ長さに設定されるようになりました。
カスタムのグルーブテンプレートを適用した場合に、イベントリストで選択されているオーディオリージョンが正しく機能するようになりました。
「再生ヘッドをキャッチ」が、再生中にピアノロールで編集用ノートに対して予期せず有効になる場合がありましたが、この問題が解決されました。
ピアノロールで既存のリージョン内のノートをコピーすると、そのリージョンが予期せず拡張することがありましたが、この問題が修正されました。
ピアノロールでブラシツールを使ってクリックしたノートが、1 オクターブ低く配置されることがありましたが、この問題が修正されました。
「トランスフォーム」ウインドウを閉じて再び開いたときに、カスタムの値が確実に維持されるようになりました。
カスタムで作成したトランスフォームセットを削除できるようになりました。
ピアノロールのコードエディタではじめてコードを入力したときに、常に「Cno3」コードが入力されることがなくなりました。
スコア
ユーザが作成したスラーが次の行の音符にかかっている場合に、予期しない自動スラーが作成されることがなくなりました。
スコアウインドウで「option」キーを押しながらドラッグする際に、ツールチップに「+」が表示され、ドラッグしているイベントのコピー中であることがわかるようになりました。
「拍子」ウインドウで、拍数のコントロールにフォーカスがあるときに、「return」キーを押して「OK」ボタンを作動させることができるようになりました。
「スコアレイアウト」ツールが、右のマウスボタンに割り当てられている場合に正しく作用するようになりました。
コード・グリッド・ライブラリを開くと、最後に使ったライブラリが新しいデフォルトになります。
選択したリージョンからスコアセットを正常に作成できるようになりました。
リニア表示でスケール値が小さいスコアセットに音符を入力できるようになりました。
リニア表示で多数の音符を連桁にした場合、どの倍率でもすべての音符に連桁が確実に表示されるようになりました。
リージョンにビオラの音部記号が割り当てられている場合に、「音部記号の選択」に現在割り当てられている音部記号が表示されるようになりました。
テイク/コンピング
テイクフォルダのコンプセグメントでクロスフェードが正しい位置で表示されるようになりました。
テイクフォルダにオーディオファイルを録音した場合、テイクがテイクフォルダの全長になったときは、そのファイルにテイク名を使って名前が付けられるようになりました。
「テンポに従う」が有効になっている場合、テイクフォルダの長さが、テイクでの変更を考慮して調整されるようになりました。
Track Stack
オーディオトラックを含むサミングスタックに MIDI を録音する際に、録音のプレビューが表示されるようになりました。
Track Stack から最終トラックの下の空の領域にリージョンをドラッグして新しいトラックを作成すると、新しいトラックが Track Stack に追加されていましたが、追加されなくなりました。
閉じているフォルダスタックのトラックヘッダの下にサミングスタックをドラッグすると、そのサミングスタックがそのフォルダに追加されていましたが、追加されなくなりました。
代替トラック
環境設定で「リージョン/マーキーの選択時にトラックを選択」が有効になっている場合に、無効になっている代替トラックでリージョンを選択すると、そのトラックが選択されるようになりました。
グローバルトラック
オートメーションがアレンジメントマーカーと一緒に正しく移動するようになりました。
最初の拍子変更をプロジェクトの開始位置以外の位置に追加すると、プロジェクトの拍子を変更するか、変更を現在の位置に挿入するかを確認するダイアログが表示されるようになりました。
読み込み
別のプロジェクトからコンテンツを読み込むときに「オートメーション」読み込みオプションが選択されていない場合、トラックの既存のオートメーションが維持されるようになりました。
別の Logic Pro プロジェクトからトラックを読み込む場合に、既存のトラックの Flex Time が無効にならなくなりました。
書き出し/共有
Logic Pro プロジェクトを Mail Drop で共有できるようになりました。
プロジェクトを iOS 用 GarageBand と共有するときの信頼性が向上しました。
ARA
Logic Pro が、挿入された ARA プラグインを起動時に検出するようになりました。
Logic Pro で、ARA プラグインを使ったトラックに MP3 や Apple Loop などの互換性のないオーディオファイルをドラッグすると、警告が表示されるようになりました。
Apple Loops
既存のループリージョンの開始位置の上に Apple Loops をドラッグすると、そのリージョンが正しく置換されるようになりました。
Apple Loops が正しいプロジェクトテンポでプレビューされるようになりました。
サウンドライブラリ
Logic Pro でサウンドライブラリを外付けドライブに移動すると、フルディスクアクセスを求めるメッセージが表示されるようになりました。
当初 Apple Loops をトラック領域にドラッグして作成されたレガシーの GarageBand 音源のサウンド設定を変更できるようになりました。
パッチライブラリで、トラックを変更してもフォーカスがある領域が維持されるようになりました。
コントロールサーフェス/MIDI コントローラ
すべての Novation Launchpad グリッドコントローラに対応しました。デバイスを 90 度回して Live Loops のグリッドレイアウトに揃える必要がなくなりました。
MIDI コントローラ用の Lua スクリプトで、分割インスペクタの「バージョン」フィールドを設定できるようになりました。
Lua スクリプトの「controller_finalize()」コマンドが、終了時に適切に処理されるようになりました。
Novation Launchpad X および Mini Mk3 の切り替えモードがときどき反応しなくなる問題が修正されました。
Lua スクリプトと、複数の MIDI 入力/出力を提供する一部の MIDI コントローラデバイスとの互換性が向上しました。
コントローラアサインメントが、M-Audio Axiom Pro 49 コントローラに適切にマッピングされるようになりました。
フェーダーバンクのサイズが、接続した Launchpad MK2 デバイスに正しく表示されるようになりました。
Mackie Control サーフェスのキャンセルボタンで、選択されているフォルダが閉じるようになりました。
Impulse Response Utility
Impulse Response Utility でビデオファイルをサウンドソースとして使えるようになりました。
Impulse Response Utility で、過渡応答が良い方が周波数応答が良いことよりも好ましい場合に、短いスイープを実行するように設定できるようになりました。
Impulse Response Utility に複数のオーディオファイルをドラッグして、本格的なステレオおよびマルチチャンネル IR を簡単に作成できるようになりました。
4 チャンネル B フォーマットおよび AmbiX のファイルを Impulse Response Utility で処理できるようになりました。
取り消し
「繰り返し録音」コマンドで、意図しない取り消しステップが呼び出されることがなくなりました。
ソフトウェア音源トラックで Drum Machine Designer を挿入した後で「取り消す」を実行しても、そのトラックの入力がオーディオ入力に設定されなくなりました。
クロスフェードで重なっているリージョンの長さを変更した後で「取り消す」を実行した場合に、クロスフェードが削除されなくなりました。
イベントリストでコントロール・チェンジ・メッセージを編集した後で「取り消す」を実行した場合に、予期しない補間済みイベントが作成されることがなくなりました。
ソフトウェア音源トラックに録音した後で「取り消す」を実行すると、プラグインが間違ったトラックに移動することがありましたが、この問題が修正されました。
リージョンインスペクタで「トランスポーズ」値を設定してから別の値を設定すると、取り消しステップが作成されるようになりました。
「control + shift」キーを押してオートメーションポイントを選択して、オートメーション選択ツールを有効にすると、取り消しステップが作成されるようになりました。
Tape Delay、Stereo Delay、Echo、または Arpeggiator プラグインで「:2」または「x2」ボタンを押すと、取り消しステップが作成されるようになりました。
Flex Pitch を適用したノートを前もってグラブしなくても、Flex Pitch 編集の取り消しを実行できるようになりました。
「取り消す」の実行後にアーティキュレーションセットがときどき消える問題が修正されました。
オーディオ録音を削除してから「取り消す」を実行すると、そのオーディオリージョンが正常に復元されるようになりました。
「option」キーを押しながらダブルクリックして、選択されているオートメーションのデータを削除すると、取り消しステップが生成されるようになりました。
ビデオ
別のディスプレイのムービーウインドウが、Logic Pro にフォーカスがないときでも見え続けるようになりました。
エンバイロメント
ノートオフイベントが、チャンネルストリップにケーブル接続されているエンバイロメントオブジェクトを確実に通過するようになりました。
エンバイロメントのボタンを切り替えると、ほかのボタンが予期せず切り替わることがありましたが、この問題が解決されました。
一般
SMPTE ロックリージョンの左隅を左に移動しても、その MIDI イベントの位置が予期せずずれることがなくなりました。
リージョンで「MIDI チャンネルで分離」を実行すると、間違った MIDI 音源の新規トラックが作成されることがありましたが、この問題が修正されました。
「エンバイロメント」ウインドウのスクロール位置が、ロックされたスクリーンセットを開いたときに適切に再現されるようになりました。
ファイルブラウザの再生ボタンが、macOS Catalina を実行するシステムで機能するようになりました。
トラック領域のオーディオリージョンのコンテクストメニューに「オン/オフを逆にする」設定が表示されるようになりました。
「リージョン終了を次のリージョンまでトリム」コマンドが、アンカー位置ではなくリージョンの開始位置から計算するようになりました。
「ロケータ間のセクションをカット」コマンドの使用時に、サイクルゾーンに重なっているリージョンが適切に移動するようになりました。
リージョンを右にドラッグまたはナッジして次のリージョンの開始位置に重ねた場合に、予期しないリージョンセグメントが 2 つ「プロジェクトオーディオ」ウインドウに表示されることがなくなりました。
保護されているトラックにリージョンをドラッグした場合に、警告ダイアログの「キャンセル」を押した後で、それらのリージョンが予期せずそのトラックに配置されることがなくなりました。
MMC フォーマットの環境設定パネルで設定を行い、パネルを閉じて開き直した場合に、正しい値が表示されるようになりました。
キーコマンドでリージョンをナッジする場合に、「オーバーラップなし」モードが正常に機能するようになりました。
「ドラムトラックを置き換え/ダブリング」が、選択されているものではなく、ドラムタイプの最初のプリセットを読み込む問題が修正されました。
「回転」キーコマンドで、トラックが 1 つしかないフォルダでオーディオリージョン間に予期しない隙間ができることがなくなりました。
ミュージックグリッドがオフの場合にマーキーツールでクリックすると、選択範囲が予期せず非常に小さくなることがありましたが、この問題が解決されました。
トラックをドラッグしても、トラックヘッダが狭くならなくなりました。
アーティキュレーションを含んでいないトラックのインスペクタには、「アーティキュレーション」ドロップダウンメニューが表示されなくなりました。
ユーザが高さを設定したトラックのリージョンが選択範囲に含まれている場合に、「拡大/縮小して選択部分に合わせる」コマンドが正しく機能するようになりました。
1 回クリックした後でトラックパッドを 2 本指でクリック (右クリック) した場合に、ダブルクリックとして解釈されることがありましたが、この問題が解決されました。
プロジェクトを高いサンプルレートに変換した後で、フリーズされたソフトウェア音源トラックが正確に再生されるようになりました。
「表示」環境設定に、トラック全体にリージョンカラーを適用する設定が追加されました。
トラック領域の最上位からフォルダにドラッグしたリージョンが、正しい位置に配置されるようになりました。
トラックパッドでの感圧タッチジェスチャで作成した MIDI リージョンが、カーソル位置に正しく配置されるようになりました。
シャッフル L モードの間に 2 つのリージョンを同時に削除したときに、削除した 2 つ目のリージョンが 1/16 音符よりも短い場合、予期しない隙間ができていましたが、この問題が解決されました。
変更されていないプロジェクトを閉じるときに保存ダイアログが表示されることがありましたが、この問題が修正されました。
「MIDI チャンネルで分離」コマンドが、新しいトラックをオリジナルトラックの真下に配置するようになりました。
Flex Pitch を使うテイクフォルダが開いていて、環境設定「リージョン/マーキーの選択時にトラックを選択」が有効な場合に、選択されているトラックが録音後に予期せず変更されることがなくなりました。
ループリージョンで、リージョンの開始位置の左側にあり、再生の猶予期間に入るノートが再生されなくなりました。
「Flex とフォロー」を無効にした後で、トラックが正確に表示されるようになりました。
「リージョン/イベントの長さをナッジ値で右にナッジ」キーコマンドでリージョンが次のリージョンに重なる場合に、「クロスフェード」ドラッグモードが有効になっていると、クロスフェードが作成されるようになりました。
関連情報
以前の Logic Pro のリリースノートについては、以下の記事を参照してください。
Logic Pro について詳しくは、Logic Pro のページを参照してください。
設定やインストールについて詳しくは、Logic Pro ユーザガイドを参照してください。
Logic Pro に関するその他の記事やサポート関連情報については、Logic Pro サポートのページを参照してください。