「ショートカット」で x-callback-url を使用する
「ショートカット」では、特定の操作が終了しときに呼び出し元 App で応答(コールバック)を受け取るための x-callback-url がサポートされます。「URL スキームを使用してショートカットを実行する」およびURL スキームを使用してショートカットを読み込むで説明したものと同じパラメータを使用して、x-callback-url からショートカットを読み込んで実行できます。次に例を示します:
shortcuts://x-callback-url/run-shortcut?name=Calculate%20Tip&input=text&text=24.99&x-success=...&x-cancel=...
x-callback-url 標準によると、次の追加パラメータを指定できます:
x-success(任意):操作が成功したとき(たとえば、ショートカットが読み込まれた後や実行が完了した後)に開く URL。ショートカットが実行されると、URL に
result
という名前のパラメータが付加されます。このパラメータには、ショートカットのテキスト出力が含まれます。x-cancel(任意):操作がユーザによってキャンセルされたときに開く URL。
x-error(任意):エラーが発生して操作が失敗したときに開く URL。URL に
errorMessage
という名前のパラメータが付加されます。このパラメータには、エラーの説明が含まれます。
x-success
を使用すると、ショートカットの実行が正常に完了した後に開く URL を指定できます。これは「OmniFocus」で複数の手順からなる作業チェックリストと組み合わせて使用できます。x-callback-url を開いてショートカットを実行し、リストに戻り、次のタスクに移動する、という流れを URL を使って実行できます。
x-cancel
を使用すると、ショートカットが実行を完了する前に停止した場合に開く不測事態用の URL を用意できます。ショートカットは完了しなかったため、ショートカットからの出力はありません。
x-error
を使用すると、ショートカットの実行中にエラーが発生して完了できなかった場合に開く不測事態用の URL を用意できます。この場合は、別の URL を起動して問題に対処できます。