「ショートカット」におけるアクションの接続
アクションがその前のアクションから提供されたコンテンツを使うときは、アクションのリストの中央に線が表示され、アクション同士を接続します。この線は、アクションの出力がその次のアクションの入力として使用されることを表します。
多くのショートカットアクションが入力を受け入れ、出力を提供します。しかし入力を受け入れるだけのアクションや出力を作成するだけのアクション、または入力を変更せずそのまま出力として渡すアクションもあります。
ショートカットでアクションのアイコンをタップすると、アクションの説明、アクションが受け入れる入力の種類、および提供する出力の種類が表示されます。
一部のアクションは、特定の種類のコンテンツのみを入力として受け入れます。互換性のないアクションは接続線なしでリストに表示され、それらのアクションが連携しないことが示されます。たとえば、「現在地を取得」アクションは「プレイリストを作成」アクション用の出力を提供できません。「プレイリストを作成」は地図の位置情報ではなく曲項目を必要としているためです。
入力を取らず、出力を生成するだけのアクションもあります。このようなアクションは一般に「取得」アクションであり、「もうすぐ行われるイベントを取得」、「現在の曲を取得」、「写真を選択」など、どれもデータを取得するだけです。入力を取らないアクションは、前のアクションから区切られて中央の接続線なしでアクションのリストに表示されます。
次の例では、「写真を選択」アクションが「写真」App からデータを取得しますが、別のアクションからの入力を必要としません。「写真を選択」アクションによって取得されたデータが「イメージを変換」アクションの入力になります。
一部のアクションは、コンテンツを入力として受け入れますが、変更はせず、同じコンテンツを出力として渡します。たとえば、「デバイスを振動させる」はアクションの間でデバイスを振動させながら、入力を次のアクションに渡します。
同様に、電話番号を「発信」アクションの入力として渡すとその番号に発信しますが、通話が終了するときに「通話」アクションは同じ電話番号を出力として生成します。