iPhoneまたはiPadの「ショートカット」の共有アクションについて
取得アクションでコンテンツをショートカットに取り込み、変換アクションでそのコンテンツを変更した後は、共有アクションでコンテンツを新しい場所に送信します。共有アクションは、「ショートカット」で最大のアクショングループを構成し、ショートカットの機能を拡張するほかのアプリやサービス（他社製アプリやサービスを含む）とのさまざまな統合が含まれます。これらのアクションは、一般にショートカットの終わり近くで使用され、目的を達成する最終ステップとして別のアプリにコンテンツを渡します。
最も分かりやすい共有アクションは「共有」と「機能拡張で共有」です。
ショートカットを構築しているときに、新規項目を作成するための「追加」、「作成」、「投稿」、「共有」、「送信」、「記録」、ファイルを操作するための「保存」、「追加」、ほかのアプリを起動するための「開く」などのキーワードを使用して、アクションのリストを検索できます。
新規項目を追加するための共有アクション
共有アクションでは、ほかのアプリの項目を追加したり作成したりできます。たとえば、「新規イベントを追加」でカレンダーアプリに予定を追加したり、「プレイリストを作成」でミュージックアプリのプレイリストを作成したり、「フォトアルバムに保存」で写真アプリの指定したアルバムに写真を追加したりできます。ソーシャルメディアサービスにコンテンツを投稿するための共有アクションもあります。「ヘルスケアサンプルを記録」や「ワークアウトを記録」といったその他の共有アクションは、データを記録するために使用されます。
ファイル管理のための共有アクション
ファイル関連の共有アクションには、「ファイルを保存」や「フォトアルバムに保存」などがあります。場合によっては、「メモに追加」アクションや一部の他社製アクションなどの共有アクションで、既存のファイルにデータを追加することも可能です。「保存」というキーワードを使用して、ファイル関連の共有アクションを検索できます。
別のアプリでコンテンツを起動するための共有アクション
別のアプリでコンテンツを起動する共有アクションには、「URLを開く」、「アプリを開く」、「次の方法で開く」などがあります。「開く」というキーワードを使用して、これらの共有アクションを検索できます。
たとえば、「URLを開く」は渡されるすべてのリンクを入力として取り込み、そのリンクをSafariで開きます。「URLを開く」は、インストール済みのほかのアプリから提供されるURLスキームもサポートします。詳しくは、iPhoneまたはiPadの「ショートカット」でほかのアプリのURLスキームを使用するを参照してください。
「次の方法で開く」アクションは、書類をサポートする別のアプリに作業のコピーを送信します。ショートカットでWebページを取得してHTMLからリッチテキストに変換し、それをPagesまたは別のワードプロセッサに送信することができます。「ブックで開く」も「ブック」でPDFや電子ブックを保存するときに便利です。