
Macの「ショートカット」で最初のAPIをリクエストする
最初のAPIをリクエストするため、通信先にしたいAPI「エンドポイント」を指すURLを作成してから、そのURLを「URLの内容を取得」アクションに渡します。ショートカットを実行すると、このアクションがAPIリクエストを実行します。
APIリクエストを構築する
Typicodeのエンドポイントでは、URLリクエストがこの形式になっている必要があります:
https://jsonplaceholder.typicode.com/[リソース]
括弧内のテキストがアクセスするリソースです。Typicodeには、リクエストをテストするさまざまな例が多くあります。この例では、https://jsonplaceholder.typicode.com/users を使用してユーザのリストをリクエストします。
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で、URLにリクエストを追加します。usersリクエストが、ユーザのリストを返します。以下のように特定のユーザをIDで指定すれば、検索を絞り込めます:
https://jsonplaceholder.typicode.com/users/6。これでIDが6のユーザが返されます。ほとんどのAPIで以下の形式のクエリーを使用できます:
https://jsonplaceholder.typicode.com/users?username=Bret。「?」でクエリーが開始され、キー/値ペアを使って項目が検索されます。この例では、?username=Bretのクエリーでユーザ名がBretのユーザが検索されます。サポートされている検索やクエリーについては、APIのマニュアルを確認してください。
「URLの内容を取得」アクションでAPIリクエストを実行する
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で、「URLの内容を取得」アクションの「さらに表示」をクリックします。実行できるAPIリクエストの種類では次のオプションを使用できます:
GETは、データを取得できます。POSTは、新規データを作成できます。PUTは、置換によってデータをアップデートできます。PATCHは、変更によってデータをアップデートできます。DELETEは、URLリクエストで指定されたオブジェクトを削除できます。
この例では、
GETリクエストを使用してTypicode APIからデータを取得します。「URL」アクションにリクエストが含まれ、「URLの内容を取得」アクションはデータの取得(
GET)に設定されたので、これでAPIリクエストを実行する準備ができました。注記: 「URLの内容を取得」アクションを
POST、PUT、またはPATCHに切り替えると、「本文を要求」という新しいパラメータが追加されます。「本文を要求」を使用すると、リクエストの一部としてJSON、フォーム、またはファイルをAPIに送信できます。新しいデータを手動で入力することも変数を使用して入力することもでき、APIにデータを送信してエントリーを作成、置換、または変更することができます。ショートカットをテストするには、
をクリックします。まず目につくのは、APIが意味不明なテキストを返しているようにみえることです。このデータはJSONでエンコードされています。JSONはJavaScript Object Notationの意味です。
JSONの詳しい操作方法について、およびTypicode APIの例を使い続ける方法については、Macの「ショートカット」でのJSON使用の概要を参照してください。