Mac用Pagesユーザガイド

Macでフォーマット記号を表示する
以下に示すようなフォーマット記号(不可視文字といいます)は、スペースバー、Tabキー、またはReturnキーを押すたびに、そして段区切り、ページ区切り、またはセクション区切りを追加したときに追加されます。デフォルトではこれらを見ることはできませんが、それらをオンにすることでフォーマット変更が適用されている場所を見ることはできます。見る必要がなくなったときは、再度非表示にすることができます。特定のフォーマット記号を検索し、指定した別の記号やテキストに置き換えることもできます。

フォーマット記号を表示する/非表示にする
MacでPagesアプリ
を開きます。
書類を開いてから、以下のいずれかの操作を行います:
不可視文字を表示する: 画面上部の「表示」メニューで、「表示」>「不可視文字を表示」と選択します。
注記: ツールバーの「表示」ボタンにこのコマンドはありません。
不可視文字を非表示にする: 「表示」>「不可視文字を非表示」と選択します。
注記: レイアウト区切りを追加することはできません。選択したテキストの段を調整すると自動的に表示されます。
フォーマット記号の色を変更する
MacでPagesアプリ
を開きます。
書類を開き、画面上部の「Pages」メニューから、「Pages」>「設定」と選択します。
「一般」をクリックしてから、「不可視文字」の横のカラーウェルをクリックして別の色を選択します。
フォーマット記号を検索する/置き換える
MacでPagesアプリ
を開きます。
書類を開き、ツールバーの
をクリックしてから、「“検索と置換”を表示」を選択します。
Command+Fキーを押すこともできます。
上のテキストフィールドの左側にあるポップアップメニューをクリックしてから、「検索と置換」を選択します。
フォーマット記号を検索するには、以下のいずれかを入力します:
段落区切りの場合は「\n」
ページ区切りの場合は「\p」
段組み区切りの場合は「\c」
タブの場合は「\t」
行区切りの場合は「\i」
テキストを入力していくと、その横に一致数が表示されます。編集可能な最初の一致が選択され、黄色で強調表示されます。
または
をクリックして、次の一致または前の一致に移動します。
フォーマット記号を置き換えるには、以下のいずれかの操作を行います:
すべての一致を同じ置換テキストで置き換える: 下のテキストフィールドに、置換テキストを入力してから、「すべて置き換え」をクリックします。
重要: 下のテキストフィールドを空のままにして「すべて置き換え」をクリックすると、見つかったテキストがすべて削除されます。
異なる一致を異なるテキストに置き換える: 下のテキストフィールドに置換テキストを入力してから、「置き換えて検索」をクリックします。同じ置換テキストを適用するには、「置き換えて検索」のクリックを繰り返します。または、異なる置換テキストを入力して、「置き換えて検索」をクリックします。
選択された一致を置き換えるが次の一致に移動しない: 「置き換え」をクリックします。
不可視文字 | 意味 |
---|---|
空白 | |
改行なし空白(Option+スペースバー) | |
Tab | |
行区切り(Shift+Returnキー) | |
段落区切り(Returnキー) | |
ページ区切り | |
段組み区切り | |
レイアウト区切り | |
セクション区切り | |
「テキストと移動」に設定されているオブジェクト、および「インライン(テキストあり)」以外のすべてのテキスト折り返しオプションのアンカーポイント | |
テキストの周りの青色のボックス | テキストはブックマークされています |
テキストがテキストボックスの境界の下まで延びてくると、テキストボックスの下部にクリッピングインジケータ が表示されます。この記号は、テキストボックスのサイズを変更してすべてのテキストを表示するまで、表示されたままになります。