共有書類を共同制作Pages for iCloudで
共有されている書類の所有者であれば、あるいは共同制作に招待された場合、他のユーザが行った編集がリアルタイムで表示されます。また、編集作業の表示と非表示を切り替えたりできます。
書類を編集または表示しているユーザの数 (自分自身は含まれない) がツールバーの「コラボレート」ボタン の横に表示されます。ユーザの名前 (あるいはメールアドレスまたは電話番号) が参加者リストに表示されます。
共同制作への参加依頼を承認する
共有書類へのリンクを受け取った場合、リンクをクリックしたときに何が起こるかは、所有者によって設定されたアクセス権、およびコンピュータにインストールされているPagesとmacOSのバージョンによって異なります。
開始する前に、共同制作のための最小システム要件を満たしていることを確認してください。
受信したメール、メッセージ、または投稿内のリンクをクリック(またはタップ(iPhoneまたはiPadで参加依頼を表示している場合))します。
求められたら、Apple IDでサインインするか、表示される指示に従います。
書類は次のように開きます。
Macの場合:書類はPages for iCloudまたはPages for Macで開きます。
MacまたはWindowsコンピュータ上のiCloud.comで:iCloud.comにサインインしている場合、書類はPages for iCloudで開き、書類マネージャとiCloud Driveに追加されます。
iOS 13.1以降とPages 11.1以降がインストールされたiPhoneの場合:書類はデバイス上のPagesで開き、書類マネージャに追加されます。
iPadOS 13.1以降とPages 11.1以降がインストールされたiPadの場合:書類はデバイス上のPagesで開き、書類マネージャに追加されます。
Androidデバイス、またはiOS 13.1以降、iPadOS 13.1以降、Pages 11.1以降がインストールされていないデバイスの場合:書類はサポートされているブラウザ上で開きます。表示は可能ですが、編集はできません。
共有されている書類を開くことができない場合は、招待に使用されたメールアドレスまたは電話番号がApple IDに関連付けられていない可能性があります。Apple IDでサインインし、指示に従い、メールアドレスを検証し、Apple IDに関連付けます。次に、共有書類のリンクをもう一度クリックします。
注記:別のメールアドレスとApple IDを関連付けることが望ましくない場合、代わりに、Apple IDに既に関連付けられているメールアドレスまたは電話番号でもう一度招待するように共有書類の所有者に依頼できます。
共有書類を共同制作
共有書類を開きます。
探している書類が書類マネージャで見当たらない場合、受け取ったメール、メッセージ、または投稿に記載されているリンクをクリックし、要求された場合はApple IDを使ってサインインしてください。
書類が開かない場合、「共同制作への参加依頼を承認する」を参照してください。
書類を編集します。
あなたと他のユーザが書類を編集します。結果はリアルタイムで反映されます。共同作業者が現在編集している場所では、カーソルおよび選択したテキストやオブジェクトが異なる色で示されます。カーソルの上にポインタを移動すると、誰が編集をしているか確認できます。
注記:共有書類において主要言語以外の言語のフォーマット規則が使用されている場合は、書類の末尾付近に、どのフォーマットが使用されているかを示すメッセージが表示されます。
以下のいずれかを実行します:
書類を編集中のユーザを確認する:ツールバーの「コラボレート」ボタンをクリックすると、参加者リストが表示されます。参加者リストからは、参加しているユーザ、現在編集中のユーザ、閲覧中のユーザを確認できます。
ユーザが所有者であり、アクセスが「招待したユーザのみ」に設定されている場合、招待したが書類をまだ開いていないユーザのメールアドレスか電話番号が (名前の代わりに) 表示されます。
参加メンバーの編集内容を確認:ユーザ名の右側にあるドットをクリックすると、当該ユーザが作業している箇所を確認できます。ドットが表示されない場合、そのユーザは書類を開いていません。
アクティビティを表示する/隠す(別の色のカーソルや選択範囲):ツールバーの「表示」ボタンをクリックし、「共同制作のアクティビティを非表示」、または「共同制作のアクティビティを表示」のいずれかを選択します。
共有書類への参加を止める
共有書類へのアクセスが不要になった場合、参加者リストから自分の名前を削除できます。
以下のいずれかを実行します:
開いている書類に対して:ツールバーの「共同制作」ボタンをクリックします。
書類マネージャで:左側の「共有」をクリックしてから、書類を選択します。「詳細」ボタンをクリックし、「共同制作の詳細」を選択します。
自分の名前の上にポインタを移動して表示される3つのドットをクリックし、「自分を削除」を選択します。
アクセスを削除すると、参加者リストから名前が削除され、iCloud Driveから書類が削除されます。後で再び書類にアクセスしなければならなくなった場合、元のリンクをクリックして書類を開きます。
他のユーザが共有した書類を見つける
次のいずれかを実行します:
受け取った共有書類のリンクを見つけ (元のメールやテキストなどで)、それをクリックします。
過去に書類を開いたことがある場合は、書類マネージャの左側にある「共有」をクリックしてから、書類を探します。共有書類が現在の表示に収まりきらない場合は、右上の「すべて表示」をクリックします。
書類マネージャから共有書類を削除していて、その後、再度その書類を使用したい場合は、最初に受信したリンクをクリックします。書類が所有者によって現在も共有されていれば、その書類が書類マネージャに再度表示されます。