Mac用Numbersユーザガイド
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Numbersでの共同制作の概要
Numbersスプレッドシートを共有して、ほかのユーザとリアルタイムで共同制作ができます。共有スプレッドシートおよびその変更はiCloudに保存されるため、共有スプレッドシートが変更されると、そのスプレッドシートで作業しているユーザに変更内容が表示されます。
スプレッドシートのオーナーは、だれがアクセスでき、どのような操作ができるかを指定できます:
スプレッドシートのアクセス: スプレッドシートを開くためにだれでも使用できるリンクを送信できます。特定の人に参加を依頼することもできます。参加者は、自分のApple IDでiCloudにサインインしてスプレッドシートを開く必要があります。
編集権限: ほかのユーザがスプレッドシートを変更できるようにするか、スプレッドシートの閲覧だけができるようにするかを選択できます。
アクセス権の変更や共有の停止はいつでもできます。
iCloudの要件
ほかのユーザにスプレッドシートの共同制作への参加を依頼するには、iCloudにサインインしてiCloud Driveをオンにする必要があります。
参加を依頼した相手のみがスプレッドシートを共同制作できるようにする場合は、相手も閲覧または編集時にiCloudにサインインする必要があります。Apple IDに関連付けられていないメールアドレスまたは電話番号を使用している相手に参加を依頼する場合、相手が参加依頼を承諾するにはそのメールアドレスまたは電話番号をApple IDに追加する必要があります。参加依頼に記載されたリンクをタップまたはクリックすると、そのための手順が表示されます。
最小システム要件
共有スプレッドシートを閲覧または編集する場合、それを共有する人は、iCloudにサインインし、iCloud Driveをオンにしている必要があります。以下のいずれかも必要です:
macOS Mojave 10.14以降とNumbers 6.2以降が搭載されているMac
iOS 12以降とNumbers 5.2以降が搭載されているiPhone
iOS 12またはiPadOSとNumbers 5.2以降が搭載されているiPad
サポートされるブラウザがインストールされたMacまたはWindowsコンピュータ
Androidデバイスを使用するユーザや、最小システム要件を満たしていないiOSまたはiPadOSデバイスを使用するユーザは、スプレッドシートの閲覧は可能ですが、編集はできません。
注記: 共有されているスプレッドシートでは、一部のNumbersの機能が使用できません。Appleサポート記事「Pages、Numbers、Keynoteの共同制作について」を参照してください。
スプレッドシートがiCloudではなくBoxに保存されている場合は、Boxの共同制作コントロールを使用して共同制作することができます。Appleサポート記事「BoxでPages、Numbers、Keynoteを使う」を参照してください。