Motionユーザガイド
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Motionのレイヤーの不透明度を変更する
各レイヤーの不透明度とブレンドのコントロールは、「情報」インスペクタと、選択したレイヤーに対するデフォルトのHUDに表示されます。
不透明度の異なるレイヤーを重ねることにより、ほかでは実現できない形でイメージを連結することができます。たとえば、2つのフルスクリーンの背景イメージを併用する場合に、手前のレイヤーの不透明度を50パーセントに設定し、後ろのレイヤーが透けて見えるようにすることができます。
任意の数のレイヤーを重ね合わせて、不透明度を変化させることで、背後のレイヤーを選択的に表示させることができます。
レイヤーの不透明度を変更する
Motionの「レイヤー」リストまたはキャンバスでレイヤーを選択します。
次のいずれかを実行します:
「情報」インスペクタで、「不透明度」スライダ（「ブレンド」セクション内）を調整します。
HUDで、「不透明度」スライダを調整します。
注記: テキストやシェイプなどの一部のレイヤーには、「インスペクタ」内のパネルに別の不透明度パラメータがあります。たとえば、シェイプの「情報」インスペクタで「不透明度」の値を設定することと「スタイル」インスペクタで「不透明度」の値を設定することは、別のことであり、それぞれのエフェクトの値は乗算されます。つまり、「情報」インスペクタで「不透明度」を50 ％に設定し、「シェイプ」インスペクタの「スタイル」パネルで「不透明度」を50 ％に設定した場合、最終的にテキストオブジェクトに適用される不透明度は25 ％になります。
重なっているレイヤーの可視部分を限定する
「情報」インスペクタの「不透明度を保持」チェックボックスは、レイヤーの可視部分を、ほかのレイヤーの不透明の領域と重なるキャンバス上の領域のみに限定するために使います。
Motionのレイヤー（この例ではイルカのイメージ）をキャンバスまたは「レイヤー」リストで選択した状態で、「情報」インスペクタの「不透明度を保持」チェックボックスを選択します。
レイヤーの見えている領域は、背後のレイヤーと重なる領域だけです。
