
MacのApple IntelligenceでChatGPTを使用する
Apple IntelligenceでOpenAI社のChatGPT*を使用できるように選択すると、以下のことが可能になります:
Siriからさらに回答を得る: 写真や書類についての見解など、特定のリクエストに対してより詳細な回答を得るために、SiriでChatGPTを活用することができます。
作文ツールでテキストを作成する: 作文ツールでChatGPTを使用すると、説明を入力するだけテキストや画像を作成できます。
Image Playgroundで新しいスタイルを使用する: Image PlaygroundでChatGPTを使用すると、画像を作成するときにより幅広いビジュアルスタイルから選ぶことができます。
「ショートカット」でモデルを使用する: 「ショートカット」でChatGPTを使用すると、さらに複雑なリクエストを処理できます。
ChatGPTアカウントを接続する: ChatGPTアカウントを持っている必要はありませんが、無料または有料アカウントをお持ちの場合は、アカウントに接続することができます。ChatGPTの有料アカウントがあれば、ChatGPTの高度な機能をより頻繁にMacで使用できます。

注記: 一部のMacの機種、言語、または地域ではApple Intelligenceを使用できません**。利用可能な最新の機能を使用するには、最新バージョンのmacOSを使用していることと、Apple Intelligenceがオンになっていることを確認してください。ChatGPT拡張は、ChatGPTアプリとサービスが利用可能な地域でのみ使用できます。ChatGPTの利用可能状況については、Open AIのページを参照してください。
ChatGPTを設定する
ChatGPT拡張を初めて使用するときには、オンにするように求められる場合があります。システム設定で機能拡張を設定することもできます。
注記: ChatGPTの使用に同意するには、13歳以上であるか、お住まいの国で定められた最低年齢以上である必要があります。詳しくは、OpenAIの利用規約を参照してください。
Macでシステム設定アプリ
に移動します。
「Apple IntelligenceとSiri」
をクリックします。
「機能拡張」の下にある「ChatGPT」をクリックし、「設定」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。
以下のいずれかの操作を行います:
アカウントなしでChatGPTを使用する: 「ChatGPTを有効にする」をクリックします。
ChatGPTを既存のアカウントと使用する: 「ChatGPTをアカウントと使用」をクリックして、画面に表示される指示に従って操作します。
注記: リクエストをChatGPTのチャット履歴に保存したい場合は、ChatGPTアカウントにサインインしている必要があります。
あとでChatGPTをアカウントと使用することにした場合は、システム設定アプリ に移動し、「Apple IntelligenceとSiri」
をクリックして、「ChatGPT」をクリックしてから、「サインイン」をクリックします。
作文ツールでテキストを作成する
ChatGPT拡張を設定すると、作文ツールでテキストを作成することができます。
Controlキーを押しながら書類をクリックし、「作文ツールを表示」を選択します。
ヒント: 「メモ」や「メール」などの一部のアプリでは、選択したテキストの上にポインタを置いて
をクリックするか、ツールバーで
をクリックして作文ツールを開くことができます。
「作成」をクリックします。
書いてほしいものを説明します。例えば、「魔法の世界を訪れた女の子が、蝶になるための旅をするイモムシと友達になるというおやすみ前の物語」のように入力し、「すべてのテキストを含める」または「選択したテキスト」を選択してから、Returnキーを押します。
詳細を求められた場合は、フィールドをクリックして返答を入力してから、「送信」をクリックします。詳細を追加せずに続ける場合は、「無視」をクリックします。
テキストを読んだら、以下のいずれかの操作を行います:
テキストを書き直す:
をクリックします。
提案を取り入れる: オプションをクリックしてから、「送信」をクリックします。
変更を取り消す:
をクリックします。
写真または書類を追加する:
をクリックします。
完了したら、「完了」をクリックします。
Siriを使ってChatGPTから回答を得る
ChatGPT拡張を設定すると、探している情報を得るのに役立ちそうな場合にSiriがChatGPTを活用することができます。
対応する言語で、以下のようにSiriに頼みます:
「Hey Siri、竜についての俳句を詠んでもらうようChatGPTに頼んで。」
「おじの70歳の誕生日に何を贈るのがいいかな? 釣りが好きな人なんだ。」
「Hey Siri、マリブで午後の空き時間をどう過ごすか、ビーチに行く気になれない場合のアイデアをChatGPTに聞いてみて。」
「Hey Siri、テリーという虎についてのリメリックを詠んで。」
「これを使ったレシピにはどんなものがある?」(写真アプリでフルーツの写真を開いた状態で)。
「Hey Siri、この書類を要約するようにChatGPTに頼んで」(ファイルアプリにある住宅診断報告書のPDFといった書類を「プレビュー」で開いた状態で)。
ChatGPTが役立ちそうだとSiriが判断した場合、リクエストの実行にChatGPTを使用したいかどうかを尋ねられます。写真やファイルがChatGPTに送信される前には常に確認を要求されます。
ヒント: 確認せずにSiriにリクエストを送信したい場合は、「ChatGPTに質問」で質問を開始できます。システム設定でSiriの確認をオフにすることもできます。確認せずにChatGPTにリクエストを送信するを参照してください。
確認せずにChatGPTにリクエストを送信する
いつChatGPTを使用するかを制御することができ、あなたの情報が共有される前に確認が表示されます。Siriが確認なしで自動的にChatGPTにリクエストを送信するように設定できます。
Macでシステム設定アプリ
に移動します。
サイドバーで「Apple IntelligenceとSiri」
をクリックします。
「機能拡張」の下にある「ChatGPT」をクリックします。
「ChatGPTのリクエストを確認」をオフにします。
写真やファイルがChatGPTに送信される前には常に確認が表示されます。
ChatGPTをオフにする
Macでシステム設定アプリ
に移動します。
「Apple IntelligenceとSiri」
をクリックします。
「ChatGPT」をクリックしてから、「ChatGPTを使用」をオフにします。
リクエストをしたときにSiriがChatGPTを提案するのを防ぎたい場合は、「ChatGPT」をオフにしてから、「設定のプロンプト」をオフにします。
「スクリーンタイム」設定でChatGPT拡張へのアクセスをブロックすることができます。インテリジェンス拡張へのアクセスをブロックするを参照してください。
ChatGPTとプライバシー
ChatGPT拡張を使用する場合は、どのコンテンツをChatGPTに送信するかを選択できます。リクエストとその添付ファイル、およびリクエストに関連付けられた制限付きデータ(リクエスト時のタイムゾーン、国、デバイスタイプ、言語、使用中の機能など)は、リクエストへの回答を行い、ChatGPTで正確かつ関連性の高い結果を提供するためにChatGPTに送信されます。IPアドレスはChatGPTからは見えない状態になっていますが、ChatGPTでの不正防止や適用法の準拠を可能にすることなどを目的として、おおまかな位置情報が提供されます。
アカウントを使わずにChatGPT拡張にアクセスする場合は、上記に記載された情報だけがChatGPTに送信されます。OpenAIがApple Accountに関連付けられている情報を受信することはありません。OpenAIは、あなたのデータをリクエストの実行のみを目的として処理する必要があり、適用法の下で必要とされない限り、リクエストも提供する応答も保存しないことが求められます。また、OpenAIは、リクエストをモデルの改善またはトレーニングに使用しないことも求められます。
ChatGPTアカウントにサインインしているときは、ChatGPTアカウント設定とOpenAIのデータプライバシーポリシーが適用されます。
詳しくは、「ChatGPT機能拡張とプライバシー」を参照してください。