Macの音声コントロールで番号やグリッドのオーバーレイを使用する
ほとんどの場合、音声コントロールコマンドを使用したり項目名を使用したりして、「「OK」をクリック」などの画面上の項目を操作できます。項目名が表示されていないとき、または画面の領域を操作する必要があるときには、画面に番号またはグリッドをオーバーレイ表示すると、簡単に項目を選択したり画面間を移動したりできます。
重要: 以下で説明するコマンドが「音声コントロール」環境設定で有効になっていることを確認してください。コマンドを有効にする/無効にする/作成するを参照してください。
番号を使用する
コマンドとして「番号を表示」と言います。
このコマンドを言うと、ダイアログやウインドウ内の各項目の横に番号が表示され、番号を言うことで項目を操作できるようになります。(メニュー項目には常に番号が表示されます。)
項目を操作するときは、項目の番号に続けてコマンドを言います。たとえば、「19をクリック」のように言います。
番号が消えます。
クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、長押しなど、さまざまなコマンドを使って項目を操作できます。使用できるすべてのオーバーレイコマンドを確認するには、「コマンドを表示」と言って「コマンド」ウインドウを表示します。
項目を操作しない場合は、「番号を非表示」と言って番号を消すか、別のコマンドを言います。
グリッドを使用する
コマンドとして「グリッドを表示」(デスクトップ全体にグリッドを表示する場合)または「ウインドウグリッドを表示」(アクティブなウインドウにのみグリッドを表示する場合)と言います。
次のいずれかを実行します:
グリッド上の場所を操作する: 操作したい場所に番号がある場合は、グリッド番号と一緒に任意のコマンドを言います。たとえば、「15をクリック」や「11を拡大」などと言います。
グリッドの領域を絞り込む: 場所をさらに微調整する必要がある場合は、グリッド番号を言って、その領域に絞り込みます。絞り込みは、複数回行うことができます。領域の詳細を表示するために別のウインドウが表示されることがあります。領域をそれ以上絞り込めない場合は、番号を言うと「クリック」コマンドが実行されます。
使用できるすべてのオーバーレイコマンドを確認するには、「コマンドを表示」と言って「コマンド」ウインドウを表示します。
項目を操作しない場合は、「グリッドを非表示」と言ってグリッドを消すか、別のコマンドを言います。