Logic Pro用コントロール・サーフェス・サポート・ガイド
- ようこそ
- コントロールサーフェスの概要
Logic ProでのMackie Controlの「BANK」ボタン
Mackie Controlにはチャンネルストリップのコントロールが8セットあるため、対応する8個のチャンネルを編集できます。左右の「BANK」ボタンを押すと、8個のチャンネルストリップの「バンク」間を移動できます。たとえば、チャンネルストリップ1~8を編集している場合、右の「BANK」ボタンを押すと、チャンネルストリップ9~16に移動します。右の「BANK」ボタンをもう一度押すと、チャンネルストリップ17~24に移動します。左の「BANK」ボタンを押すとチャンネルストリップ9~16に、もう一度押すと1~8に戻ります。
コントロール・サーフェス・グループを使用している場合、左右の「BANK」ボタンを押すと、アクティブなチャンネルストリップがコントロール・サーフェス・グループのチャンネル総数に基づいてシフトします。たとえばMackie Control 1台とMackie Control XTユニット2台を使用している場合、ビューは24チャンネルに基づいてシフトします。これは、コントロール・サーフェス・グループのチャンネル総数です。
「BANK」ボタンを押すと、チャンネルストリップは常に8個のパラメータのグループ単位で切り替わります。ただし、最後のチャンネルストリップが8個のパラメータの完全なグループにならない場合を除きます。たとえば、プロジェクトに19個のチャンネルストリップがあり、Mackie Controlでチャンネルストリップ1~8を制御しているとします:
右の「BANK」ボタンを押すと、チャンネルストリップ9~16にシフトします。
右の「BANK」ボタンをもう一度押すと、チャンネルストリップ12~19にシフトします。
その状態で左の「BANK」ボタンを押すと、チャンネルストリップ9~16に戻ります(4~11ではありません)。
このように、想定しているチャンネルストリップに戻ってくれるので、快適です。
「BANK」または「CHANNEL」のボタンを使用する場合の注意点
「OPTION」ボタンを押したまま「BANK」または「CHANNEL」の左ボタンを押すと、プロジェクト内の最初のチャンネルストリップのセットにジャンプします。「OPTION」ボタンを押したまま「BANK」または「CHANNEL」の右ボタンを押すと、プロジェクト内の最後のチャンネルストリップのセットにジャンプします。たとえば、プロジェクトに64個のチャンネルストリップがある場合、「OPTION」を押したまま「BANK」または「CHANNEL」の左ボタンを押すとチャンネルストリップ1~8にジャンプし、「OPTION」を押したまま「BANK」または「CHANNEL」の右ボタンを押すとチャンネルストリップ57~64にジャンプします。
特定のタイプのチャンネルストリップ(オーディオ、音源、バスなど)のみのビューの場合、最後に表示された8個のチャンネルストリップのグループがLogic Proに記憶されるため、別のビューから切り替えるとそのグループに戻ります。たとえば、オーディオ・チャンネル・ストリップ4~11が選択されているビューから、音源ビューに切り替えて音源6~13にスクロールした後、再度オーディオ・チャンネル・ビューに切り替えると、オーディオ・チャンネル・ストリップ6~13ではなく4~11に戻ります。もう一度音源チャンネルビューに切り替えると、音源6~13が表示されます。