MacのKeynoteでインターネット経由のプレゼンテーションを再生する
Keynote Live、FaceTime、WebEx、Zoom、または別のビデオ会議アプリケーションを使用して、インターネット経由でプレゼンテーションを再生できるため、アクセス権が付与されたすべての人が同時に、自分のデバイスでどこからでもプレゼンテーションを表示できます。プレゼンテーションは発表者が開始と停止のタイミングを制御します。
FaceTimeまたはビデオ会議アプリケーションを使ったリモートプレゼンテーション
FaceTime、Webex、Zoom、またはその他のビデオ会議通話中にいつでも、通話に参加している人にKeynoteスライドショーを表示できます。
Keynoteで、最初に表示したいスライドをクリックして選択し、「再生」>「ウインドウ表示」と選択してから、 をクリックします。スライドショーと発表者ディスプレイは2つのウインドウで画面上に表示されます。
注記: 発表者ディスプレイが表示されない場合は、スライドショーウインドウ上部にポインタを移動してから、 をクリックするか、「再生」>「発表者ディスプレイをウインドウで表示」と選択します。
ビデオ会議通話中に、以下のいずれかの操作を行います:
FaceTimeの場合: 画面上部のメニューバーにある をクリックします。表示されるポップアップメニューで、 をクリックしてから、「ウインドウ」をクリックします。共有したいウインドウをクリックしてから、「このウインドウを共有」ボタンをクリックします。
ほかのビデオ会議アプリケーションの場合: アプリケーションのコントロールを使ってKeynoteウインドウを共有します。詳しくは、使用しているビデオ会議アプリケーションに付属しているドキュメントを参照してください。
プレゼンテーションを進めるには、以下のいずれかを実行します:
次のスライドまたはビルドに移動する: →キーを押します。
前のスライドまたはビルドに移動する: ←キーを押します。
別のスライドにジャンプする: をクリックしてから、スライドナビゲータ内でスライドのサムネールをクリックします。数字キーを押してスライドナビゲータを表示し、上部にあるテキストフィールドにスライド番号を入力してから、Returnキーを押すこともできます。
Keynoteプレゼンテーションの共有を停止するには、以下のいずれかの操作を行います:
FaceTimeの場合: をクリックしてから、 をクリックします。
ほかのビデオ会議アプリケーションの場合: アプリケーションのコントロールを使ってKeynoteウインドウの共有を停止します。
Keynote Liveを使ったリモートプレゼンテーション
メール、メッセージ、AirDrop、またはその他のオンラインサービス(ソーシャルネットワークサイト、ブログ、チャットなど)でKeynote Liveリンクを送って、Keynote Liveプレゼンテーションの視聴への参加を依頼できます。閲覧者は対応しているWebブラウザを使用する必要がありますが、iCloudアカウントは必要ありません。
注記: Keynote Liveは、今年中に廃止されます。
画面上部の「ファイル」メニューで、「ファイル」>「Keynote Liveを使用」と選択します。
ツールバーに「Keynote Live」ボタンを追加することもできます。「表示」>「ツールバーをカスタマイズ」と選択してから、 をツールバーにドラッグします。
「続ける」をクリックします。
プレゼンテーション用の「Keynote Live」リンクが作成されます。
Keynote Liveプレゼンテーションの視聴への参加を依頼するには、以下のいずれかの操作を行います:
「メール」、「メッセージ」、AirDrop、またはその他のサービスで参加依頼を送信する: 「閲覧者に参加を依頼」をクリックしてから、使用したい方法をクリックします。要求された情報を入力してから、参加依頼を送信または投稿します。
同じWi-Fiネットワークに接続している近くの人に参加を依頼する場合は、AirDrop を使用できます。その他のサービスを使用するには、先にMacで該当のアカウントを設定しておく必要があります。「システム設定」(macOS 12以前では「システム環境設定」)に移動してから、「インターネットアカウント」をクリックします。
リンクをコピーして別の方法で共有する: 「詳細設定」をクリックし、リンクの上にポインタを移動してから、「リンクをコピー」をクリックします。リンクを表示したい場所(ソーシャルネットワーキングサイトやブログなど)をクリックしてから、画面上部の「編集」メニューで「編集」>「ペースト」と選択します。
リンクとパスワードを知っている閲覧者のみがプレゼンテーションを視聴できるようにKeynote Liveパスワードを追加するには、「詳細設定」をクリックし、「パスワードを要求」を選択し、要求された情報を入力してから、「パスワードを設定」をクリックします。
このパスワードはKeynote Liveでプレゼンテーションを視聴する場合にのみ必要で、プレゼンテーションを開くために使用するパスワードとは別です。
ヒント: セキュリティ上の理由から、Keynote Liveリンクでパスワードを送信することはしないでください。
閲覧者が視聴の準備ができたら、「今すぐ再生」をクリックします。そうでない場合は「後で再生」をクリックします。
「後で再生」をクリックした場合は、引き続きプレゼンテーションを編集したり、ほかの閲覧者に参加を依頼したり、Keynote Liveパスワードを追加または変更したりできます。プレゼンテーションの準備ができたら、ツールバーの をクリックしてから、「Keynote Liveで再生」をクリックします。
重要: 以前このプレゼンテーションを共有していて、ほかの人による編集を許可している場合、編集が許可されている人はプレゼンテーションがKeynote Liveで表示されている間でも引き続き編集できます。ただし、発表者がプレゼンテーションを停止して再開しない限り(Escキーを押して、ツールバーの をクリックしてから、「Keynote Liveで再生」をクリックします)、新しい変更はKeynote Liveの閲覧者に反映されません。自分のプレゼンテーションを、ほかの参加者がKeynote Liveを使用して表示することはできません。
Keynote Liveを使用してプレゼンテーションを表示する場合、録音済みナレーションは再生されません。Keynote Liveを使用してプレゼンテーションを表示し、iPhoneまたはiPadをリモコンとして使用する場合は、スライド上に描画する強調機能を使用することができません。
注記: Keynote Liveを使用してプレゼンテーションを再生するとき、スライドがiCloudに一時ファイルとして書き出されます。なめらかに再生されるように、プレゼンテーションを開始するとすぐに、すべてのファイルが閲覧者のデバイスにストリーミングされます。Keynote Liveリンク(および設定した場合はパスワード)を知っている閲覧者のみが、これらのファイルにアクセスできます。
Keynote Liveプレゼンテーションの閲覧への参加依頼を追加で送信する
プレゼンテーションのKeynote Liveリンクを作成したあとでも、再生を停止中であればいつでも閲覧への参加依頼を追加で送信できます。
「ファイル」>「Keynote Live設定」と選択します。
プレゼンテーションを再生中の場合は、最初にEscキーを押して再生を停止してください。
「閲覧者に参加を依頼」をクリックして、以下のいずれかを行います:
「メール」、「メッセージ」、AirDrop、またはその他のサービスで参加依頼を送信する: 使用したいサービスをクリックし、要求された情報を入力してから、参加依頼を送信または投稿します。
同じWi-Fiネットワークに接続している近くの人に参加を依頼する場合は、AirDrop を使用できます。その他のサービスを使用するには、先にMacで該当のアカウントを設定しておく必要があります。「システム設定」(macOS 12以前では「システム環境設定」)に移動してから、「インターネットアカウント」をクリックします。
プレゼンテーションリンクをコピーして別の方法で共有する: 「リンクをコピー」を選択して、リンクを表示したい場所(ソーシャル・ネットワーキング・サイトやブログなど)をクリックしてから、画面上部の「編集」メニューで「編集」>「ペースト」と選択します。
「閉じる」をクリックします。
新たに参加を依頼するためにプレゼンテーションを停止していた場合は、 をクリックすると、停止していた時点からプレゼンテーションが再開されます。
Keynote Liveパスワードを追加する/変更する
Keynote Liveで表示中のプレゼンテーションを、リンクとパスワードを知っている人だけが視聴できるように、パスワードを追加することができます。
注記: Keynote LiveパスワードはKeynote Liveでのプレゼンテーションの視聴にのみ必要なもので、プレゼンテーションを開くために使用するパスワードとは異なります。
「ファイル」>「Keynote Live設定」と選択します。
プレゼンテーションを再生中の場合は、最初にEscキーを押して再生を停止してください。
「その他のオプション」をクリックして、以下のいずれかの操作を行います:
パスワードを設定する: 「パスワードを要求」をクリックし、要求される情報を入力して、「パスワードを設定」をクリックします。
パスワードを変更する: 「パスワードを変更」をクリックし、要求される情報を入力して、「パスワードを変更」をクリックします。
パスワードを削除する: 「パスワードを要求」の選択を解除します。
ヒント: セキュリティ上の理由から、Keynote Liveリンクでパスワードを送信することはしないでください。
「閉じる」をクリックします。
パスワードは参加依頼した人全員に送信してください。
プレゼンテーション用のKeynote Liveをオフにする
プレゼンテーション用のKeynote Liveをオフにすることで、閲覧者がKeynote Liveでプレゼンテーションを見るのを停止できます。
「ファイル」>「Keynote Live設定」と選択します。
「Keynote Liveをオフにする」をクリックします。
プレゼンテーションへのリンクが機能しなくなります。このプレゼンテーション用のKeynote Liveを再びオンにすると、元のリンクが機能するようになります。
Keynoteプレゼンテーションの埋め込みがサポートされているWebサイト(MediumやWordPressなど)にプレゼンテーションを投稿して、閲覧者がWebサイト上のプレーヤーでプレゼンテーション内を移動できるようにすることもできます。プレゼンテーションへのリンクを生成し、プレゼンテーションを閲覧するためのアクセス権を設定する方法については、MacのKeynoteでブログにプレゼンテーションを投稿するを参照してください。