MacのKeynoteでほかのユーザに共同制作への参加を依頼する
ほかの人にプレゼンテーションへのリンクを送信して、リアルタイムの共同制作への参加を依頼できます。参加者がプレゼンテーションを変更すると、その内容がすべての人に表示されます。
デフォルトでは、参加を依頼した相手のうち、Apple IDでサインインしている人だけがプレゼンテーションにアクセスして変更できます。プレゼンテーションのリンクを知っている人は誰でもアクセスを許可したり、閲覧はできても編集はできなくしたりすることもできます。
参加者は、共有スライドショーを一緒に発表することもできます。複数発表者スライドショーについて詳しくは、「複数発表者と一緒にスライドショーを再生する」を参照してください。
ほかのユーザに共同制作への参加を依頼する
プレゼンテーションでほかのユーザに共同制作への参加を依頼するには、Apple IDでサインインしていること、KeynoteでiCloud Driveを使用するように設定していること、および共有したいプレゼンテーションがiCloud Driveに保存されていることが必要です。
プレゼンテーションを開いた状態で、ツールバーの をクリックします。
上部のポップアップメニューに「共同制作」が表示されていない場合は、ポップアップメニューをクリックしてから、「共同制作」を選択します。
プレゼンテーションにアクセスできる人を変更するには、「共同制作」の下にある開閉用矢印をクリックし、「対象」ポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します(オプションが表示されない場合は、プレゼンテーションがiCloudに保存されていることを確認してください):
参加依頼された人のみ: 参加依頼を受けてApple IDでサインインした人のみが、プレゼンテーションを開くことができます。Apple IDを持っていない受信者が共有プレゼンテーションを開くには、事前にApple IDを作成する必要があります。
Apple IDに関連付けられていないメールアドレスまたは電話番号を使用している相手に参加を依頼する場合、相手が参加依頼を承諾するにはそのメールアドレスまたは電話番号をApple IDに追加する必要があります。参加依頼に記載されたリンクをタップまたはクリックすると、手順が表示されます。
リンクを知っている人はだれでも: 共有プレゼンテーションへのリンクを知っている人はだれでも、リンクをタップまたはクリックすることでプレゼンテーションを開くことができます。
プレゼンテーションを変更できる人を変更するには、「アクセス権」ポップアップメニューをクリックしてから、オプションを選択します:
変更可能: ユーザは共有プレゼンテーションを編集できます。
閲覧のみ: ユーザは共有プレゼンテーションを閲覧できますが、編集はできません。アクティビティリストのコメントへの返信やコメントの削除はできません。またこれらのユーザがプレゼンテーションに参加しても通知は表示されません。
注記: 前の手順でアクセスを「参加依頼された人のみ」に設定した場合は、共有後に個人のアクセス権の設定を変更できます。
すべての参加者がほかの人に参加を依頼できるようにしたくない場合は、「ほかの人による参加依頼を許可」の選択を解除します。
共同制作への参加依頼を送信する方法を選択します:
AirDrop: 受信者の名前を選択または入力し、「リンクを共有」をクリックします。受信者がファイルを受け取るには、同じネットワークに接続していてそのファイルを承諾する必要があります。
「メール」または「メッセージ」: 受信者ごとにメールアドレスまたは電話番号を入力し、必要に応じてメモを追加してから、「送信」をクリック(「メール」の場合)またはEnterキーを押します(「メッセージ」の場合)。ファイルへのリンクが各受信者に送信されます。
メモ: 「メモ」アプリケーションのファイルへのリンクを共有するには、受信者の名前を選択または入力し、「リンクを共有」をクリックして、保存したいメモを選択(または新規作成)し、必要に応じてテキストを追加してから、「保存」をクリックします。
リンクで参加依頼する: ファイルのリンクをコピーし、Macですでに設定してあるインターネットサービスを使用して送信または投稿できるようにします。受信者ごとにメールアドレスまたは電話番号を入力してから、「リンクをコピー」をクリックします。リンクの共有に使用するアプリケーションを開き、リンクをペーストしたい場所をクリックしてから、画面上部の「編集」メニューで「編集」>「ペースト」と選択するか、キーボードのCommand+Vキーを押します。
重要: 「共同制作」をクリックしたときに作成されるプレゼンテーションのリンクには、プレゼンテーションのタイトルが含まれます。プレゼンテーションのタイトルまたは内容が機密である場合は、リンクを他の人に転送しないように受信者に頼んでください。
「共同制作」ボタン には、あなたがプレゼンテーションを共有したことを示すチェックマークが表示されます。受信者が参加依頼を承諾すると、プレゼンテーションに参加している参加者数がボタン の右側に表示されます。
参加者を追加する
アクセスが「参加依頼された人のみ」に設定されている共有プレゼンテーションのオーナーであるか、オーナーから参加者を追加する権限が付与されている場合は、いつでも参加者を追加することができます。
ヒント: プレゼンテーションがパスワードで保護されている場合は、セキュリティを保つため、パスワードをリンクと一緒に送信しないでください。
以下のいずれかを実行します:
画面上部の「ファイル」メニューで、「ファイル」>「共有プレゼンテーションを管理」と選択します。
ツールバーの をクリックしてから、「共有プレゼンテーションを管理」をクリックします。
iCloud Driveで、Controlキーを押したままファイルをクリックしてから、「共有プレゼンテーションを管理」を選択します。
以下のいずれかを実行します:
ほかのユーザに共同制作への参加を依頼する: この方法は、アクセスが「参加依頼された人のみ」に設定されている共有プレゼンテーションのオーナーであるか、プレゼンテーションのオーナーから参加者を追加する権限が付与されている場合に使用します。「さらにほかの人と共有」をクリックしてから、新しい参加者に参加を依頼する方法をクリックします。ほかのユーザに共同制作への参加を依頼するを参照してください。
ほかのユーザにリンクを送信する: この方法は、プレゼンテーションのアクセスが「リンクを知っている人はだれでも」に設定されている場合に使用します。「リンクをコピー」をクリックし、リンクをペーストする位置をクリックします。画面上部の「編集」メニューから「編集」>「ペースト」と選択するか、キーボードのCommand+Vキーを押します。
「完了」をクリックします。
注記: リンクがメッセージ本文内に、プレゼンテーションタイトル付きのアイコンで表示される場合があります。このアイコンは編集または削除しないでください。
参加者はプレゼンテーションのリンクをコピーして別の場所にペーストできます。例えば、簡単にアクセスできる場所にリンクを保存できます。オーナーが参加を依頼した人にアクセスを制限した場合、参加依頼された人のみがリンクを使用してアクセスできます。
リンクの送信後に、追加した人の共有設定を変更できます。
アクセス権の設定とリンクの送信方法について詳しくは、ほかのユーザに共同制作への参加を依頼するを参照してください。