iPadのKeynoteで3Dオブジェクトを追加する
3Dオブジェクトは、自然な照明、シェーディング、テクスチャのエフェクトをシミュレートする3次元モデルです。USDA、USDC、USDZファイルフォーマットの3Dソフトウェアや3Dスキャニングで作成された3Dオブジェクトをプレゼンテーションに追加できます。3Dオブジェクトを追加したあと、サイズを変更したり、埋め込まれたアニメーションを再生したり、X、Y、Z軸を中心に回転させたりすることができます。
注記: 3Dオブジェクトを含むプレゼンテーションを別のファイルフォーマットに書き出したり、Keynote 13.1以前、Keynote for iCloud、プレビューアプリで開いたりすると、3Dオブジェクトが2Dオブジェクトとして表示されます。
3Dオブジェクトを追加する/置換する
iPadでKeynoteアプリ を開きます。
プレゼンテーションを開き、ツールバーの をタップしてから、「挿入元」をタップします。
目的の3Dオブジェクトに移動し、タップして選択してから、「開く」をタップします。
スライドに3Dオブジェクトが表示されます。中央に があります。3Dオブジェクトに埋め込みアニメーションが含まれている場合は、オブジェクトの右下隅に が表示されます。
3Dオブジェクトを置き換えるには、オブジェクトをタップして選択し、 をタップし、「3Dオブジェクト」タブをタップしてから、「置き換える」をタップします。新しい3Dオブジェクトまで移動してから、タップします。
別のKeynoteプレゼンテーションやアプリから3Dオブジェクトをコピー&ペーストすることもできます。詳しくは、Keynoteとほかのアプリとの間でテキストやオブジェクトをコピーするを参照してください。
3Dオブジェクトを編集する
プレゼンテーションに追加した3DオブジェクトをX、Y、Z軸を中心に回転させることができます。3Dオブジェクトの形状を維持しながら、拡大/縮小することもできます。3Dオブジェクトに埋め込みアニメーションが含まれている場合は、アニメーションを再生/一時停止できます。
iPadでKeynoteアプリ を開きます。
3Dオブジェクトが含まれているプレゼンテーションを開いてから、オブジェクトをタップして選択します。
3Dオブジェクトを回転するには、以下のいずれかの操作を行います:
オブジェクトの中央にある をドラッグします。
をタップし、3Dオブジェクトをタップしてから、「+」または「–」ボタンをタップしてX、Y、Z軸を中心にオブジェクトを回転します。
をタップし、3Dオブジェクトをタップしてから、「+」および「-」ボタンの左にあるいずれかの角度の値のフィールドをタップします。選択した軸を中心にオブジェクトを回転するには、ホイールをドラッグするか、値を入力して角度を指定してから、「完了」をタップします。
ヒント: X、Y、Zの値をすべて0度に設定するには、 をタップし、3Dオブジェクトをタップしてから、「回転をリセット」をタップします。
3Dオブジェクトのサイズを変更するには、3Dオブジェクトの周りにある選択ハンドルのいずれかをドラッグします。または、 をタップし、「配置」をタップし、「W」または「H」をタップしてから、「幅」や「高さ」の値を入力します。
3Dオブジェクトに埋め込みアニメーションが含まれている場合は、オブジェクトの右下隅にある をタップしてアニメーションを再生できます。アニメーションを停止するには、 をタップします。
同じスライドにある別のオブジェクトと3Dオブジェクトを揃えたり、オブジェクトの位置をX、Y座標で指定したりすることもできます。詳しくは、オブジェクトを配置する/揃えるを参照してください。
3Dオブジェクトを表示する
対応するiPadおよびiPhoneのモデルでは、スライドに追加した3Dオブジェクトを3Dで表示できます。
iPadでKeynoteアプリ を開きます。
3Dオブジェクトが含まれているプレゼンテーションを開きます。
3Dオブジェクトを表示するには、次のいずれかを実行します:
リーディング表示の場合: 3Dオブジェクトの下のコントロールで をタップします。
編集表示の場合: 3Dオブジェクトをタップして選択し、 をタップし、「3Dオブジェクト」をタップしてから、「3Dで表示」をタップします。
3Dオブジェクトに説明を追加する
(VoiceOverなどの)操作補助技術を使ってプレゼンテーションを利用すると、説明が読み上げられます。説明は、プレゼンテーション内のどこにも表示されません。
iPadでKeynoteアプリ を開きます。
3Dオブジェクトが含まれているプレゼンテーションを開きます。
3Dオブジェクトをタップして選択し、 をタップしてから、「3Dオブジェクト」をタップします。
「説明」をタップし、テキストボックスをタップしてから、テキストを入力します。
プレゼンテーションをPDFとして書き出しても、説明は操作補助技術によって読み上げが可能です。PowerPointまたは別のファイルフォーマットに書き出すを参照してください。
3Dオブジェクトにキャプションやタイトルを追加する方法については、オブジェクトにキャプションまたはタイトルを追加するを参照してください。
「マジックムーブ」トランジションを使うと、スライドの切り替え時に自動的に動いたり回転したりするように3Dオブジェクトの外観を調整できます。詳しくは、「マジックムーブ」トランジションを追加するを参照してください。