iPadでKeynoteプレゼンテーションをパスワード保護する
プレゼンテーションにパスワードを割り当てると、パスワードを知っているユーザしかそのプレゼンテーションを開けなくなります。パスワードは、数字、大文字または小文字の英字、および特殊キーボード文字をほとんど任意で組み合わせて構成できます。
プレゼンテーションに設定できるパスワードは1つだけです。プレゼンテーションをほかのユーザと共有するときに既存のパスワードを変更した場合、元のパスワードは新しいパスワードに置き換えられます。プレゼンテーションを共有したあとでパスワードを追加する場合は、参加者に伝えてください。
重要: パスワードを忘れた場合、回復する方法はありません。忘れることがないパスワードを選択するか、パスワードを書き留めて安全な所に保管するようにしてください。
iPadにFace ID(顔検出機能)またはTouch ID(指紋検出機能)が搭載されている場合は、それを使用して、パスワードで保護されたプレゼンテーションを開くことができます。Face IDまたはTouch IDの設定については、お使いのデバイスのユーザガイドを参照してください。
プレゼンテーションを開くときにパスワードを要求する
をタップし、「プレゼンテーションオプション」をタップしてから、「パスワードを設定」をタップします。要求された情報を入力してから、「終了」をタップします。
注記: プレゼンテーションにパスワードを追加すると、ファイルが暗号化されます。
パスワードを変更または削除する
プレゼンテーションを開いて、以下のいずれかの操作を行います:
パスワードを変更する: をタップし、「プレゼンテーションオプション」をタップしてから、「パスワードを変更」をタップします。要求された情報を入力してから、「終了」をタップします。
プレゼンテーションに設定できるパスワードは1つだけです。そのため、プレゼンテーションを共有するときにパスワードを変更した場合は、そのパスワードがプレゼンテーションの唯一のパスワードになります。
パスワードを削除する: をタップし、「プレゼンテーションオプション」をタップしてから、「パスワードを変更」をタップします。「パスワードを要求」をオフにして、古いパスワードを入力してから、「終了」をタップします。
プレゼンテーションの共同制作への参加を依頼した相手が編集権限を持っている場合は、パスワードを追加、変更、または削除できます。
パスワードで保護されたプレゼンテーションをFace IDまたはTouch IDで開く
Face IDで開く: プレゼンテーションをタップしてから(KeynoteでFace IDを使用できるようにするかどうか確認するメッセージが表示された場合は、「OK」をタップします)、デバイスを一目見ます。
KeynoteのFace IDのオン/オフはいつでも切り替えることができます。「設定」 >「Face IDとパスコード」>「その他のApp」と選択してから、Keynoteのオン/オフを切り替えます。
Touch IDで開く: プレゼンテーションをタップしてから、Touch IDに指を置きます。
プレゼンテーションにパスワードを追加するか、既存のパスワードを変更した場合、新しいパスワードは、パスワードを追加または変更した以降のバージョンにのみ適用されます。
プレゼンテーションを共有している場合、このプレゼンテーションの保護されていないバージョンや古いパスワードがかけられたバージョンをほかのユーザが復元できないようにするには、プレゼンテーションの共有を停止し、新しいパスワードを追加してから、プレゼンテーションを再度共有します。