Keynote for iCloudでインターネット経由でプレゼンテーションを再生する
Keynote Liveを使って、プレゼンテーションをインターネット経由でどこからでも再生できます。アクセス情報を受け取った人々が同時に、各自のデバイスを使ってどこからでもプレゼンテーションを見ることができます。発表者はプレゼンテーションの開始と終了を指定できます。
プレゼンテーションに招待されたユーザは、MacやWindowsコンピュータ、iPhoneやiPad、または他のモバイルデバイスからプレゼンテーションを見ることができます。閲覧者は、Mac(macOS Sierra 10.12以降搭載)、iPhone(iOS 10以降搭載)、またはiPad(iOS 10以降またはiPadOS 13以降搭載)上でサポートされているWebブラウザまたは最新バージョンのKeynote Appを使用している必要があります。閲覧者はiCloudアカウントを持っている必要はありません。
プレゼンテーションをどこからでも表示する
プレゼンテーションを開いた状態でツールバーの「ツール」ボタンをクリックし、「Keynote Liveを使う」を選択して、「続ける」をクリックします。
プレゼンテーションへのリンク(URL)がiCloud.com上に作成されます。
ヒント: このURLを見るには「ツール」ボタンをクリックし、「Keynote Live設定」をクリックします。
リンクとパスワードの両方を知っている人だけが視聴できるようにKeynote Liveパスワードを作成するには、「詳細設定」をクリックして「パスワードを追加」をクリックし、パスワードを入力して「パスワードを設定」をクリックします。
Keynote Liveパスワードは、Keynote Live上でこのプレゼンテーションを視聴する場合にのみ必要となります。このパスワードはプレゼンテーション保護のために使用するパスワードとは異なります。
以下のいずれかを実行します:
リンクをメールで共有する:「閲覧者に参加を依頼」をクリックして、メールアドレスフィールドに名前かメールアドレスを1個または複数入力してから、「送信」をクリックします。
リンクをコピーして他の方法で配布する:「詳細設定」をクリックし、リンクをクリックして選択し、次にCommand+CまたはCtrl+Cでコピーして、必要な場所(ソーシャルネットワークサイト、Blog、チャットなど)にペーストします。
以下のいずれかを実行します:
プレゼンテーションを今すぐ再生:今すぐ閲覧者に見せる場合は「今すぐ再生」をクリックします。
注記: 以前にプレゼンテーションを共有して、他者の編集を許可している場合は、共同制作者はKeynote Live上での発表中に継続して編集が行えます。ただしKeynote Liveの閲覧者は、発表者がプレゼンテーションを停止して再スタートする(Escキーを押して「再生」 >「Keynote Liveで再生」をクリック)まで、新しい編集内容を見ることができません。
あとでプレゼンテーションを再生する場合:「後で再生」をクリックします。
「後で再生」をクリックした場合、プレゼンテーションの編集、リンクの送信、およびパスワードの追加と変更が継続して行えます。プレゼンテーションを再生する準備が整ったら、ツールバーの「再生」ボタンをクリックし、次に「Keynote Liveで再生」を選択します。
Keynote Liveで再生する前にプレゼンテーションのプレビューを行う場合:「後で再生」をクリックし、ツールバーの「再生」ボタンをクリックしてから、「このコンピュータで再生」を選択します。
注記: Keynote Liveを使ってプレゼンテーションを再生すると、各スライドが一時ファイルとしてiCloudに現れます。スムーズな再生を行うために、プレゼンテーションの開始と同時に全ファイルが閲覧者のデバイスへストリーム送信されます。Keynote Liveリンク(およびパスワードを設定した場合はそのパスワード)を知っている人だけが、これらのファイルへアクセスできます。
新しい閲覧者を招待する
Keynote Liveが再生されていない時(再生を開始する前、またはEscキーを押して再生を停止した時)に、新しい閲覧者を招待できます。
ツールバーの「ツール」ボタンをクリックし、「Keynote Live設定」を選択します。
「閲覧者に参加を依頼」をクリックして、リンクの送り先となるメールアドレスを入力します。
新しい閲覧者を招待するためにプレゼンテーションを停止した場合は、次に「再生」ボタンをクリックすると前回停止したところから再開されます。
Keynote Liveパスワードを追加/変更する
Keynote Live パスワードを追加することで、このパスワードを持っている閲覧者だけがKeynote Liveで再生中のプレゼンテーションを見ることができます。
注記: Keynote Liveパスワードは、Keynote Live上でこのプレゼンテーションを視聴する場合にのみ必要となります。このパスワードはプレゼンテーション保護のために使用するパスワードとは異なります。Keynote Liveで公開するプレゼンテーションごとに、異なるパスワードを設定できます。
ツールバーの「ツール」ボタンをクリックし、「Keynote Live設定」を選択します。
プレゼンテーションが再生中の場合は、まずEscキーを押して再生を停止します。
「パスワードを追加」または「パスワードを変更」をクリックし、表示される指示に従って操作します。
Keynote Liveのリンクを送信した人には、Keynote Liveパスワードも送信する必要があります。
プレゼンテーションのKeynote Liveをオフにする
Keynote Liveプレゼンテーションに閲覧者を招待した後にプレゼンテーションの公開を中止する場合は、Keynote Liveリンクを無効にできます。
ツールバーの「ツール」ボタンをクリックし、「Keynote Live設定」を選択します。
「Keynote Liveを停止」をクリックします。
プレゼンテーションのリンクが機能しなくなります。ただし、このプレゼンテーションのKeynote Liveを再度有効にすると、元のリンクが再び有効になります。
プレゼンテーションを、組み込みのKeynoteプレゼンテーション(MediumやWordPressなど)をサポートしているWebサイトに投稿することもできます。その場合、閲覧者はWebサイト上のミニプレーヤを使用してプレゼンテーションをナビゲートすることができます。「Keynote for iCloudでプレゼンテーションをブログに投稿する」を参照してください。