Mac用GarageBandでパーカッション演奏パッチを使用する
演奏パッチは、音楽用キーボードで複数の演奏テクニックを使ってパーカッション音源を簡単に演奏できるように設計されています。演奏パッチには少数の関連する音源(複数のシェーカーなど)が含まれ、個々のキーに異なる演奏テクニックが割り当てられています。このため、キーごとに音源の再生方法が異なります。例えば、あるキーを押すと、ローボンゴがドラムヘッドの中央を叩いたときのサウンドで再生され、別のキーを押すと、ローボンゴがドラムヘッドの端を叩いたときのサウンドで再生されます。
また、多くの演奏パッチには演奏キーもあり、1つのキーボードキーを使って関連する演奏テクニックを演奏できます。例えば、コンガ演奏パッチ演奏キーを弾くときには、キーを柔らかく弾くと、Conga Muteサウンドがトリガされます。中くらいの強さでキーを弾くと、Conga Openサウンドがトリガされます。キーを強く弾くと、Conga Slapサウンドがトリガされます。そのため、キーボードまたはドラムパッドでリアルなコンガ演奏を作成できます。演奏パッチを使用することで、よりナチュラルなレコーディングができます。
音楽用キーボードでさまざまな演奏パッチがどのように作用するかについては、以下を参照してください。
BlocksおよびBells演奏パッチを使う
BlocksおよびBells: 演奏するベロシティに応じて、ミュート、スティック、木槌で叩くなどのさまざまな演奏テクニックがトリガされます。このインストゥルメントには、演奏キーのマッピングはありません。
BongosおよびBongos Stick演奏パッチを使う
BongosおよびBongos Stick: 演奏するベロシティに応じて、指先、開いた手のひら、親指で叩くなどのさまざまな演奏テクニックがトリガされます。
Cajon演奏パッチを使う
Cajon: 演奏するベロシティに応じて、開いた手のひら、指先などのさまざまな演奏テクニックがトリガされます。このインストゥルメントには、演奏キーのマッピングはありません。
ClapsおよびSnaps演奏パッチを使う
ClapsおよびSnaps: 演奏するベロシティに応じて、グループサイズやタイミングなどのさまざまな演奏テクニックがトリガされます。このインストゥルメントには、演奏キーのマッピングはありません。
CongasおよびCongas Bright演奏パッチを使う
CongasおよびCongas Bright: この演奏キーでは、演奏されたベロシティを使用して3つの演奏テクニックがトリガされます。低いベロシティで(柔らかく)キーを演奏すると、Conga Muteテクニックがトリガされます。中くらいのベロシティではConga Openテクニック、高いベロシティでは(強く弾くと)Conga Slapテクニックがトリガされます。
Shakers 1およびShakers 2演奏パッチを使う
Shakers 1およびShakers 2: この演奏キーでは、演奏するベロシティに基づいて異なるシェーカー速度テクニックがトリガされます。また、演奏キーを押したり放したりすると、実際のシェーカー演奏者の動きのように、シェーカーを前後に動かすさまざまなテクニックがトリガされます。
Tambourines演奏パッチを使う
Tambourines: Tambourinesの演奏では、演奏するベロシティに応じて、シェイクの速度を変えるなどのさまざまなテクニックがトリガされます。ノートを弾いたりノートから指を放したりするときにも、異なる動きテクニック(前へ/後ろへ)が使用されます。
Timbales演奏パッチを使う
Timbales: 演奏するベロシティに応じて、スティックストローク、リムショット、ロールなどのさまざまな演奏テクニックがトリガされます。