Mac の FaceTime で RTT 通話をかける/受ける
耳または言葉が不自由な場合、またはそのような相手と通話したい場合は、通信事業者が対応していれば、リアルタイムテキスト(RTT)を使って通話することができます。電話がかかってくると Mac に通知が表示され、RTT 通話として電話に出ることができます。
Mac で RTT 通話をかけたり受けたりするときは、携帯電話の通話分数が使われます。携帯電話料金が適用される場合もあります。
注記:RTT 通話をかけたり受けたりするには、macOS Mojave 10.14.2 以降を使用していて、iOS 12.1.1 以降の iPhone を使用した Wi-Fi 通話が可能である必要があります。この機能は一部の地域または通信事業者ではご利用いただけません。ネットワーク環境によっては、RTT 通話が TTY 通話にダウングレードされる場合があります。
Mac の FaceTime から RTT 通話をかける
重要:(米国)Mac で緊急電話をかけると、オペレータに警告するために特殊な文字または着信音が送信されます。オペレータがこのような着信音を受けたり、このような着信音に応答したりできるかどうかは、あなたの現在地によって異なる可能性があります。Apple は、オペレータが RTT 通話を受けたり RTT 通話に応答したりできることを保証するわけではありません。
Mac の「FaceTime」アプリケーション で、サインインして FaceTime をオンにします。
まだ行っていない場合は、iPhone と Mac で電話を設定し、RTT を有効にします。
FaceTime ウインドウの上部にあるフィールドで、通話したい相手のメールアドレスまたは電話番号を入力します。Return キーを押す必要がある場合があります。
相手のカードが「連絡先」アプリケーションに含まれている場合は、相手の名前を入力するだけで済みます。
通話したい相手の横にある をクリックし、「RTT 通話」または「RTT リレー通話」を選択します。
RTT 機能を使用できない可能性がある相手に電話する必要があるときは、「RTT リレー通話」を選択します。これにより、補助してくれる人に通話が繋がります。RTT リレー番号について詳しくは、「アクセシビリティ」の「RTT」環境設定を変更するを参照してください。
相手が通話に応答したら、「RTT」をクリックしてから、入力を開始します。
「アクセシビリティ」の「RTT」環境設定で「すぐに送信」を選択した場合は、入力と同時に文字が相手に表示されます。「すぐに送信」を選択していない場合は、Return キーを押してメッセージを送信します。
Mac で RTT 通話に応答する
Mac の画面の右上隅に通知が表示されたら、以下のいずれかを実行します:
着信に応答する:「応答」をクリックしてから、「RTT」をクリックします。(有効にしていなくても RTT を使用できます。)
通話を拒否する:「拒否する」をクリックします。
ヒント:電話を受けたくない人から着信があった場合は、発信者をブロックすることができます。
通話を拒否して、iMessage を使用してメッセージを送信する:「拒否」の横にある をクリックし、「メッセージで返信」を選択してメッセージを入力してから、「送信」をクリックします。あなたと発信者が両方とも iMessage にサインインしている必要があります。
通話を拒否して後でかけ直すようにリマインダーを設定する:「拒否」の横にある をクリックしてから、リマインダーを受け取るまでの待ち時間を選択します。時間になると通知が届きます。その通知をクリックしてリマインダーを表示し、リマインダー内のリンクをクリックすると通話が開始されます。
お使いの Mac に Touch Bar がある場合は、Touch Bar を使って通話に応答したり、通話を拒否したり、拒否してメッセージを送信したり、拒否してリマインダーを設定したりできます。