Apple Vision Pro ユーザガイド
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Apple Vision Proの使用前に空間を準備する
Apple Vision Proには衝突や転倒を防止するためにセーフティ機能が組み込まれていますが、暗い場所など、特定の状況ではこれらのセーフティ機能に影響が及ぶ可能性があるため、Apple Vision Proを装着する前に空間に障害物や危険がないことを確認することも重要です。
Apple Vision Proは、室内や屋外の管理された空間で使用し、使用中は常に周囲や姿勢に気を配ってください。動く物体により衝突の危険性がある道路などの場所ではApple Vision Proを使用しないでください。
Apple Vision Proをお使いになる前に、以下の情報をすべてお読みください。
空間を設定する
空間に、衝突したり、つまずいたり、手がぶつかったりする可能性のある障害物がないことを確認してください。イマーシブ体験の最中、またはApple Vision Proの装着中にデバイスの電源が失われたりした際には、何も見えなくなる場合があります。
電源ケーブルが引っかかって外れる可能性のある障害物(ドアノブなど)は避けてください。システムの電源が失われた場合は、ただちにApple Vision Proを取り外してください。
転倒や衝突の可能性を下げるため、空間が乾いていて水平であることを確認してください。
階段、バルコニー、手すり、ガラス、鏡、尖ったもの、高温の熱源(ストーブやオーブンなど)、窓、その他の危険があるところではApple Vision Proを使用しないでください。
Apple Vision Proに耐水性能はありません。屋外の管理された環境(裏庭など)で使用する場合は、Apple Vision Proを雨や霧にさらさないでください。
Apple Vision Proは、本機器の故障によって死傷、人的損傷、または環境上の深刻な損傷をもたらす状況(車の運転中など)における使用には適合していません。
車を運転したり自転車に乗ったりするとき、重機を操作するとき、そのほか安全に注意を払う必要のある状況では、デバイスを使用しないでください。
デバイスの使用中は、家具やその他の障害物、ペット、お子様に注意してください。
イマーシブ体験中に周囲を見る
Apple Vision Proでは空間にあるすべてのもの(ガラス、鏡、階段など)を検出できない場合があり、目の高さにあるものだけを検出できます。
周囲にあるものが検出される可能性を高めるには:
明るい環境でApple Vision Proを使用してください。
注記: 暗い場所では、認識機能が限られるため、Apple Vision Proを静止した状態で使用してください。コントロールセンターに照明を上げることを促す通知が表示される場合もあります。
Apple Vision Proの使用中は、走ったり、突然動いたりしないでください。
動くもの(扇風機など)の周囲でのApple Vision Proの使用は避けてください。
周囲にあるものがApple Vision Proに表示される状況について詳しくは、イマーシブについておよびApple Vision Proのイマーシブ中に周囲の人を見るを参照してください。
重要: Apple Vision Proは13歳以上のユーザが装着するように設計されており、それらのユーザによる使用を想定しています。13歳以上のお子様が使用する場合、使用中に大人が立ち会うべきです。